【実質無料記事!】猿ヶ京での楽しみ方:歴史と自然を感じる、大人観光地-猿ヶ京温泉周辺のおすすめスポット③:城跡大人散策 (群馬)
こちらの投稿は、「大人散策辞典 ”wiki stroll” ~tomoaki blog~」の "Original の記事" を基本同じ内容で、記載している記事になります。Original の記事では、より多くの写真も含め記載しておりますので、併せてご参照頂けますと幸いです。
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【はじめに】
本ブログの別記事で、猿ヶ京温泉の旅籠屋丸一や生寿苑、湖城閣をご紹介しました。それぞれのお宿情報は、別記事をご参照頂きたいのですが 、今回は「猿ヶ京温泉近辺における城跡を巡る散策情報」をご紹介します。
他にこの近辺の散策情報として、 「三国街道の散策情報」 、「観光協会が企画していると思われる『お願しょめぐり』・『手湯めぐり』」や「いいとこどりの周辺散策情報」等も紹介していますが、 今回はキーワードを「城跡」絞って、ご紹介させて頂こうと思います。
そもそも、「猿ヶ京」と言う地名の由来ですが、あの「上杉謙信が名付親」の様です。猿ヶ京温泉観光情報協会のホームページによると以下の様にあります。
猿ヶ京温泉の南東には、真田家・北条家と因縁深い、沼田城があります。越後から上杉家、信州から真田家、関東(小田原)から北条家が出てきて「ぶつかったエリア」と言う事です。そんな背景を持つこのエリアの「城跡散策情報」として、今回は「名胡桃城、小川城、猿ヶ京城」をメインにご紹介します(また、この近辺のもう少しだけ外側の近辺にある、岩櫃城、沼田城も別記事で紹介していますので、併せてご参照ください)。
【猿ヶ京周辺の城跡散策情報】
私達夫婦の住まう川越からは、車であれば、2時間弱で行けてしまうこのエリア。猿ヶ京温泉にも、何度か脚を運ばせて頂いております。車のケースもあれば、公共交通機関を利用させて頂くケースもありますが、もし城跡をメインに回られたいのであれば、車、もしくは自転車(ポタリング)での散策をおすすめします。理由は簡単で、少々距離があるからと言う事です。
不可能ではないと思いますが、それぞれ若干の距離があり(詳細は以下地図をご参照ください)、折角この地までいらしたのであれば、沼田城・岩櫃城も視野にして頂きたく、これらをすべて、徒歩で回るのは、結構な工程と思われるためです。以下に、それぞれの城跡情報を記載しますので、ご参照ください。
①名胡桃城
皆さんは、名胡桃城と言う名前を聞いた事がありますでしょうか? 恐らく半数位の方は聞いた事があるのでないかと思います。そうです、秀吉の北条討伐(小田原攻め)の直接的なきっかけとなった「名胡桃事件」の正にその現場となったお城です。Wikipediaの力を借り、もう少し事実確認してみますと以下の様にあります。
「略」を入れたにも関わらず、少々長め引用になってしまいましたが、概要は見えたのでないかと思います。実際にこの城跡に参らせて頂くと、利根川の河岸段丘(?)の上にそびえる城で、沼田方面が良く見え、守りやすい地形の上、堀もしっかりと巡らされており、更に真田氏の居城方面の上田を背後に背負う形となるので、真田氏にとっては、関東への最前線の基地として、重要であった城なのだろうと思えてきます。
城跡の中の建物には、「真田丸」に関連した展示物もあり、真田の赤備えのレプリカを見る事も出来、歴史好き、真田好きであれば、是非訪れて頂きたいスポットです。
②小川城
小川城は、上毛高原駅から、徒歩圏内(徒歩5分程度)にある、非常にアクセスの良い城跡です。少々見にくいのですが、以下の写真によると、名胡桃城同様、沼田城を築城した沼田氏が築城したお城で、時代の流れと共に、北条氏・上杉氏・真田氏とそれぞれの名前が登場しており、関東の覇権を争った最前線のお城であった事が想像できます。
