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「知識が大事だ!」と思って、ノウハウコレクレーに陥ってしまう恐怖

どうも、しょうです。

僕は、これまで総額700万円以上の金額を使い、ビジネスを学んできました。


これを言うと、

「それだけお金を使わないと結果が出ないの?」
「これだけお金を使う意味があるの?」
「買った教材が変なものだったら、損をしてしまいそう」

と感じるかもしれません。


僕もそう思っていた1人で、

しかも、

・ノウハウコレクター

にハマってしまったこともあります。

「これを学べばきっと上手くいく」

と希望を感じて、貯金がある限り情報に突っ込みました。


でも、その結果、

「知ってよかった!満足〜」

という状態になっていたのです。

「学ぶ」

としても、目的があるとして、

① 結果を出すため
② 知的好奇心を満たすため

でも全然違います。


僕は、

① 結果を出すため

が目的となっていたのに、

いつしか

② 知的好奇心を満たすため

が目的となっていたのです。

「目的」が反転してしまった悪い例。


結果、

ノウハウコレクター

へと化けてしまいました。


でも、たしかに、

「知っている」と「知らない」

では大きな壁がありますが、

「できる」と「できない」

でも大きな壁があります。


つまり、

① 知らない

② 知っている

③ できない

④ できる

の順番です。


座学と実践は違うと言われているように、

どれだけ座学で勉強しても

実践をしないと、

いつまでも

「③ できない」状態

ということです。


例えば、

「車の免許を取るぞー!!」

と教習所に通ったとして、

ずっと座学をしているみたいな感じです。

「もう理論はいいから、運転させてー!」
「じゃないといつまで運転ができない」

となります。


これは、スポーツでも同じで、

ずっと本を開いて「泳ぎ方」を学んでも

上手くなりません。


ビジネスに転換すると、

ずっと知識をため込んでばかりでいて

収入は増えないんです。


でも、そんなことを知らなかった僕は、

「もっと勉強しなくては!!」
「もっと学んでからビジネスに取り組もう!!」

とずっと教材とにらめっこをしていました。

そして、

「これではダメだー!」
「もっと知識がほしい!」

と教材を漁る。

お金は減って、知識は増える一方。


でも、本当に増えてほしいのは

収入の方だったんです。

目的が逆になった行動でした。


もちろん、いまとなっては

「この知識がなかったら…」

という場面がたくさんあったので、

「買ってよかった!」

と思っていましたが、


当時は、

行動をせずに知識だけを集めるだけの

ノウハウコレクターだったわけです。

そう思うと、

「人が隣にいる」

という安心感がある

・教習所
・ライザップ
・コンサル
・学校
・部活

と自分1人でやるのでは全然違うなーと感じました。

一番良いのは、やはり環境であり、

「誰と一緒にやるか」

ということ。


人は良い意味でも悪い意味でも

周りの環境に依存するからです。


これを集合的無意識とも言います。


で、先ほどの順番をもっと細分化すると、

① 知らない

② 知っている

③ 人に説明できる

④ できない

⑤ 意識すればできる
↓ 
⑥ 当たり前にできる

⑦ 無意識にできる

という状態。 

この

「学習の5段階レベル」

とも言います。

(ここでは7段階ありますが、細かいことは気にしないでください。笑)


最低でも、

「⑤ 意識すればできる」

という状態まで持っていきたいものです。

でも、簡単に口では言えるものの、

「そんなこと分かっているわー!」
「できないから困っているんだー!」

となります。


では、どうすればいいのか?

それは、

「アウトプット前提のインプット」

です。

例えば、

教習所でも、

「この説明をした後に、運転するからよく聞くように!」

と言われたら、

「よし!ちゃんと聞こう!」

となります。


でも、

「説明するからちゃんと聞くように!」

と言われても、

「関係ないから、惰性で聞こう」

と寝てしまいます。

僕は、高校の授業で、

「これは将来何に意味があるんだ?」

と思って、よく寝ていました。笑
(当時の先生ごめんなさい)

