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「道は開ける」の本を読んで、とても感銘を受けましたので、知識の吸収のためのアウトプットついでに、感想を書きたいと思います。

僕は、「自分の進むべき道はどこなのか?」とよく迷う性格です。

なので、1つ1つ「本当に大丈夫なのだろうか?」と考えてしまうので、行動が遅いという悩みがありました。

でも、それって、自分の中で、どのように進めばいいのか?という、行動指針がなかったからだなーと、この本を読んで感じたことです。

ノウハウコレクターのように、色んな情報を漁っては、もっと良い情報があるかもしれない、とベストを求めるあまり、逆に、ベストではなくなっていたと思います。

この本にも書いてあったように、色んな人と会ったり、色んな知識を学ぶよりも、1人の人を、1つを深堀って考えた方が、結果として迷わないと。

僕は、浅く、広く学んできたので、知識を

・何となく知っているけど、正しく使えない
・何となく知っているけど、詳しくない
・何となく知っているけど、生かせていない

ということになっていたと反省しています。

まさに、自己流の考えになっていました。

なので、まずは、自分の考えを一旦置いといて、1つのことを素直に吸収して、実践していきたいと思います。

例えば、「魅力について」もそうです。

商売を良くしたいなら、まずは自分の魅力を上げること。

商売以外にも、

・人から好かれたい
・良い人間関係を築きたい
・良い人との出会いに恵まれたい

そう思っているのなら、自分の魅力を上げる。自分の価値を上げる。

「魅力」とは、人生のすべての元なのではないかと感じました。

僕は、漫画が好きなのですが、主人公以外にも、悪役のキャラクターでも、

「このキャラクターみたいになりたい」
「このキャラクターかっこいい」
「このキャラクターが好き」

と感じる自分を不思議に思っていました。

例えば、キングダムという漫画の「桓騎」というキャラクターがいるのですが、

そのキャラクターは、人を平気で虐待したり、ひどい殺し方をしたり、とにかく人から憎まれる行動をたくさんします。

でも、そのキャラクターは、人気が高く、僕の周りでも、「桓騎みたいな人になりたい」という人が多かったです。

僕もその1人です。

それが不思議で堪りませんでした。

「なんで悪役で、ひどい奴なのに、人から憧れられるキャラクターなのか?」

それが、この本に書いてあったように、

① 人を与えること
② 自信
③ 自信と優しさのギャップ

そこにヒントがあるんではないかと思いました。

まずは、「① 人に与えること」

桓騎というキャラクターは、正直、人から奪うことが多いです。

財宝や食糧、人・・・そういうものを敵から奪っていきます。

でも、仲間に対しては、与え続けてきました。

・金や食糧、人などの”物質的な物”
・居場所という”環境”
・仲間という”繋がり”
・自信や強さという”安心感”
・役割という”自己重要感”
・期待、予想の想像を超えるという”知性”

そして、

豊かさ(精神的な豊かさ・物質的な豊かさ)という”幸せ”

桓騎というキャラクターは、そういう物質的な物以外にも、目に見えない感情の部分にも、人一倍与えていると感じました。

「自分よりも相手に多くを与える」

だから、周りの仲間は、色んなモノをもらった分、今度は、

「桓騎のために頑張る」

と、”人に与えるのではないか”と思いました。

ビジネスの信頼残高という考えに似ていると感じました。

例えば、2万円の商品を購入した時に、中身を見て、「この商品は10万円の価値がある!」と思ってくれれば、

余った8万円分の信頼残高ができて、相手から何らかの形で返ってくる。

だから、人から奪うだけの人間であれば、相手から奪われるし、相手に与えなければ、自分にも与えられない。

つまり、結果としてブーメランのように、自分の行った行動が自分に返ってくるんだなと思いました。

そして、人に与えることは、

・余裕がある
・満たしている
・人から好意を持っている

と感じて、”魅力的”と見えるのではないかと。

次の「② 自信と優しさ」

桓騎というキャラクターは、自信の塊のような人で、

「俺の言う通りにしていれば 全部上手くいく」

という言葉を自信を持って言っています。

この言葉と態度が、一貫性のように一致しており、

「この人は、本気で思っているなんだ」

と感じるんじゃないかと。

そう思った時に、

「自信ってどこから生まれるんだろう?」

ふと、そういうことを考えました。

「根拠のない自信を持つこと!」
「成功体験をたくさん持つこと!」
「自信のある人と一緒にいること!」

自己啓発本を読むと、そんなことがよく書かれていましたが、

あえて、一言で表すと、

「確信」

なのではないかと思いました。

・”このやり方で進んでいけば絶対に上手く”という確信
・”この戦略でいけば絶対に稼げる”という確信
・”この考えで人生を歩んでいけば踏み外さない”という確信

こういう確信が、自信に繋がり、迷いが無くなる。

その迷いが無くなるということが、表情や姿勢、行動にも現れると思います。

そして、この確信が、「道は開ける」の本にも書いてあったように、

”うまくいくって、とっても簡単なんだよ”

