自分のくらしを考えるとき。
こんにちは。東京都育成会権利擁護支援センターです。
初回投稿を見ていただき、ありがとうございました😊今回は、「暮らし」をテーマに書いています。
暮らしのカタチ
どこで誰と暮らす?
誰しも、「どこに誰と住み、どんな暮らしをしていきたいか」は日々の生活を継続していく上でとても大事なことですよね。
「障害のある本人の暮らし」を考えると、選択肢は多くないかもしれませんが、一つに限られたものではありません。
でもそれは、本人が住む場所、つまり住まう「箱」だけに着目してしまうことで、「選択肢が多くない」と感じてしまうのかも。
そして、その「箱」の中で何ができるか、という見かたで暮らしを考えてしまうと、更に小さく決められた暮らしになってしまう気がします。
障害があってもなくても、暮らしを考える上で大切にしたいことは、本人が「どんな暮らしをしていきたいか」、本人にとって「どんな空間や環境が心地よいか」ではないでしょうか。
思いを伝えられる場所
あなたの街はどんな街?
「どんな暮らしをしていきたいか」と改めて考えると、すぐには具体的に出てこないかもしれません。
住んでいる街のこんなところが「好き」。それはなぜ?といった感じで、住む街の「いいな👍」を見つけていくことで、本人なりの暮らしのカタチがみえてくるのかも。
ここでおすすめなのが、「地域のいい場のフィールドノート」です。
法人本部でのワークショップから生まれた1冊です。
本人にとっての「心地よい」とはどんなことなのか。まずは自分の感覚を見つめること、自分以外の人の感覚を知ることも大切です。
まさにそれができる1冊かと!是非参考にしてみてください。
●地域のいい場のフィールドノート
http://www.ikuseikai-tky.or.jp/corporation/news/20230315.html
親の会活動から
皆さんのお住まいの地域、または近隣の地域にも親の会があるのをご存知でしょうか。
東京都手をつなぐ育成会(親の会)では、それぞれの地域で暮らす障害のある本人やその家族とともに、ご本人の権利擁護(理解啓発や見守り、相談等)を中心に活動を行っています。
(*地域の親の会支部の情報は以下リンクより)
センターにもこんな相談が寄せられ、親の会を紹介することがあります。
「相談」というと少し堅苦しいような・・・。同じ親や家族という目線で共感し合ったり、「つながる」ことで安心感に繋がるのではないでしょうか。
思いや希望の向こう側
自分が感じた思いを誰かに伝えて認めてもらえる、ということは、とても大切なことだと思います。
本人さんとのやりとりを1つ紹介します🍀
知的に障害のある人は、言葉としての発信が少なかったり、相手に伝えるということが得意ではない人もいますね。
見つめる先に何が見えているのだろう、見えていなかった思いに少し触れ、本人さんが大切にしていることは何か、考えるきっかけになったやりとりでした。
🤷♀️へぇ・へぇ・ほぅコーナー🤷♂️
以下、へぇそうなんだ~、ほぅほぅ知らなかった…とつぶやきながら見ていただければと思います🔗
・中井やまゆり園改革のアクションプラン (神奈川県ホームページ)https://www.pref.kanagawa.jp/docs/dn6/prs/r13856475.html
⇒初回記事の中井やまゆり園について、7月末に改革プログラムの実施に向けた計画(アクションプラン)が策定されました。
・「市町村・都道府県における障害者虐待の防止と対応の手引き」及び「障害者福祉施設等における障害者虐待の防止と対応の手引き」一部改訂について 令和5年7月(厚生労働省ホームページ)
⇒リンク内ページ下段までスクロールすると、改訂版の手引き、【事務連絡】の中には、主な改訂のポイントがまとめられています。
※次回予告・・・暮らしとつながるおカネのこと。
今回、「おカネ」の話もしたかったのですが、できませんでした🤦♀️💦ので、次回また覗きにきてください!
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