【FFTCG】デッキ解説氷雷Ⅷ(L3)
はじめに
どうもこんにちわ!
FFTCGプレイヤーのちょーぎょーじです!
今回は、先日行われたMasters横浜で使用した氷雷Ⅷの解説記事です。
環境について
横浜までにL3の大会は下関、京都と二回開催されており、
その結果から1番人気が火単、次いで闇の戦士(土単、土雷、土雷水など)という2強の環境であるという認識は皆さん持っていたと思います。
私も色々試行錯誤はしたものの、まず火単のデッキパワーがめちゃくちゃ高く、生半可なデッキでは火単に勝てないことと、火単に勝てるデッキを組んでも、今度は闇の戦士に勝てないという結果に。
雷単なんかがその典型でしょうか。
私も大会に4日前までは、フォールランダや魔人ベリアスなどを採用した、対火単をだいぶ意識した火単を使用する予定でした。
が、そこは我らがプチデビ先生。
火単に強く、かつ闇の戦士にも十分戦えるデッキを作り上げてくれました。
それが氷雷Ⅷです。
自分が火単側で対戦してみても、かなり強いデッキに思いましたので、
大会3日前に急遽自分も氷雷Ⅷで出ることにしました。
何より、火単と違って動きがそこまでバレていないので、対戦相手からしても何してくるか分からない恐怖があるなーと感じました。
当日は、私とプチデビ先生、そしてセンリ君がこのデッキを使用し、
私(5-1、SE一没)、プチデビ先生(4-2、SE一没)、センリ君(4-2)と全員がそこそこの好成績だったうえ、優勝したしどくんもなんと氷雷Ⅷという結果だったので、デッキ選択は大正解だったなぁと思います。
しどくんの氷雷とも採用カードは色々違うので見比べてみるのも楽しいかもしれません。
デッキ内容
バックアップの枚数が少なく、非常にアグロ寄りに動きます。
基本的には氷と雷のバックアップを1枚ずつ置いたらそれ以上置くことはあまりありません。
また、実質0コスト~2コストなどの軽いカードで大半が構成されている為、
大量展開や、全体除去されてからの再展開もしやすくなっています。
コストが軽いFWを展開しつつ、キスティスやアルティミシアで一気にダル凍結して相手の反撃を封じ、押し切ってしまうのが理想です。
キスティスを強く使う為に、できるだけカテゴリⅧのFWで構成されています。
ⅧのFWが1体場にいれば、サイファーでブレイクゾーンのキスティスを回収して場に出したり、イデアでキスティスをサーチして場に出したりと、一気に3体揃わせることが可能です。
上記のように回収やサーチから出すことが多い為、キスティス自体の採用枚数は2枚に留めています。
ヘイストやダル凍結が多い為、とりあえず4~5点与えてしまえば、一度凌がれたとしても再度展開し押し切ることも多いので、積極的にダメージを狙っていきましょう。
では、基本的にⅧデッキによく採用されているカードの説明は省くとして、いくつかのカードについて説明していきます。
スノウ、名を忘れた少女
名を忘れた少女からスノウをサーチし、出してそのままアタックします。
先攻2ターン目や後攻1,2ターン目にこの動きができればとても良いですね。
カテゴリⅧではないですが、特に火単に対して序盤からバックを凍結させたり対応を迫ったりする必要がある為採用しています。
キロス
今回のプチデビ先生セレクション超いぶし銀カード。
思ってたよりめっちゃ強かったです。
先述した通り、火単には序盤で邪魔することがめっちゃ大事なので、先手1ターン目デジョンしたりもします。
エスティニアンとも相性がよく、ダブルデジョンが超気持ちいい。
ほんとはエスティニアン3枚入れたかったのですが、入れたいもの多すぎ問題。
実はこのデッキの理想ムーブの一つにキロスが絡んでくるという事実。
先手
1ターン目:氷雷バック1枚ずつ。ルフェイン人ならなお最高
2ターン目:キロス、エスティニアンのダブルデジョン
3ターン目:キャラクターを2体凍結しつつエスティニアンで2パン
あとはイデアでキスティスサーチしたり、サイファーでキスティス拾ったりして出すとなお良しです。
ラグナ
キロスが思ったよりも強かったため、デジョン要因として追加した一枚。
ダル凍結とカテゴリⅧが偉いので、雑にデジョンしてOK。
というかこの環境、自ターンでの除去が強いので、デジョンで時間差で出てくればキスティスの3体揃える効果が発動させやすいのもポイント。
天蛇将ルガジーン
とりあえずほぼ確実に1点はもぎ取ってくれるので。
デッキの動きとも合ってるのでめっちゃ強いですが、手札に2枚きたら死ねますので1枚に留めています。
