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[元リフォーム営業全国1位が語る]リフォームするなら「ローンか?現金か?」


リフォーム資金を準備する方法としては、ローンを利用するか現金を使用するかの二つの選択肢があります。
それぞれの方法には利点と欠点があり、家庭の経済状況やリフォームの規模、緊急性によって適した方法は異なります。

私は、ローンやお金のプロではありませんが、リフォームプランナー時代に大規模リフォームでも小規模リフォームでもローンを使ってリフォームをしていただいた経験があります。

このため、「こんなはずじゃなかった」といった失敗談を耳にしたことも少なくありません。

営業・設計・現場管理など幅広い経験の中で私が見聞きした、そんな生の声をお伝えすることで、「ローンか?現金か?」を考える参考にしていただければと思います。


1. 資金計画で失敗する「あるある」

・大規模リフォームだからといって、ローンありきで計画を立てる
・その結果、ローンの返済によって、毎月の生活が苦しくなる
・ローンを組むのを嫌がり、無理をして現金でリフォームを行った結果、手元に生活資金がなくなる

リフォーム資金は、ローンの場合、現金の場合、どちらにしても、リフォーム契約前に資金計画をきちんと立てておかないと生活に支障をきたす危険性があるということです。

では、どのように資金計画を立てれば良いのでしょうか?

2. 失敗しないための4つのポイント

①今後の生活を見据えてローンの要否を判断する

当然ながら、ローンを組まずにリフォームできるのであれば、組まない方がいいと思います。
リフォームローンは、審査に通りやすい一方で、住宅ローンに比べて金利が高い傾向があるからです。
ちなみに、住宅ローンにリフォームローンを組み込むやり方など、ローンの組み方に工夫はできます。

ですが、「リフォーム資金は貯金内に収まっているからローンは必要ない」、と安易に判断してはいけません。
現金でリフォーム費用を払った後に、本当に生活に支障がないか、を慎重に判断してローンの要否を決めるべきです。
例えば、今は大丈夫でも、数年後に子供の教育資金として現金が必要になって困ってしまう、というケースもあるかもしれません。

②リフォームプランと並行して資金計画を判断する

リフォームプラン(間取りやデザインなど)やリフォームにかかる見積もり金額だけに没頭して打ち合わせを行っていると、リフォーム以外の今後の生活資金全体のことが疎かになってしまい後で後悔する、といった事例を耳にしたことがあります。
本来であれば、リフォーム内容の相談をするときに、今後必要になるお金をトータルで想定して、今ローンを組むのが得なのか、現金で支払うのが得なのか、冷静に考えておくべきなのです。

ですが、お客様の立場からすると、お客様もリフォーム会社の担当にそこまでお金の話をしたくない、といった人が少なくないように感じます。 
そこまで相談できる関係性を担当者と築けていればベストですし、担当者がリフォームのプロとしてが家族の状況などを想定して、アドバイスや注意喚起をするのが理想です。

しかし、担当者からそういったアドバイスがない、あるいはあまり相談したくない、というのであれば、自分自身で考え選択しなければいけません。

③補助金などの制度を活用して負担を減らす

別の記事でもリフォーム補助金とリフォーム減税について説明していますが、ローンを組む前に補助金などの制度を活用して、できるだけ負担を減らすことを是非考えてください。

意外とこの制度を見過ごして、損をしているケースがあります。
複雑で難しく感じるとは思いますが、まずできる限り損をしないように考え、そのうえで必要最小限のローンの活用を決断するのがオススメです。

④ファイナンシャルプランナーなど金融のプロに相談する

どうしても不安な場合は、リフォーム会社とは別にファイナンシャルプランナーなどに資金面の相談をするのも1つの方法です。

リフォーム会社との相談だけで、資金計画を安心して立てられるのであれば必要ありませんが、担当者は必ずしも金融のプロとは限りません。
リフォームは決して安い買い物ではないので、有料にはなりますが、どうしても不安がある場合は相談してみましょう。

3. 第三者の意見を聞き、ローンか現金かを判断する

もし、「リフォーム会社の担当者とそこまでの話ができない」「かといって、ファイナンシャルプラナーに相談するのは…?」、こんなお悩みをお持ちになっている場合は、一度私にご相談ください。

最初にお伝えした通り、私は金融のプロではありませんが、リフォームのプロとしての様々な事例を積み重ねてきた経験をもとに、常にリフォームプランを提案する中で、資金面の状況を加味してローンか現金どちらが適しているかも、可能な限りアドバイスするようにしてきました。

その経験を元に、「リフォームプラン」、「見積」、「補助金」などの相談と共に、ローンを組むべきか否か、こうした相談にもお応えいたします。
お気軽にご連絡ください。


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