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シナリオシステム十二日目

▽***“エントロピー的な作業。砂粒に混じった砂金の見つけ方。光を当てて輝くのが砂金。では砂の量が砂漠のようであるのと、桶に少しだけなのでは、どちらがよいか。単純に砂金が同量あるならば後者だ。“

“情報の海に後ろ向きでコインを投げ入れたとき、その波紋は周期性、つまり≒(ニアリーイコール)な姿を作る。


▽***“偏見とは偏った意見の見方を言う。鴉(クロウ)である君は体感で感じたはずだ。人はできることしかできない。ならば選択肢が多く取れた方が有利だ。

▽***“私か?私のことは案山子(スケアクロウ)の性質を担うものとでも思ってくれれば良い。トーテムとは環境に依存する目印だ。きみも君だけのトーテムを知っている筈だ。

▽***″……まあ何というか、誰のものでもないものを、占有した気になる日もあるさ。悲しいのはそんなことに必死になって守ったものが、その時の意地と自尊心程度で、そんなものに固執しなければ既に生きていけない道筋ができていた、というところか。″

″勧善懲悪が世の常だが、それは進むための導に他ならない。そうして進むと、針の穴に糸を通すようにもなる。“

“ひらめきが即ち天啓である、と思うのならその時は思考を放棄してもいいと思う。納得するかは自分次第だからだ。“

▽***“カカカ、忘れ物と落とし物はトーテムが知っているぞよ。さまざまなる巡り得る思考とは、既に私たちが満たされ満足しているがゆえの…。いくら積み重ねても、サイクルを突破するのは限られたこと。夢を見なくなったものは、“為す“ことを努めるべきではある。“

“価値とは自分が付けるものだ、物の価格とは違う。やがて巡りを知るだろう。あなたは心に何を見る?“
 
“蜘蛛(ちしゅ)が何故“くも“と呼ばれるのか? 編んだ糸は鋼鉄のそれよりもしなやかで丈夫だ。“

“ポイントはトーテムにある“座標“であり、目印であり、それらは確率ですら引き寄せる。確率装置は既にありふれたものだろう? 計算の手前さ。“

▽***“まったく、最近の空気は辛気臭くてかなわない。何気ない感謝が大事なのだ。小さな喜びの積み重ねが不幸の少ない幸せを作るというのに。わざわざ悪態を吐きたいものなどいないさ。ただの浄しわすれた心の澱だろう😮‍💨? 普通のことに一々目くじらを立てるでないよ。これ、おまえさんも他人というものを知りなさい。それは自分を形作る、自分以外の人に他ならない。多くを愛し、ただひとつだけ真なる実を知れば良いだけ。他でも似たような話はいくらでもある。世迷言は世の常だよ?“

▽***“隣り合うものは相互補い合うから自然なことなのだ。ただそれだけのこと。“

とりあえず、今日はもうゆっくりお休み。


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ほづみわたる
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