にも通じるかと。

確信があるから、

・会社経営をたいへんだと思わない
・世界旅行をたいへんだと思わない
・人生をたいへんだと思わない

なぜなら、絶対に上手くいくと思っているから。

別の言葉で「信じる」ともいえると感じました。

・上手くいくと信じる
・受け入れてくれると信じる
・この人の教えを信じる

信じるからこそ、迷いが無くなると思います。

迷いが無くなるから、自信に変わる。

そう思うと、自信がある人とない人での大きな違いというのは、

「信じる度合い」

だと思います。

・自分の可能性に対して100%信じる
・相手の考えに対して100%信じる
・このビジネスに対して100%信じる

信じるからこそ、希望が湧いて、

「難しい」
「できない」
「たいへん」

なんて言葉を言わないと思います。

逆に、

「上手くいく」
「簡単」
「できる」

そういう言葉を心の底から思っている。

だからこそ、カラーパス効果(RAS)で、

・行動量
・情報の取得
・思考
・人間関係
・環境

が変わっていくのではないかと感じました。

つまり、”どんな言葉を言うのか”は大事だなと思います。

「道は開ける」の「人生の成功者になる方法」にもあったように、ハッピーな言葉を言う。

・ツイている
・うれしい
・楽しい

そう思うと、自信って、

成功体験があるから自信が生まれるのではなく、自信(確信)があるからこそ成功体験ができる。

と感じました。

ただ、自信を持つといっても、行き過ぎて”執着”に変わってはいけないと。

・人に対する執着
・過去に対する執着
・モノに対する執着
・考えに対する執着
・場所に対する執着

そういう執着があると、固定概念に縛られて、頑固なおじさんになってしまうと思います。

自信は持つけど、執着はしない。

これが、”素直”に繋がると思います。

「素直に学べば道は開ける」

素直に学ぶからこそ、新しい知識もスポンジのように吸収できるし、変なプライドも出てこない。

変なプライドが無いから、人と比べないし、比べて劣等感も湧いてこない。

劣等感が湧いてこないから、自信を持てるのではないかと思いました。

ここまで書いて思ったことは、

・自信の無さ
・確信できない

というのは、他人と比べてしまうからこそ出てくるものではないかと。

南アジアのブータンという国があります。

この国は、発展途上国で、物質的な豊かさはありませんが、以前まで幸福度ランキングが1位だったそうです。

「雨風をしのげる家があり、食べるものがあり、家族がいるから幸せだ」

という言葉を言っているように、精神的な豊かさを持っていました。

ブータンの人たちは、そう信じていた。と思います。

でも、インターネットと接続できるようになり、世界中の生活を見れるようになり、幸福度ランキングが一気に下がったそうです。

世界との比較により、

「自分たちは幸せじゃないんじゃないか?」

と劣等感を持ってしまった。

そのせいで、自信が無くなり、確信ができなくなったと。

・失敗をしたくない
・損をしたくない
・みんなと一緒がいい
・楽がしたい
・人よりも優位になりたい

という欲求が沸き起こり、”正解”を求めるあまり、確信が持てない。

特に、情報が溢れている今では、「何が正解なのか?」がまったく分かりません。

人それぞれで言っていることが違う。

だからこそ、

”自信が持てない”

に繋がると思います。

逆に、自信がある人というのは、

・自分なりの答えを持っている
・それに対して確信を持っている

・自分なりの答えを”正解”にしている、現実化している

その結果、魅力的に感じるのではないかと思いました。

それを桓騎というキャラクターがやっている。

・行動
・言葉
・態度
・落ち着き
・表情

すべてに自信を現していて、現実にしている。

だから、桓騎は魅力的に感じると思いました。

そう思うと、YouTuberのヒカルさんも同じ感じがします。

少し長くなりましたが、僕は、自信が無い人間で、

「なんで、僕は自信を持てないんだろう?」

と思ったので書いてみました。笑

最後は、「③ 自信と優しさのギャップ」

「自信」と定義すると、

・偉ぶること
・威張ること
・自慢すること

そういう他人をコントロールするための表面的な自信ではなく、

”絶対に上手くいく”という確信

という自分の内に籠もった自信だと思いました。

桓騎というキャラクターは、自分が満たされているからこそ、下の者に対して与えることができる。という優しさがあると思います。

自分に自信があるから、

・満たされているし、
・満たされているからこそ、他人をコントロールしようと思わないし、
・満たされているからこそ、余裕が出来て、他人に与えることができる
・他人に与えることができるからこそ、目の前にいる大切な人を喜ばせるこができる

と思います。

だから、他人をコントロールしようと思わない。

他人をコントロールするに関しては、

・第6章 道は開ける一人さんの「幸福論」

でも書いてあったように、

”相手が自分の思い通りにならない”

そして、

”悩みの原因は相手を自分の思い通りに動かそうというところから始まる”

という言葉があったように、

他人を無理やりコントロールしようと思うから

・権威
・見栄
・圧力

といった間違った表面的な自信を手にいれようとするのではないかと思います。

だからこそ、僕は、間違った自信ではなく、自分をコントロールするための内なる自信を手に入れて、心から満たされて、その分、

”人に優しさを与えられる”

そんな人間になっていきたいと感じたことです。

・自信=権威、見栄、威張る

という印象を持っている人が多いからこそ、

・自信=優しさ

というギャップに魅力的と感じると思いました。

・ヤンキー=怖い

から

・ヤンキー=優しい

というギャップと似ているような感じがします。笑

改めて、

① 人を与えること
② 自信
③ 自信と優しさのギャップ

「たしかに、この3つを持っていれば、魅力的に感じるわ〜!」と腑に落ちました。

魅力的だな〜と感じる人は、その人のメルマガやブログ、YouTubeを見ていると、

「また見たい!」
「続きが見たい」

と感じていました。

この

「また〜」

と感じることが、大事だなーと思いました。

「自分の価値や魅力を上げて、わざわざ来てくれるような1本桜のような存在になりたい」

と決意した本になりました。

以上、「道は開ける」の感想でした!

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