手取り16万アラサーOLが貧乏について考える
手取り16万の給料明細をみたとき、
そんなに贅沢しているつもりはないのに、クレジットカードの引き落としが月の手取りを超えたとき、
家賃5万円の狭い賃貸に住んでいて、普通の動作をしているだけなのに、肘が扉に当たって痛かったとき、お金がないと感じる。
一生このままこの狭い賃貸にしか住めないのかと考えてしまったとき、
会社の先輩のお給料を聞いて、年次が上がっても給料がそんなに増えるわけではないことを知ってしまったとき、
学生時代の友人の給料が自分よりはるかによいとき、
お金がない不安を感じる。
年収が上げたければ、転職すればよいのではというアドバイスを貰うこともあるけれど、転職してもそもそも自分の能力が低いため、そんなに給料が上がらないと思う。
そもそも自分がどんな転職をしたいのかもよく分からない。
お金がない不安をどうにかしたくて、本を探していたら、引き寄せの本を読んでいた。
不足しているものに注目していると貧乏が引き寄せられ、足りているものに注目するとどんどん豊さが引き寄せられる。
豊な人はお金があるから豊かなのではなく、もともと心が豊だから、お金が引き寄せられるというようなことが書いてあった。
私の場合、少ない給料のことを考えているとどんどんと給料が減るということだろうか。
本当に効果があるのかは分からないが、引き寄せの法則は転職と比べてリスクがないためやってみることにした。
まず、自分の生活の中で足りているものを考えてみる。
・とりあえず子供の頃からの夢だった一人暮らしができている。
・大好きな浅草の近くで生活できている。
・仕事が在宅勤務。
・自炊だけど、週末に作り置きをすることで、美味しいご飯を食べている。
・職場の人間関係がよく、特に同期には恵まれている。
・家は新築で、フローリングがピカピカで好き。
・家の近くに銭湯があって、たまに行くと温泉旅行した気分になれる。
次にお金があったらやりたいことを考えてみた。
・キッチンが広い家に住みたい。
・ある程度自由に動けるくらいには広い家に住みたい。
自分の本音を書き出してみて、狭い家に住んでいることが不満なだけで、特に思っていたより、現状に不満はないことに気がついて、安心した。
給料明細とクレジットカードの引き落とし額を確認したときの不安な感覚ではなくて、銭湯に入っているときの暖かくて豊な気持ちで、毎日を過ごしてみる。
それで、しばらく様子を見て、本当に引き寄せの効果があるのか確認していきたい。