どんじゃら
タイトルはマージャンの一種ではなく、擬声語です。誤解なきよう。
今ではパチンコ屋の絶滅を願っている私ですが
その昔は依存症でした。
だから最新台の知識とかはありませんが、「もし」という話をしたいと思います。
パチンコとスロットに共通して、アニメキャラが多く使われてきました。
『北斗の拳』とか『エヴァンゲリオン』がありますね。
大当たりの直前や後で派手なイルミネーションや音響が流れます。
パチは昔に『ギンギラパラダイス』とか『海物語』ならやったことがある。
ギンパラは数回大当たりを引いたが、海ーは一度もない。
マリンちゃんの大当たりの演出見たかったのに。
パチであるが、「確変」といって、大当たりの確率が変動することがある。
はーい千両箱。
パチとスロでは
長谷川町子の『サザエさん』と鳥山明の『Drスランプアラレちゃん』『ドラゴンボール』が機種にない。
おそらく製作者サイドが転用を拒んだのだろうが
スロに話しを限ると
『サザエさん』の小役は「タラちゃん」か「ネコのタマ」で、図柄が3つ揃うことで7~8枚が払い戻される。
リーチ目の後の大当たりの図柄は「サザエさん」の顔3連である。
当たりが来た瞬間、
「サザエでございま~す!」とナレーションが流れ、
「おさかな咥えたどらネコ、追っかけて~♬」と大音響でメロディーが鳴りひびくのだ。
『Drスランプ』では、小役は「則巻せんべえ」と「がっちゃん」。
大当たり図柄はもちろん、あられちゃんの顔3連であり
その瞬間「んちゃ~」とナレーションが入り、「タタッタラーラ、タタッ~来たぞ来たぞあられちゃん♬」というメロディーが大音響で流れる。
『ドラゴンボール』や『ドラゴンボールZ』は台との戦いという意味においてはゲーム性でぴったり来るかもしれないが、これらの演出法は読者のご想像にお任せする。
パチやスロはギャンブルという一面を除けば、ゲーム性を問われるものだと思う。視覚と音響効果でプレイヤー達を楽しませるエンターテイメント性も重要だ。
長谷川・鳥山サイドは自らの作品をギャンブル産業に転用されるのをおそらく拒んだのだろう。
ギャンブルは不幸になる人を産み出すからね。😥
『ワンピース』は宝くじに転用されている。
宝くじも立派なギャンブルであり、筆者は30年以上も買ってないが
年末ジャンボの一等に当たる確率は、何でも「外を歩いていて隕石にぶつかり、死ぬそれよりも低い」そうで😨
「一等10億当たったらどーする?」なんて半分冗談交じりにTVCMではやってるけど、そんなもの「当たってから考える」で充分なのだ。
10億なんて超高額当選より、一等50万100万という現実的金額にした方が、より楽しめると思うのは私だけだろうか。
マンガが映像化されることはよくある。
「GTO」「ビーバップハイスクール」・・・。TVや映画などに。
しかし、映像化してもヒットしないものもある。
「ゴルゴ13」がその好例。
かつて高倉健や千葉真一主演で作られもしたが、さして当たらなかった。
これはコミックの印象が強すぎたためだと思う。
私はまたゴルゴ13をパチスロで一回だけ遊んだことがある。
大当たりする直前にナレーションが入った。
「わかった、引き受けよう」とい渋い声で。😅
ゴルゴ13は冊数でいえば一番買ったかもしれない。
おそらく歴代コミックでも岩盤支持者が一番多いかも。
最近はエンターテイメントの質が変わってきているかも知れない。
コミックもスマホサイトで観るものになってきており
小説を読む代わりにYouTubeがあり、映像や語りで気を紛らわせている。
5分10分で楽しめる内容のものもある。
「2時間の映画はかったるい」という若い人も。
パチもスロも先に挙げたようなコミック・アニメキャラが登場し、賑やかになったような気がするが、それにはあくまでギャンブルの側面があるのであり、熱中すれば多額の散財を覚悟しないと😣😣
娯楽もまた多様化してきており
「パチンコは娯楽の王様」という時代は、とっくに終わっており
それを楽しむ人も1パチ主体であり、1日で10万も費う人はまれになっている。
スロットもメダル1枚20円の等価交換だったものを、5スロとかで投資額を抑えたものが各店にある。
仕事が忙しすぎてパチンコ屋に行けない人はもちろんのこと、可処分所得の減少で物理的にも楽しめない人も多くなった。
私のパチ・スロ行脚の最盛期はバブルの頃だった。
時間を忘れるほどやり、借金もこさえた。
ここ30年ほどでサラリーマンの平均年収が数十万円下がっていることを考え合わせるなら、経済の流動性自体も鈍っているのだろう。
いくら稼いだつもりになっても、重い税負担と社会保険料じゃあね。
ギャンブルに投資するのは無駄遣いの極致だが
本当にしたいことをするのに必要なものまで削らなきゃならなくなるなん
て、哀しくないですか😪😪
おしまい