【実質無料記事!】日本三(大)〇〇:日本三名園とはどこの庭園?それぞれの見所は?
こちらの投稿は、「大人散策辞典 ”wiki stroll” ~tomoaki blog~」の "Original の記事" を基本同じ内容で、記載している記事になります。Original の記事では、より多くの写真も含め記載しておりますので、併せてご参照頂けますと幸いです。
PR : amazon : 日本史関連書籍 & 旅行関連書籍はこちら!
【はじめに】
こちらのページでは、「日本三名園の概要」と「それぞれの庭園のサマリ版的な魅力」に付き記載させて頂きます。
皆様は、庭園巡りは、されますでしょうか? 私達夫婦の場合は、日本庭園の散策が好きで、居住地の川越から近い事もあり、都内の庭園の大人散策に行ったり、旅行先に庭園がある際は、出来る限りお邪魔させて頂く様にしております。はっきり言って、どちらの庭園も素晴らしく、「庭園巡りは外したことがない!」と思っているくらいですが、そんな庭園巡りの中で、「あえて気になった庭園を上げて下さい」と問われれば、都内では、「小石川後楽園・旧古河庭園・芝離宮」といった辺りで、旅行先では、「玄宮楽々園・栗林公園・水前寺成就庭園」といった辺りだと思います。個々人の趣味嗜好や、参らせて頂いた際の季節や天候によっても変わると思うので、あくまでも「あえて選ぶのであれば…」のスタンスではありますが…。先の庭園も含め、本ブログでは、その他の魅力的な日本庭園も紹介しており、「庭園のカテゴリー分け(=タグ付け)」に関しても、記載させて頂いております。
そんな庭園好きの私達夫婦が、先日テレビを拝見している際、「日本三名園」なる言葉に出会いました。庭園好きの私達夫婦にとって「調べずにはいられないワード」でしたので、日本三名園に属する3つの日本庭園と共に、こちらのワード:「日本三名園」を調べさせて頂きました。こちらのページでは、その内容を共有させて頂きます。【日本三名園とは?】
まずは、「日本三名園」なるワードから記載させて頂きます。Wikipediaの「日本三名園」の項目には、以下の様にあります。
「兼六園(石川県金沢市)」、「後楽園(岡山県岡山市)」、「偕楽園(茨城県水戸市)」が、日本三名園と言う事になる様ですが、園内を散策して楽しむ回遊式庭園(本ブログ別記事で、庭園のカテゴリ分けに関しては記載しています)以外の庭園は対象外と言う理解をさせて頂きました。回遊式庭園の代表格と言えば、大名庭園。加賀・前田氏の兼六園、備前岡山・池田氏の岡山後楽園、徳川御三家・水戸徳川氏の偕楽園、どれも有名な大名庭園で、(上記にも記載しましたが、個人の趣味嗜好もあると思うので、他の日本庭園で「こちらの庭園の方が…」と言った意見もあるでしょうが…)日本三名園に選ばれるのも納得のライアンナップだと思った次第です。
また、上記引用の中に「雪月花」と言う言葉がありますが、これもWikipedia出調べてみますと、以下の様にあります。
私個人は、あまり文学的素養を持ち合わせていない為、上記の情景を明確に思い浮かべる事は出来ませんが、雪・月・花と言った美しい景観を取り合わせた景色が美しいものだと言う事は理解が出来、「雪吊りをした松と共に、雪の積もった景色」を「兼六園」では思い浮かべる事が出来ますし、夜の「岡山後楽園」で、「手入れされた芝と池泉、そして天守を月と共に眺めつつ望む景色」は格別だと想像してしまいますし、「梅の花とその香りを感じつつ散策」出来る「偕楽園」は、正に大人散策でしょうし、改めて「兼六園・岡山後楽園・偕楽園」は、日本三名園にふさわしい庭園だと思った次第です。
そして、思ってしまいました。兼六園以外、まだお邪魔できていないと…。
【日本三名園のそれぞれの概要】
まだ、兼六園以外お邪魔できていない日本三名園ですので、「兼六園」関しては、自身が訪れた時の感想と共にご紹介させて頂き、「岡山・後楽園 / 水戸・偕楽園」に関しては、今後の訪問に向けた前準備としての調査内容を強共有させて頂く形で、以下に記載させて頂きます。
■兼六園(石川県金沢市)
まずは「兼六園」から。本ブログ、別記事でも更に記載しておりますが、そもそも兼六園ですが、Wikipedia にて、基本情報を抑えさせて頂きますと、以下の様にあります。
簡単に要約すると、「日本三名園の1つで、1600年代後半から、作庭が開始され、代々の藩主により手が入り、藩主や重臣の”宴の場”として活用され、1800年代中盤に、ほぼ現在の形になった庭園で、『宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望』の6つの景観を兼ね備えているとの事から、松平定信が兼六園と名付けた」、といったと頃でしょうか? ”兼六”、の語源は、宋の詩人・李格非の『洛陽名園記』に由来するらしいですが、この「宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望」を、私なりの理解で記載させて頂くと、以下の様になります。
宏大 = 広く大きい
幽邃 = 奥深く静か
人力 = 人の手により景観を適切に保っている(匠の技、センス?)
