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恋愛マンガのキュン要素ぜんぶのせ海外ドラマ「マクストン・ホール~私たちをつなぐ世界~」

私は海外ドラマを6〜8時間ぶっ通しで観ても全く苦ではない。
なんなら食事を挟んで、もう4時間いける。

一話完結の犯罪捜査系が専門。

そんな私だが最近、親指が腱鞘炎になり、持ち手の右肩甲骨が腐りそうなほどスマホの恋愛マンガにハマっている。

それでも私は、恋愛マンガを原作としたドラマや映画は観ない。

なぜなら、あんなくそ甘いセリフを人間の口から聞くと途端に小っ恥ずかしい。
聞いてられない、観てられない。
あれは二次元だから許されるもの。

しかしある意味、事故により
「マクストン・ホール〜私たちをつなぐ世界〜」(Amazonプライムビデオ・AMAZON ORIGINAL)
を観て、1シーズンをイッキ見してしまった。

最初に作品説明を呼んた私は、何故だかサスペンス要素があると勘違い。
しばらく観てようやく勘違いに気付いたが、あの小っ恥ずかしさが全くないことにも気が付き驚いた。

恋愛マンガ要素しかないくらいなのに。
それは、私がドラマを選考するにあたり重要なNG要素
しかしそのNG要素を打ち消したのは、

・イギリスが舞台(ドイツ制作だけど)

・出演者も、もちろん外国の方々

・台詞が英語(オリジナルはきっとドイツ語だけど、英語吹き替えが入っている)

これらの総じて“異国感”がクソ甘いセリフを日本語で聞くゾワゾワ感を打ち消し、みごとに“二次元感”と“夢の世界”を保ってくれている。

さて、この「マクストン・ホール〜私たちをつなぐ世界〜」を最適に表すと

“恋愛マンガのキュン要素ぜんぶのせ”

老舗大企業の傲慢ドS御曹司と、奨学金を得て名門学園に通う地味な一般庶民の苦学生との格差学園ラブストーリー。

マンガ好きさんならもうお分かりでしょう。
えぇ。

“ドS御曹司が、じゃじゃ馬のひたむきで真っ直ぐな心にあてられて本当の愛と自分を見つける”

の王道パターン。

最初はかなりクソ野郎だった御曹司くんも、なかなか早い段階でデレに転じてくれる。
これまたお決まりのパターンで展開される数々のアクシデントに見舞われるが、2話目後半あたりからもうキュンとニヤニヤが止まらない。

そして、サイドストーリーもすこぶる充実。

・教師と生徒の禁断愛

・主従関係の結ばれぬ禁断愛

・同性愛者をカミングアウトしている男子と、まだ自認さえもしていない男子。己の心に気付いたばかりの男子の葛藤と二人の甘酸っぱい駆け引き

まさに、てんこ盛り。

さいごに、筋肉好きに朗報。
シーズン1,第1話。
再生をポチっとしてから33秒目、一度静止してほしい。

導入部であのシーンをぶっ込んだ監督さんか演出さんかは、分かってらっしゃる。
信頼できる人だ。

シーズン2もあるということで一安心。
次シーズンが待ち遠しい作品に久々に出会った。


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