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興福寺断碑を臨書した話

興福寺断碑の表紙もそれぞれの文字を中から探し出して書きました

興福寺断碑は拡大法書選集で習字を始める際に、一度書いたことのある作品でしたが、今回は全臨してみようということで書きました。
その時のルールが
・二玄社の中国名筆選の大きさで書く
・欠けているところは釈文に載っていれば辞書を調べて書く(二玄社の書源を先生からお借りしました)
の2つのルールを設けて書くことにしました。
全体的な作風を感じてみたかったからです。
ただ書源にも興福寺断碑の文字が載っていない場合は他の王義之が使っていた他の作品の文字を臨書したりしていました。いやぁ…最後の辺りは結構そういうのがあってうーんうーんと唸っていましたね笑

実は墨を磨って、小筆で中字用の紙で書いておりました。

大体半年は書いていたかなぁ?いつも私の悪い癖で思い立ったときに書き始めるからいつから書いていたのかあまり覚えていないこと100%(これはひどい)

それを踏まえた上で書き終わった感想が、思ったより時間がかかったし(短いからもっとすぐに終わるのかと思ったけれども)、精神的にも仮名を書くような感覚で精神的にも削られました笑(お陰で書き始めるのに時間もかかったりして、なかなか完成しなかった笑)
そして拡大法書選集がいかにはっきりと印刷されていることがよくわかりました。中国名筆選の方は元々のを印刷されているわけですから、石碑のヒビとかも綺麗に印刷されているんですね。(この作品はだいぶん破損が大きいみたいなので、だから断碑とのことらしいです。上半分がなかったかなんだったかな?)
だから習字を始めて最初に拡大法書選集からやったのは正解だったと思っています。わかりやすくて書きやすい。
ただこの拡大法書選集の方は絶版になっていて、新刊書店で買うことはできないのですが、中古品では手軽に買うことができます。
日本名筆選と違ってすごく高い値段がついているわけではないので、手に取りやすいかと思います。

傷みが酷かった所1
傷みが酷かった所2

だいぶん破損が激しい作品で、釈文が横に書かれているけれども見えないときは、書源がとても役に立ちました…!
あの辞書は書いた人意外にもこの文字はどの作品の文字かも丁寧に書かれているので、とりあえずそれを臨書して、それでもわからない場合は似ていそうな文字を引用して書いていました。
ので100合っているかと言われれば、そんなこともないし妄想かもしれませんので参考にはなりません笑
それも相まってなかなか進めず、ぐだぐだとしておりました笑
けれども初めてやった臨書を再度全臨とのことでしたので、全臨できたのは私の中でスッキリできたのでよかったです。今度は大きな漢字が書きたいw

2024.06~2024.11

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