蒼古 = 古式ゆかしい趣
水泉 = 清らかな水
眺望 = 美しい景色
この様に理解しており、実際にお邪魔し思った事は、兼六園は「宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望」を兼ね備える、正にその名に恥じない庭園だと思った次第です。しかしながら、お伺いした際は、玉水院丸庭園は工事をしており、拝見する事が出来ませんでした為、改めてお伺いいたしたく、チャンスを狙っています。
■後楽園(岡山県岡山市)
次に「岡山後楽園」。こちらは、まだお邪魔した事がない庭園ですので、今後の訪問につけ、調査も含め、Wikipediaを調べてみますと、以下の様にあります。
「江戸時代の初めに、池田剛政によって、14年かけて作られた庭園」と理解させて頂きました。何処のテレビ局だったか忘れましたが、岡山後楽園の紹介をしている番組がありその中で、岡山後楽園の魅力を知りました。一言一句覚えている訳ではありませんが、以下の様に記憶しております。
「岡山後楽園の魅力は、(時には洪水で苦しめられた)豊富な水を利用した、曲線が美しい『曲水』と手入れされた芝のコントラスト。そして、それらを調和させる天守の借景。夜間、天守を借景にした水と芝の調和のとれた雄大な姿に月が浮かぶ様は、日本三名園における『雪月花』の『月』の風情を見事に表現しており、日本を代表する庭園である。また、瀬戸内海から運んだと言われる「巨石」も見所の一つで、「あまりに大きすぎたので、一回割ってから運び、再度現地で組みなおした」と言われているので、その痕跡も含んで楽しんでほしい」
確かに、岡山後楽園をテレビや写真で拝見すると、雄大と言えるその景観は非常に魅力的。流店の中を流れる水は、適切に配置された石と共に日本人好みの風情があるある空間だと思います。藩主との居間として作られた「延養亭」(戦後の再建の様ですが)も風情があり、桜やツツジ、アヤメにハス、紅葉と1年を通じて植栽も楽しめる空間。訪問しない理由はない程魅力的ですが、まだ訪問できていないので、様々想像してしまいます。同時に、実物は見ずとも、これだけ楽しめる岡山後楽園は、やはり日本三名園の1つだと改めて思った次第です。
■偕楽園(茨城県水戸市)
最後に「偕楽園」。こちらもまだお伺いできておりませんが、魅力的な庭園である事、間違えないと思っております。Wikipediaの「偕楽園」の項目には、以下の様にあります。
本ブログ別記事で紹介した「小石川後楽園」。その記事内で以下の様に記載させて頂きました。
『「小石川後楽園」は、徳川御三家の1つ、水戸藩の中屋敷(後に上屋敷)に作られた日本庭園で、水戸藩初代藩主の頼房によってつくられたと言われるが、時の将軍・家光も関与し、現場では、徳大寺左兵衛が腕を振るったと言う事の様で、次の代の光圀の代で完成した庭園』と理解。表情豊かで光圀の中国趣味が反映された庭園は、「外交の場」としての役割も担っていたようで、当時の政治の表舞台を江戸城とするのであれば、「小石川後楽園は、(そんな役職は無かった認識ですが)副将軍として、表の政治を支える外交の場としての役割」も担ってきた庭園ではなかったのかと、勝手ながら想像。「池泉の広がる日本庭園の中に、中国的色合いをちりばめた、(書き方難しいですが)和中折衷的大名庭園の先駆け(手本)となった庭園」と言うのが、個人的な印象で、「士に当たりては天下の憂い先んじて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむなり」から後楽園と名付けた、光圀の人柄と先進性を実感できる庭園が、「小石川後楽園」だと、思っております』
