#16 家探し
アイルランドへ留学/ワーホリする多くの人々のクリアしなくてはならない課題のひとつに、家探しと職探しがあると思う。
今回は家探しについて、私がたどった過程を参考までに書きのこしておく。
ことダブリンにおける家探しにおいては、家賃の高騰と需要の過多でなかなかハードモードだという情報を渡航前から得ていたため、ホームステイの期限が切れる1ヶ月以上前から行動を開始した。
まず実施したのがアイルランドの物件検索サイト・Daftに記載されている物件への問い合わせ。
予算とエリアで条件の合うところに片っ端からメールを送り続けた。
送った問い合わせの数は21件。うち返信があったのは2件。
しかしいずれもviewingには行かなかった。理由としては、①合同viewingのような雰囲気だったため、②送った質問に対しての回答がなく、高圧的な返信だったため。
体感として、Daftに掲載されている物件は1〜2週間後から入居みたいな部屋が多かった。旧居の退去までのノーティス期間がある場合、あまりにも急な引っ越しだと家賃を払う期間がダブってしまうことになるため、もしかしたらわりとギリギリで探したほうがいいのかもしれないなと感じた。
同時に登録していたのが、Facebookのグループ。かなりの頻度で空き部屋の情報は流れてくるが、けっきょく一回も利用しなかった。
ラテンアメリカ勢(ブラジル勢)は彼ら独自のグループがあるようで、周りの友人・知人たちはそこで見つけている人が多かったように思う。
最後に、日本人用のコミュニティ掲示板であるMixB。最終的にこのサイトを通じて連絡をいただいた方のお部屋を引き継ぐことになった。
家を探している旨の投稿をおこなった。記載したのはプロフィール(年齢性別ビザの種類喫煙有無など)、予算、入居可能時期。
詐欺も多いと聞くのでドキドキだったが、投稿して2日くらいでご連絡をいただき、その後viewing、入居となった。
その他、有用だなと思ったのがLINEの日本人グループ。こちらも時々情報が流れてくる。わたしは引っ越しの際にはまだこのグループに加入していなかったため利用はしなかった。
またやはりわかってはいたものの、ツテは大きい。じっさい職場の同僚何人からか、「シェアメイトが引っ越すんだけど、部屋を探している友達はいる?」と聞かれたことがあるので、友達とか同僚とかに部屋を探していることを吹き込んでおくのはいいとおもう。
そのような感じでわたしはヌルッと決まってしまったのでこれを読んでいる方の参考になるのかどうかはちょっとわからないけれど、とにかく一つ言いたいことがあるとするなら、「家を探しているときは自分の情報はちゃんと書いたほうがいいんじゃない?」ということ。
MixBやLINEグループにおいてもたまに挨拶も状況説明もなしに「部屋さがしてます!どこでもいいです!」とだけ書いて投稿する人がいるが、私がアイルランドを去る際はたぶんそういう人には連絡はしないと思うので、最低限のプロフィールや入居可能時期&期間、予算などは書いたほうが確率は上がるのではないかなと感じた。知らんけど。
さいごに。
入居にあたっては、ホームステイ終了予定日から入居可能日まで数日あったため、ホームステイ先のホストに事情を話して少しだけ期間を延長してもらった。ほんとうに優しくてありがたい。基本的には人を助けたいという気持ちの大きい方だった。
ステイ先にはマザー・ファザーとふたりの子供(いずれもティーネイジャー)がいた。夜中に口論したり、ときどきカオスなこともあったが、綺麗で学校へのアクセスも至極便利な場所で、厳しいハウスルールや門限などもなく、かなり恵まれていたなあと思う。
宝くじみたいなものは全然当たらないけど、自分の運のよさに驚くばかりのステイだった。
直接伝えたが、この場でも改めてThank youしておきたい。Thanks a million。