背徳の神帝マティウス
このデッキよりマティウス強く使えるデッキないんじゃないかというくらいクリティカルな1枚。
キスティスやアルティミシアで大量にダル凍結した次ターンに使うと
相手は泣きます。
過去の自分のツイートより
ほんこれ。つまりこのデッキ向き。
ラムウ
LBライトニングとも相性良し、サイファーとも相性良し、イデアと併せて9000、10000ラインの除去にも使えるグッドカード。
ただ、マティウスも含め、召喚獣枠は本当に迷いました。
最初、召喚獣はマティウス2枚だけだったのが、前日にラムウ採用になり、そのかわりにスノウやエスティニアンが3枚⇒2枚になったりと無理やり枠を作った感じ。
採用を検討したカード
ルーファウス
最初リスト見た時に、ルーファウス入ってないだと!?と思いプチデビ先生に採用を進言したものの、できるだけカテゴリⅧで構成したかったのと、パワー7000は火単に対してすぐ除去されてしまい、4コストの割に場持ちが悪そう、ということがあって採用に至らず。
絶対強いと思うんですが、じゃあ採用しようかとなった時に、序盤に必要なのでサーチもなしの1枚採用では意味がなく、かといって3枚採用するには枠がないという。うーん。難しい。
ヤ・シュトラ、ザックス
ともに、悪くはない。でも除去したいわけではない。
Ⅷじゃない。枠がない。
という理由で採用に至らなかったカード。
デッキごとの動き
火単
序盤から積極的に仕掛けていきます。
名を忘れた少女⇒スノウの動きや、キロス、ラグナ、エスティニアンのデジョンなどで仕掛け始めるととてもいいです。
神龍だけは常に意識しましょう。
神龍にせよ、カイエンにせよ、全除去するにはかなりのコストが必要ですので、基本的に3体以上並べる時はキスティスかアルティミシアを出す時です。
そうすれば全除去のコストが足りたとしても、手札をほぼ使い切ることにはなると思いますので、第二波の再展開で押し切り易くなります。
気を付けなければいけないのはグリーヴァの出し方です。
後攻1ターン目でグリーヴァを出した場合、相手は返しのターンでバックをダルにし、手札を1枚捨てて3コストでバハムートを打てます。
そうなるとかなり辛い展開です。
先手1ターン目ならグリーヴァを出しても、相手が次ターンで除去する為には手札を2枚捨ててバハムートを打たなければならない為、まだマシです。
先手1ターン目、ルフェイン人、グリーヴァならかなり最高です。
というわけで後攻1ターン目のグリーヴァはやめた方がいいのですが、それでも手札によっては相手がバハムート持っていないことを祈ってグリーヴァ出すこともあります。
基本的にめっちゃ有利だとは思いますが、唯一辛いのは
2ターン目に相手のバックアップが5枚並んだ場合です。
今環境の火単にはバックアップサーチや、上から5枚見て~みたいなバックアップが無い分そこまで確率は高くありませんが、これされた時だけキツイです。
闇の戦士
基本的に相手側にグリーヴァを綺麗に処理する方法がありません。
ですので、事前に闇の戦士と分かってる場合はグリーヴァがキープ基準になります。
グリーヴァがあれば1ターン目にすぐ出しましょう。
後攻ならイデア⇒グリーヴァも可能ですが、その場合、LBシャントットが出てきて終わります。やり過ぎないように注意です。
グリーヴァ単体であれば、シャントットされても問題ありません。
グリーヴァをすぐにタイタンやギルガメッシュなどで除去された場合、イデアをサーチし、イデアから再度グリーヴァをサーチします。
相手に墓地除外もほぼ無い為、ナハトに対しては早めに条件を満たしてサイファーを走らせる感じになります。
イデアが場にいるなら、相手のFWを除去できなかったとしてもアビリティは積極的に使っていき、墓地を肥やしていったり風神雷神チャンスを狙いましょう。ライブラリーアウトすることはほぼありません。
ミラー
練習していないので要研究。
多分かなり難しそうです。
横浜当日にちょっとやった感じ、キーカードはイデアじゃないかなーと思いました。
おわりに
というわけでプチデビ式氷雷Ⅷの解説でした。
次回のL3の大会は6/22の岡山ですね。
私は参加しませんが、今回の氷雷の台頭を踏まえて、どのように環境が動くか非常に楽しみです。
近々横浜の参戦記も書こうと思います。
そちらも宜しくお願いします。
書きました! ⇒ https://note.com/brainy_auklet238/n/naa3abd458751
それでは皆様良いFFTCGライフを。