有効数字
有効数字!!
どうですか!厳密な使い分け出来てますか!
何となくで桁数を統一させて満足してないすか!
僕はさっき知った(え)
有効数字。実習や、誰かの指示で実験を行うことがほとんどで、大抵は有効数字何桁で〜、指定されてるからさ、深く考えたことって意外と無くない?
計算問題解く時も、最後に値合わせて終わり!
それくらいの認識。
んー実際有効数字が問題になってくるのって、研究、開発部門ではあまり無いよね。厳密に気にしている人はあまり見た事ないかなぁ。細かい性格の人がちゃんと記録取ってるのを見るなぁ、くらい。
(大抵、誤差って言っておけば何とかなる)←良くない
ただし、測定、分析班ではおそらく厳密な記録が求められるものと思う。やってくうちに、必然的に有効数字のなんたるってのはすぐ理解出来るものとは思うんだけど。
で、佐藤に関しまして、厳密な取り決め分からないけど、必要になったとき調べればいいかな〜と思って今に至るわけですが、
さっきチラッと読んだ教科書に書いてあって、ホエェーってなったので、シェアしようと思ったよ!
基本的には、測定機器に表示されている値が有効数字になります。代表は電子天秤。
こちらの写真では1000.03gと表示されていますが、この場合は6桁を有効数字として読み取ります。
こちらの電子天秤は10^-2gまで測り取れるもののようなので、例えば「1.03g」と表示されていたら、有効数字3桁として読み取り、記録します。
あとメスシリンダーなど、メモリを読み取る系の器具は、目測で目盛りの1/10の値までを読み取ることが求められます。それであなたが読み取った値が有効数字となる場合が多いみたいです。なので、不確かさが大きく現れそうですよね。
計算のやり方に関して、上記の「1000.03g」と「1.03g」について、例えば足し合わせて有効数字3桁で出せと言われたとき、予め有効数字数字を3桁に揃えて(1000.03→1000と有効数字4桁目を四捨五入)計算する人もいれば、そのままの値で計算し、最後に四捨五入をして、有効数字を揃える人もいると思います。
指示されているやり方に従うのは前提ですが、何も指示がないならそのままの値で計算して、最後に桁を揃えるやり方が無難です。はっきりいってめんどくさいですけど、有効数字を気にする場面とは往々に厳密さを求められている場合が多いので、頑張りましょう。
で、有効数字の意味についてはご存知ですか?
例えば有効数字3桁で「100」という値がある時は、その値は「99.5~100.4」の範囲にある、という意味になります。一つ下の桁を四捨五入した値が有効数字って事ですね。
とまあ、ここまではほとんどの方は理解しているんだと思います。
で、ここからが問題なんですけど、
例えば、
「12300000」という値、
これ、有効数字何桁でしょうか?
3桁ともとれるし8桁ともとれますよね。
ただ少なくとも、何も説明がなければこの場合は8桁として扱うべきです。
このようにそのままの数値を記入してしまうと、有効数字なのか、桁を示す値としての0なのか、分からなくなる場合があります。
なので、「1.23 x 10^8」と、このように書くことが多いのです。
この表記であれば、有効数字は3桁であることがわかりやすいですね。
「12300000」
数字としての0なのか、有効数字なのか、分からない。
これは小数の場合も同じです。
例えば「0.0000123」
この書き方だと、有効数字8桁なのか、3桁なのか分かりません。
「1.23 x 10^-8」と、このように数字と桁数を分けて表記する事で有効数字を分かりやすく出来ます。
桁数を「x 10^n」と示す必要があるのはこの為なんですね〜〜〜。
以上です。
おやすみなさい。明日もいい一日にしましょう!
ください。