内側のぞくと実はシャイなおばちゃんだった同僚
この記事を見つけてくださってありがとうございます。
子供達が巣立って、自由に活動できる年齢になってる友人や同僚が何人かいます。
みんな子供が巣立っているので、ヒマを持て余しているおばちゃん世代。
生きてきた人生がそれぞれだから、価値観もすっかりできあがっていて、とても個性的な方が多いことも特徴です。
行きたいところに行くけど、一人はイヤ
このご時世、ご近所もPTA仲間も古い友人達も、みんな働いています。
モチ!それは生きていくのにお金が掛かることが多いから、現金収入が大切。
それもあるけど、働きに行くと家族以外の人と話しができて、衰え掛かっている脳がめっちゃ活性化するからっていうプラスの効果が得られます。
時間がたっぷりあるのは、母親ばかりではありません。
もちろん母親の配偶者である父親も、子供が成人すると自由な時間がたっぷりになります。
父親には日頃からどっぷりはまりたい、釣りやゴルフがありますから週末はお仲間と不在になることが多く、そこに母親を同伴することはありません。
すると、母親は出かけたければ、行くところやすること、見つけなくちゃ!ということになります。
そうだ!旅行はどうか?
う~ん、旅行に行こう!!
行き先は、意外とすぐに決まります。
子育て中は行きたくても、なかなか出かけられなかったのです。
さぁ、決まった。
そこで、考えます。
一人で行くか、誰か誘うか。
こういうとき、一人で行ければ行くんだけど、誰か道連れ欲しいとおばちゃん世代は思うんです。
結局、一人では行けそうにないっつ~ことなんですよね。
そうだ!いつきさんを誘おう!
いきなり、職場でお誘いが掛かります。
ある日突然のスカウトなので、
一人でヒマなオーラを発してしまっていたのか…と、私は慌てます。
運良く、お誘いの日程は、予定が空いていたのでお供することにしました。
沢山の人を誘わない理由
この方、Kさんといいます。
勤続15年以上のベテランさん。
いつも、みんなに満遍なく声をかけている素晴らしい方です。
事務所のムードメーカー的な存在ですので、職場のお母さんというイメージがあります。
みんなに声をかけないといけないという仕事の担当でもあり、
入社以来異動していない、ずっと同じ仕事に就いて、良くも悪くも自分流にこなしている方でもあります。
ある日、職場のリーダーが「今度の休みにみんなで出かけない?」と誘いました。
Kさんは「私は遠慮する」と言います。
いつものKさんではない一面を見ました。
そういえば、長いお付き合いのなかで、みんなと大勢で出かける姿を見ていないなぁと思います。
Kさんをやまと式かずたま術で観ますと、
お名前の数のなかに、実は沢山の人数は苦手だということがわかる数がありました。
人は、内面的な性質と外面的な性質を使って生活しています。
この性質のなかに、どのくらいの人数のなかで自分らしくやっていけるのかということがわかります。
Kさんは内面と外面の性格の両方に、沢山の人数は苦手で気の合う少数の人といることが快適だという数を持っています。
どちらかと言うと、内面的にはごく少数が快適なんです。
自分らしさを発揮できる人数
そんな経過で、私はKさんにお供しました。
Kさんは運転できないので、私が運転している間、Kさんは機関銃のように話しまくります。
話が途切れないので、ナビが案内している道を間違えることも度々だったりします。
「Kさんは、話題が豊富ですね。」と私が言うと、ご本人から「私は無口」なのだと返ってきました。
この時は2人だったので、Kさんには心地よいと思っていただけたのか、話が弾んだのだと思います。
快適に感じる人数って、人により様々ですね。
快適だと感じると、今まで話せなかった想いがあふれてきて、ご自分が思った以上に話しができることがあります。
Kさんのように、少ない人数が良い人。
これとは逆に、沢山の人のなかにいたほうが自分らしく生きられる人がいたり。
実は、こういう性質って、自分が一番よくわかっているんですよね。
持って生まれてきているものなので、自然に不得意な人数とのお付き合いは避けるって言うのは本能的にしているのだと思います。
長い人生は人付き合いの連続
働いている以上は、同僚や上司、お客様などの「人と人が関わり合う社会の中」に居ないといけません。
関わる相手がどんな特性を持っているのか、理解して接していくことは相手を理解すると共に、自分が上手に生きていく技のようなものでもあります。
私はKさんのマシンガンのような話のおかげで、聴いてますよという相づちの種類がとても増えて上達したわ~と思います。
人と接することでストレスを抱えないように、相手を理解するツールを何か一つ持っていると、クセ強めのおばちゃん仲間とも丸く付き合っていけるかなと思う節分でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?