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自己紹介PartⅡ など

先に紹介した「タバコの火事件」や「小説の情景具体化現象」のほかに
私は行く先々で〝滅び〟をも司ってきた。

新卒一か月で退職したK久(漬けもの会社)は、その後4,5年で倒産。
おそらく売り上げの伸び悩みで財務状況が悪化したのでしょう。

それ以前の就職活動でも、K広告というのがあったんですが、これものれんを畳んでます。
端緒は家具屋との不透明なつながりが明らかになってからだと思う。

そこの就職試験問題で
VTRというのは何の略か
というのが出まして
私は「ビデオテープ・リプレイ」と書きました。
正しくは「ビデオテープレコーダー」です。
そんなこんなで、そこも不採用になりましたとさ。

また、30代では
自分で就職情報を調べてB舎という学習塾に採用になったが
のっけから研修キツかったなあ。
「声が出てない」って言うんです。
以降、私は声のトーンをひとつ上げて研修に臨んだが
そこは講師も塾生も〝恐怖のタガ〟で縛りつけているようなところだった。
講師給与のピンハネも常態化しており、ある先生なんかは「一か月で五万も抜かれた!」と怒り心頭に達していた始末。竹中平蔵顔負けだ。
〝通達文書〟なんて回っていたからね。役所じゃあるまいし。
そこも二年足らずで辞めてから、3、4年で幕となった。

おベンキョー

40代ではまだ、ほかの会社で塾講を続けていたが
そこでの収入も先細りとなり、やむを得ず、警備業の門も叩く。
D管財は、中堅企業という感じであった。
平日は主に工事現場、土日はスーパーの駐車場整理などをやっていたな。

仮眠をはさみながらではあったが、十勝スピードウェイで32時間連続勤務というのもやった。帰りのクルマの中では爆睡だったけど。
そこには1年余籍を置いていたが、後半、給与の遅配などもあり、財務状況も悪化していたようだ。
何と言っても、実務を取りしきる社長のダンナが無類のギャンブル党。
本部からちょっと離れたパチンコ屋で、私はプレイにいそしむ彼を目撃したことがある。
会社のカネ、流用したかな。
D管財はその後、跡形もなくなってしまった。

それまでに私は当時のサラ金大手に抗議文を送りつけなどしていた。
そのT富士もとっくに潰れている。


40代に入って間もなく、私は心を病んだ。
ストレス等でワケのわからんことになってしまった。

創作活動も一時中断せざるを得ない事態に。
それまで、曲がりなりにも頑張ってきたつもりが、頑張りすぎてしまったのだ。

あっちにぶつかり、こっちにぶつかりしながら細々と今はやっている。
心は何とか平衡を保ってはいる。

50代から新規で小説を二,三作仕上げ、今も書いています。
これまで電子書籍ではデビューできたものの、紙書籍ではまだである。
昔、20代で長篇をしたためてはいるが、その草稿はどこかに行ってしまった。
「文筆は割に合わない」とわかりつつも、諦められない。

若い頃から学校外のサークルでは昆虫採集をやったが
昨秋からほぼ定期的に、そのサークルの会員が経営するバーに足繁く通うようになる。
週末なんかは客でごった返すよ。鷄なべもいただきました。美味しかった。
そこも立ち退き令で、すぐ近くに新店舗が立ち上がりつつある。
旧店舗ではマスターから「泊っていきなよ」と先月言われ
言われた通りに泊り、寝袋で一夜をすごした。
〝泊まれるバー〟なんて滅多にないはず。

このように「新陳代謝を加速する」または「滅びを司る」人生であったが、何卒よろしくお願い申し上げます。

まあ、通常ならここで終わるんですが

この社会
地位や名誉や金銭のある者どもがのさばり返っている。
そういう奴らは、見えないところで法を侵しているか、悪をすすんで実行しているかのどちらか。
この世は
ネオコンのグローバリストたちが動かしている、と断言して差し支えない。
奴らに思うがままにさせないためには
「意識の変革」
こそが求められる。

ごぼうの党・代表、奥野卓志(おくの・たかし)のスピーチをYoutubeで観たが、そんなご時世への対応のしかたは三つに分かれるという。

●闘争
●逃走
●静観

だというのだ。

「闘争」といっても、武器を取って戦ったら犠牲が大きいので草の根運動でかまわない。
「逃走」は文字通り逃げること。
「静観」ーーこれが一番ヤバい。ただ黙って見ているだけだからだ。
高齢者にとくに多いのは「見ざる聞かざる言わざる」を決めこむこと。

見ざる聞かざる言わざる

ムラ八分になりたくない気持ちはわかるが
少なくとも私はこれではない。
右向け右と言われても左を向くか、動かないキャラだからだ。
同調圧力がかかろうがかからまいが
無視せず、言うべきは言う。
自分を信じてくれる人がひとりでもいたら手を取りあう。

近い未来も未来も遠い未来も「真っ黒」と言いたいが
せめて「グレー」ぐらいにはしたい。
何かと生きづらいこのご時世ではあるが
未確定要素も多くあるからね。

また
楽しくさえあればいい
面白くさえあればいい

という類のものも一過性です。
そんなもの
くだらないお笑いバラエティーを提供しているTV局にやらせてりゃいい。
それらは「逸らす」のが主目的だから。

私たちに本当に必要なモノ
それは
肉体的&精神的な健康と金銭です。
その肉体的健康も
グリホサート(モンサント社製の除草剤・ラウンドアップに入っていた)の残留基準が大幅に国内では緩和され
紅花油で+40,000%だという。
これではガンにならない方がおかしい。
精神面では
うつ病のきっかけとも言えるパワハラ、セクハラ、モラハラなどを激減させること。

また、この物価高の中で、国民負担率が50%ほどになっている。
そんな税金や社会保険料の高騰で
国民の生活はますます苦しくなっている。本当に戦争するつもりか?
苦しいのは苦しいけど
生活できなくなったらどうしてくれる?
まじめに、手抜きせず、健気に頑張っているのに……。

今を遡ること30年前から、初任給が4万円ほどしか上がっていなかったり、全世界で唯一、20%ものGDPマイナス成長をしているのがこの国なのも含め、こうなったのは政府の無策、愚策、失策に依るところが大きいだろう。

国民ひとりひとりは、意識を変えていこう。
「闘争」「逃走」「静観」
どれを選びますか?

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