人工衛星について勉強 -人工衛星って何?-
人工衛星について知ってる人って意外と少ないのかも?と思ったので(自分もそうなので)勉強がてら載せようと思います。続くかも?
人工衛星って何?
ニュースなどを見てると人工衛星という文字を見ることもありますよね。「人工衛星、人工衛星って言ってるけど何それ?」「宇宙に漂ってる太陽光パネルみたいな何かを付けた物体だということはわかる」と思う人も多いかもしれません(自分がそうです)。今回は人工衛星って何?何してんの?というところをざっくり書こうと思います。
人工衛星とは、人が作った衛星(惑星の周りを周回している天体)のことだそうです。天体作ろうとするなんて、昔の研究者は頭おかしいですね。どういうことなんでしょうか(褒め言葉)。
人工衛星は主に地球の周りを回って、地球を上から見るとどうなってるかなーと見てみたり、地上にインターネットの電波を送ったり受け取ったりしています(離島や山奥などインターネットが繋がらない所でも、衛星のインターネットを使えば利用できるのだとか。一部の日本でも過疎地域などで使われているそうです。中でもスターリンクが有名かなと思います)
人工衛星がどうやって宇宙まで行っているのかというと、まずロケット(最近種子島でH3ロケット打ち上げられましたね)に人工衛星を一緒に載せて宇宙まで飛ばして、宇宙にたどり着いたら、人工衛星を載せた部分(ロケット先端にあるフェアリングという部分)だけを切り離します。こうして宇宙を漂うことができるわけです。
今年7月に打ち上げられたH3ロケットの例で言うと、あれには地球観測衛星「だいち4号」が搭載されていました。
人工衛星って何に使われている?
具体的には、気象や地形、災害や環境変化が起きていないかという地球の観測をする地球観測衛星、電波を使って無線の中継や放送を行う通信衛星と放送衛星、位置情報を測るために電波を放つ測位衛星など、衛星によって役割が分かれています。
地球観測衛星では地球にある温室効果ガス、黄砂やPM2.5などのエアロゾル、台風や降雨の状況、流氷の分布、海面温度、プランクトン濃度、植生分布などを見ることができます。プランクトン濃度(どれだけプランクトンがいるか)が高ければ、プランクトンを餌にする魚も近くにめっちゃいるかもしれない…と漁場予測ができたり、降雨の状況がわかることで天気の情報提供に役立てることができたりできます。
衛星データを元にこうしたサービスを提供しているスタートアップ企業は世界で増えているそうですよ。自分もやりたいですねー、、
通信衛星はインターネットや電話の送受信をしたり、データのやり取りをしたり、とにかく宇宙空間と地上とで送りあっている感じです。キャッチボール的な感じです。
放送衛星はテレビ放送やラジオ放送のために一方的に地上に送信します。ドッヂボール的な感じですね(この例えで合っているかはわからないけど)
測位衛星は自分の位置情報を地上に送信しています。よく我々が使っているマップアプリでは、スマホがその測位衛星の位置情報を受信して、それをもとに地球上にいる自分の位置情報を計算するという仕組みだそうです。マップアプリで出てくるのは測位衛星の位置情報ではなくて、その位置情報からスマホが計算したあなたの位置というわけです。GPSはこういう仕組みですね。うん。
ちなみに地球を観測しているものは人工衛星で、それ以外の天体を観測しているのは探査機だそうです。2018年に小惑星「リュウグウ」の探査をした「はやぶさ2」なんかは探査機。
今日は力尽きたのでこの辺にします。気が向いたらもっと掘り下げたい。
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