
お疲れのあなたに。ひたすら平和になりたい時はギャグ漫画!
ハラハラも、ドキドキもしない。
クスっとしたり、アハハっと声を出して笑えたり、幸せにしかならないギャグ漫画2つについて語らせて下さい。
クスっとほんわか「オフ会したたらとんでもないやつが来た話」
【ざっとあらすじ】
主人公は三木めぐみ。お菓子やさんで働きながら、人知れずオタク活動に勤しんでいた。周りにオタクであると公表していないこともあってか、オタク仲間もいなくて、イベントには常にボッチ参加。
そんな時、SNSで知り合った“イチゴさん”とオフ会を開催。
イチゴさんと仲良くなり、今後はワイワイしながらイベントに行けるようになることを期待していたのだけど…。
その日待ち合わせ場所に現れたのは、勘違いのしようもないヤ〇ザな男。
オワッタ…めぐみはそう思いながらも話をしていると、イチゴさんはどうやら純粋にオタ活をしていると分かり、ちょいちょい出るイチゴさんのヤ〇ザ感にたじろぎながらも、思いの外会話が弾み意気投合。
ほんわかキャラのめぐみが意外なアネゴ感を出したり、強面イチゴさんの純粋で強い推しへの想いが垣間見えたり。
凸凹コンビが織りなすオタクコメディ。
こんな感じです。
笑いの中にも、ヒューマンドラマがあって、クスっと笑えるし、心温まる漫画です。めぐみのイチゴさんへのツッコミが毎回ツボるんです。
個人的に、この漫画でオタクの世界を少しですが知ることができました。オタクという世界が昔よりは認知されている昨今とはいえ、やはり社会的に隠している人もいるのですよね。そういえば私も、漫画にハマって読んでいる事は会社の人には話していません。好きなこと、ものを好きだと言える世の中、そしてそれを違法でない限り、誰も何も言わない世の中でありますように。
好きなことに真っすぐ向き合うオタクの皆さん、カッコイイです!
登場人物が全員バカ。という平和な世界「ババンババンバンバンパイア」
【ざっとあらすじ】
主人公は450歳の森蘭丸。歴史はからっきしな私は存じ上げませんでしたが、ご存じの方、いらっしゃいますよね。
はい。実は彼、吸血鬼だったんです。
処女の血を好むことで知られている吸血鬼だけど、蘭丸の血の好みは“18歳童貞の血”。
穢れのない童貞の血が極上の味わいなんだとか。
蘭丸が住み込みで働いている銭湯の跡取り息子である李仁くんは現在15歳童貞。そう、蘭丸は李仁くんが童貞のまま18歳になるのを身近で待っているのです。
極上の血まであと3年という時、李仁くんが同じ学校の葵ちゃんに恋をしてしまうという事件が!
このまま李仁くんと葵ちゃんが上手くいき、お付き合いをしたら、李仁くんが穢れてしまう!
血の味が落ちるじゃないか!と焦る蘭丸が李仁くんの童貞を死守しようと勝手に奮闘するのだけど…。
登場人物がもれなく全員バカ。勘違いが勘違いを呼び、事態がどんどんややこしくなるおバカのどんちゃん騒ぎ。
蘭丸さん。“恋愛感情ではなくあくまでも味の好みだ”、と最初言っていたんですが。ピュアな李仁くんの言動にキュンキュンして、その度に股間が反応するんです…いや、大好きやん…
ちょっとライトなBL要素入ってます。
度々股間が反応しちゃう蘭丸ですが、エロではなくバカ。
蘭丸の蘭丸が蘭丸になってしまう以上の性的描写はありません。
実写化も決まったようですが、個人的な意見として。
坂本はTBSアナウンサーの安住紳一郎さんに演じて欲しかったです。(絶対無理だけど)
坂本の容姿だけでなく、キャラも含めて、なぜかいつも安住さんで脳内再生しています。
余談ですが、このタイトル。ドリフターズの「いい湯だな」の掛け声ですね。ずっとタイトル読みにくいなーと思っていたのですが。
姪っ子にこの漫画を紹介したら瞬時に気付いてました!なるほど!これで読み易い!ア~ビバノンノン♪