参勤交代がなく、基本、常に江戸にいた事から、副将軍と言われた水戸徳川家の東京の庭園・小石川後楽園。上記「Wikipediaからの引用」と「小石川後楽園に関する個人的な理解」を合わせて考えると、水戸徳川家の「中国趣味的色合い」・「学問を大切にする心と高い教養」・「民衆を思うポリシー」が、水戸家代々に受け継がれって来た思想であると感じてしまいます。
同時に、昔読んだ書籍には「偕楽園に梅が植えられた理由には『軍事的 / 飢饉に対する備え』の側面もあると言われている」と書いてあった事を記憶しており、政治家としてのポリシー(民衆愛)と実用性(軍事/飢饉に対する備え)を具現化した庭園が「偕楽園」であるとも思った次第です。
そんな水戸徳川家の歴史に思いを馳せつつ、この庭園を散策する事で、ただの散策が、大人散策になると思うので「是非お邪魔したい!」と改めて感じてしまいました。
【最後に】
以上が、「日本三名園の概要」と「それぞれの庭園のサマリ版的な魅力」に付き記載させて頂いた内容になります。
どちらの庭園も、日本三名園の名にふさわしく、魅力ある庭園である事を改めて認識させて頂いた次第です。それぞれ、別記事で今少しそれぞれの庭園に付き、以下のリンクより、ご参照頂けますと幸いです(加賀・前田氏の兼六園、備前岡山・池田氏の岡山後楽園、徳川御三家・水戸徳川氏の偕楽園)。
尚、追加の情報として、上記にも引用させて頂きました、Wikipediaの「日本三名園」の項目には、以下の様にもあります。
「日本三名園:兼六園、岡山後楽園、偕楽園」と言っておきながら、「栗林公園」の方が優れていると…。確かに、「栗林公園」は、素晴らしい大名庭園で、松の手入れが行き届いたその景色は、繊細ながらもダイナミックで、最も好きな庭園の1つですが…。先にも記載しました通り、庭園は訪れる季節や天候、個人の趣味嗜好により、それぞれの好みがあると思うので、個人的には賛同できますが、「日本三名園よりも優れている」と言いきってしまう事に関しては、少々違和感があります…。庭園は、個人の感性で、それぞれの庭園の良さを楽しむものだと思っていますので!
日本には、まだまだお伺いできていない庭園も多くあり、今後も事ある毎に庭園巡りを実行させて頂こうと思っており、それぞれの庭園のそれぞれの魅力を大人散策で楽しませて頂こうと改めて心に誓いました。
尚本ブログでは、東京旧古河庭園、東京椿山荘、神戸相楽園、京都無鄰菴、高松栗林公園、熊本水前寺成就園、山梨恵林寺庭園、甲府常磐ホテルの庭園、平泉毛越寺庭園、名古屋徳川園、二条城二の丸庭園、川越喜多院の紅葉山庭園/中院の庭園、熱海の起雲閣、旧芝離宮恩賜庭園、小石川後楽園、清澄庭園、浜離宮、六義園、新宿御苑、日本三名園:金沢兼六園・岡山後楽園・偕楽園等、全国各地の庭園も紹介しており、「日本庭園のカテゴリ分け(庭園分類)」に関しても記載しております(更新中あり)ので、下記一覧表をご活用いただき、ご参照頂けますと幸いです。
以下、上記紹介しました「各庭園の周囲も含めた大人観光スポットを一覧で把握でき、実際に現地訪問した際でも自身の位置をスマホで確認しつつ大人散策できる地図(Google My Map で作成:以下のイメージ)」については、有料での記載とさせて頂きますが、「大人散策辞典 ”wiki stroll” ~tomoaki blog~」の Original 記事では、無料で開放しています。有料エリアのご購入、フォローによるクリエーターサポート等の応援は、喜んで受けさせて頂きますが、「大人散策辞典 ”wiki stroll” ~tomoaki blog~」の Original 記事と併せてご参照頂ければと思っております。
PR : amazon : 日本史関連書籍 & 旅行関連書籍はこちら!
ここから先は
記事を読んで頂き、ありがとうございます 皆様にお役立ちできる記事の作成、努力して参ります!