だから、

「これを学んだ後にどうするか?」

ということを考えながらやる。


つまり、

自分ごと化させる

ということです。


例えば、

「この教材で学んだら、作成者に感想を作ろう!」
「この教材で学んだら、すぐに行動しよう!」
「この教材を学んだら、仲間に情報を共有しよう!」

と考える。

そうすると、目的(ゴール)があるので、

インプットの質が格段に上がるし、

「何としても覚えてやる!」

と集中して見るので、

時間密度も上がります。


「〜のために、〇〇をする」

をセットにする。

これは、普段の生活でも使えて、

例えば、

「明日、回復をするために、寝る前の生活を集中しよう!」
「勉強するために、カフェに行くぞー!」
「気分を変えるために、外に出て歩いてみよう!」

ビジネスであれば、

「Xで100フォロワーを増やすために、この教材を学んで実践する!」

のような感じです。


でも、この学習の5段階レベルでもっとも難しいのが、

知っている

できる

に変えること。

僕は、この壁に結構、かなり苦しめられました。

「どうやって、この壁を壊せばいいんだー!」と。

「これをやれば上手くいくのは分かっているけど、どうしてもできない」

となったことは何十回、何百回もあります。


でも、これを壊すに

どうしたのかというと、

「細分化する」
「自分と約束する」
「宣言する」

の3つです。


まず、その行動をやっている自分を鮮明にイメージする。

「30分間ランニングしている自分」
「1,000文字の文章を書いている自分」
「営業をしている自分」


それを鮮明に、

いま、実際にやっているかのように

頭の中で何度も何度もリハーサルをしました。


それこそ、1週間や1ヶ月もかけたこともあります。

それほど、何度も頭にこびり付くほどにやっていました。


・鏡を見るとき
・寝るとき
・歩いているとき
・歯を磨くとき
・移動の途中

ずっと理想の未来のことを鮮明にイメージしていたのです。


「そんなの無理」

なんてネガティブの思考回路をぶっ壊しました。


すると、

「理想の未来になっていることが当たり前」

という思考回路に変わります。


これが未来を変える方法なんです。


歯を磨くのなんて当たり前ですよね。

失敗なんてしません。

そんな感覚です。


「できて当たり前じゃん」

そう心から思うぐらいに願い、強く強く信じました。


この状態になれば、

行動するにも不安はありません。


なぜなら、行動した先には、
絶対に良い未来が待っていることを
確信しているのですから。


だから、自信を持って動けます。


最初は「そんなのできない」と思っても、

何度も強く祈ることで、次第にイメージが鮮明になっていき、


ある日、突然、真っ暗な視界から目の前にパッと道筋が見えて、

「この方法でいけば絶対に成功できる!」

と確信に変わり、新しい世界が開けるのです。


つまり、そうやって

脳の思考回路を変更させること



だから、いまがたとえ苦しくても、

けして諦めてはいけないし、


むしろ、その状態のほうが、

心から強く願うことができるので、

一気にグンッと登ることができるのです。


つまり、「反動」を使います。


しゃがめばしゃがむほど、

高く飛ぶことができるように、

反動の力を使って、

一気に高い壁を飛び越えることができるのです。


「助走」とも言えますが。


別の角度から説明すると、

「自分に催眠術をかける」

ともいいます。


だから、ちゃんとした脳科学の知識も必要になるのです。


僕は、困り果てた時に、
脳科学の勉強をして、

「行動できない理由ってこういうことかー!」

と腑に落ちました。


そして、鮮明にイメージさせるためにも、細分化すること。

例えば、ダイエットしましょう!と言われても、

う〜んとなりますが、

・◯kgまで痩せる
・◯ヶ月までやる
・そのための食事は?
・調理はどうする?
・食料は?
・調味料は?
・もし、我慢できなくなって食べたいと思ったらどうする?
・対策は?

など、最初は面倒くさいですが、


こうやって細分化することで、

イメージが鮮明にできるのです。

だから、教材を買ったら

・いつまで見終えるか?
・どんなアクションプランを立てるか?
・いつまでやり切るか?
・実行プランをこれ以上細かく区切れるか?

と考える。


これは、前職時代に、なかなか仕事ができない僕を見かけて、

上司が、

「まず、この資料を全部書き写せ!」
「終わったら報告して!」

「じゃ、次は書類を書く感覚を簡単に覚えたから、それを見ながらこの資料を書いて!」

というように、

1つの作業を簡単にできる状態まで細分化させて、

行動に移させていました。

だから、細分化はとっても効果の良い方法なんです。


次は、

「自分との約束をする」
「宣言をする」

も良いです。

これは、「影響力の武器」の方でも、紹介されていましたが、

「コミットメント(宣言)」

することで、人はその方向に向かって進むことができる

ということです。


もし、好きな女性の前で、

「運転は全部おれに任せて!」

と言って、

「やっぱり変わってくんない」

となったらカッコ悪いだけでは済みません。


だから、宣言するのはとてもいいです。

「この人から嫌われたくない」

という人に対して、宣言するほど効果は大きいです。

僕も前職時代は、尊敬する上司に

「絶対に昇任試験を合格してみせます!」

と宣言して、

自分で逃げ道を無くして、

プレッシャーを懸けていました。

この逃げ道を無くすもいいです。


僕は、

「これじゃ、ノウハウコレクターだなー」

と思ったら、この3つのことを意識するようになりました。

普段の行動に使えますね。

できない

できる

の壁が壊れたら、これからはただやるだけなので、

楽になります。


そして、次第に行動することが楽になり、

歯を磨くほどにこの行動をすることが当たり前に感じます。


つまり、

習慣化

された状態です。


僕が、このnoteを書いているように。

これも知識です。


ということで、

「知識が大事だ!」と思って、ノウハウコレクレーに陥ってしまう恐怖」

でした。

では!!


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