[元リフォーム営業全国1位が語る]見積内容を理解しないと失敗する?
「知らないうちに、リフォームの金額が膨らんでいた」なんてことをよく耳にしませんか?
今回は、「適正なリフォーム金額を知りたい」「適正な金額で契約したい」と考えている方のために、見積をもらうまでの流れと、見積をもらってから最も注意しなければいけないことをお伝えします。
1. 見積内容を理解しないと無駄なお金がかかる
私が1番重要だと思うのは、見積もりをもらった後の話。
出てきた見積もり内容の詳細をチェック・把握することです。
これをきちんと行い、見積もり内容を理解していないと、イメージしていたスペックの工事内容に対して、必要以上に高い金額の見積もりのまま契約してしまう可能性があるからです。
具体的な例として以下のようなことが考えられます。
・もっと安くする方法があるのに、言われるがまま契約をして損をしている
・必要のない工事内容が入っているのに、気づいてない
・説明された見積内容は本当に必要な工事なのか分からない
・説明された見積内容は相場と比べ高いのか安いのか分からない
・相見積もり先と比較した時、同じ工事内容にも関わらず数量や単価が異なっている
だからこそ、見積内容をチェックすることはとても大切なのです。
しかも、一見難しそうな見積もり内容を、「誰でも簡単な方法でチェックできる」ここがポイントになります。
2. 見積内容を簡単にチェックする3つの方法
①プレゼンと見積もり項目を照らし合わせ、相違がないかチェックする
まず、皆さんに必ずやってもらいたいことは、「見積もりと、一緒にもらうプレゼン資料の内容を、1つずつ照らし合わせて相違がないか」を確認することです。
プレゼン資料は、リフォーム内容を分かりやすくまとめた資料です。
会社によって資料の作り方は様々ですが、一般的には工事内容や使用する商品などをまとめて、お客様との認識にズレがないかなど確認します。
これを工事費に転換したのが見積です。
もし両方を照らしあわせて、疑問に思うことや、相違がある場合は、納得のいくまで質問して答えをもらってください。
大規模なリフォームの場合は、見積もりが何十枚にもなるので、1つずつ確認するのは相
当大変な作業ではあります。
しかし、大きくなればなるほど齟齬が起きる可能性が懸念されます。
仮に、全てをチェック確認することはできなかったとしても、ある程度の項目は自分でチェックをして、そのうえで後は担当者を信じて任せる。そうすることで緊張感をもってリフォーム会社の担当との相談を進めることができるようになります。
ですが、お客様が理解しづらいことを良いことに、余分に高くした金額で見積もりをつくる業者は実在しますので、注意が必要です。
②ネットにある見積もり相場と比較する
最近では、ネットやYouTubeなどで、リフォーム費用の相場を調べることができます。
あくまで参考程度ですが、その金額と大きくズレがないか見てみるのもいいかもしれません。
ただし、細かい単価まで教えてくれるサイトが多くはないので、あくまである程度大まかな相場金額を押さえてレベル感を見る、というチェック方法としては有効ということです。
【例】
工事費の構成:大工工事の場合(地域や会社によっても異なる)
[総工事費]
140,000円
=一日あたりの工事費28,000円×工期5日
[内訳]
一日当たり工事費28,000円
=請負工事費 約18,000円+リフォーム会社の利益 約10,000円
③第三者から客観的な目線で見積もりの正当性をチェックしてもらう
ここまでは自力でチェックする方法をご紹介しました。
しかし、大変な作業でやりきれない、そうお感じの方も少なくないのではないでしょうか?
見積もり内容を理解するための方法をお伝えしましたが、かなり大変な作業に感じませんか?
リフォーム担当者に、何度も何度も事細かに内容を質問することに、抵抗がある方もいるかも
しれません。
また、ネットの相場情報も、あくまでもマクロ的なチェックとして参照することしかできません。
そんな時は、専門的な知見をもつ第三者に、客観的な目線で相談をするのがオススメです。
3. 第三者への相談で安心・手軽に見積チェック
私は、「見積りの詳細内容が分からず、このまま契約していいのか」という不安を抱いている方に寄り添い、リフォームプランナー時代の経験から客観的に見積内容を判断し、できる限りのアドバイスさせていただいています。
・そもそもお客さまがやりたいリフォームに対して本当に必要な工事なのか?
・限られた予算枠の中で他の方法がないか?
・受領した見積の何が問題でどのように改善するべきか?
・担当のリフォーム会社にどのように交渉するか?
以上のようなお悩みを抱えている方がいれば、どうぞお気軽にご相談ください。
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