城跡その物は、堀跡がしっかり残っており、上記、名胡桃城同様、「石垣を備えたお城」の派手さはありませんが、工夫が凝らされた城跡である事、良く理解できます。今回お邪魔した時は、秋でしたので、紅葉も美しいものでした。さほど大きくはありませんで、道を挟んだ周囲に、民家や畑がありますが、その辺りにも、二の丸跡・真田氏の陣屋跡、といった看板も目に付きましたので、居住者・所有者の迷惑にならない事が前提ですが、散策してみるとこのお城の規模感を感じることが出来ます。
尚、この付近に駐車場は見当たらなかったので、上毛高原駅の時間貸しの駐車場の車を止め、大人散策させて頂きました。
③猿ヶ京城
こちらの猿ヶ京城の城跡には、現在、別記事で紹介したその名も「湖城閣」と言う温泉宿がございます(現在休館中の様子)。周囲(北側)は堀の跡が残っており、城跡であった事が理解できます。また、東・南・西は、現在は赤谷湖(ダム湖)となっていますが、当時も断崖であった事容易に想像でき、鉄壁の守りであったろうと認識でします。
湖城閣(温泉宿)の駐車場には、猿ヶ京城の説明看板があり、小川城同様、北条氏・上杉氏・真田氏のそれぞれの名前が出てきますので、こちらも「関東の覇権を争った最前線のエリア」らしさを感じる事の出来る場所です。そしてこの城跡には、現在温泉宿が建っていますので、「城跡に宿泊する」事が出来るのです。私達夫婦も、こちらに宿泊させて頂きました(現在休館中の様ですが、別記事でこの湖城閣は紹介していますので、ご参照ください)。
④・⑤ 沼田城・岩櫃城
上記、3つの城跡からは、少々離れますが、それぞれと関連深い、沼田城・岩櫃城にも足を延ばされてみてはいかがかとも思います。沼田城・岩櫃城(四万温泉の温泉宿情報と一緒に紹介した記事もありますが…)に関しては別記事でそれぞれ記載していますので、そちらをご参照頂ければ幸いです。
【最後に】
上記それぞれ紹介させて頂きましたが、皆様は、この地域の歴史をどう思われましたでしょうか?
名胡桃城を中心に見て、南東には、沼田城があります。そこを南に進むと、埼玉・東京方面となりますが、東に行くと老神温泉・川浦温泉があり、その先を超えると日光の戦場ヶ原・中禅寺湖に至ります(別記事で紹介しています)。また、西に進むと、上記引用からご推察の通り岩櫃城を抜け、真田氏発祥の地、信州・上田(別記事で紹介しています)に到達します。北側に目を向ければ、三国峠を越え、越後・春日山城(新潟も別記事で紹介しています)に行く事が出来ますので、この猿ヶ京も含んだ沼田近辺は、戦国期に関東の覇権を争った、それぞれ(上杉・北条・真田(武田))にとっての最前線であった事、容易に想像できます。
そんな歴史的背景をもつこれらのお城(名胡桃城・小川城・猿ヶ京城、そして沼田城・岩櫃城)に、皆様も足を運ばれ、この地域の歴史を肌で感じてみてはいかがでしょうか?
以下、上記紹介しました「各スポットを一覧で把握でき、実際に現地訪問した際でも自身の位置をスマホで確認しつつ大人散策できる地図(Google My Map で作成:以下のイメージ)」については、有料での記載とさせて頂きますが、「大人散策辞典 ”wiki stroll” ~tomoaki blog~」の Original 記事では、無料で開放しています。有料エリアのご購入、フォローによるクリエーターサポート等の応援は、喜んで受けさせて頂きますが、「大人散策辞典 ”wiki stroll” ~tomoaki blog~」の Original 記事と併せてご参照頂ければと思っております。
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