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還流

昨日の記事で書きたかったのは独身貴族の弁明ではない。
ただいつも真面目すぎるだと息が詰まるので(僕自身)たまにはリフレッシュも必要だと思い、かる~い内容にしてみた。

たまにはいいよね?

シーニックバイウェイ北海道の活動に参加したのは勤務先の社長に声をかけられたから。寿都町町長、北海道振興局、技術開発センターなどなど偉い人の他に可愛い子も毎年多く参加しいるから来た方が良いよ~と誘われ、

土曜予定ないんで行きます!

と二つ返事で即答した。

ちなみに恋人は必要ないがカワイイ子と交流する時間は癒しのひと時だ。
だってお金を払って高いボトル…

これ以上書くと愛読者が減るのでやめよう。

さて、これから書くことは恐らく真面目な内容、多分。

前回の記事でも紹介した通りシーニックバイウェイ北海道は美しい地域の景観を守るために行政や地元企業、地域住民が協力しながら様々な活動を展開している。僕が参加した沿道の清掃活動の他にも植栽活動、道路看板の撤去更新、地域情報の発信など多岐にわたる。

参加者のうち、ある素敵な中高年女性のお話が印象に残った。

ここでの活動は上も下も関係ない。
皆同じ目線で北海道の未来のために活動しているの。
ゴミ拾いで道がきれいになれば、皆嬉しいし自然環境保護もできる。
自分のやったことは必ず返ってくる。
それはすぐではないにしても、善い意志でやったことは誰かのためになるっしょ。回りまわって自分に戻ってくるのよ。

まさしくハッピーターンだな。


今では行動経済学の一分野としてなじみのある「ゲーム理論」の中に「バックワードインダクション」という考え方がある。

日本語にすると「後向き帰納法」。
全然関係ないけど「前向き帰納法」なる用語があればポジティブやな~とかって思ってしまう。

冗談はさておき「バックワードインダクション」とは、二人以上のプレイヤーが存在するゲームの終点に一番近い手番から順々にプレイヤーの最適行動を求める、というものだ。興味のある人は下記のゲーム理論入門書を参照して頂きたい。

何のことはない先読み推論である。
将棋の藤井聡太七冠をイメージして頂ければ「先読み」は想像に難くないだろう。
(この記事で八冠と書きたかったが間に合わず残念だった…)

将来世代のこと、もっと言えば人類のみならず生態系や自然環境のことを先読みして考え今できる最適手をとる。

「長期的には我々は皆死んでしまう」とケインズは主張したけれど、
「我々の子孫は生き続けているかもしれない」。

だから次にバトンを手渡す現役世代として、自分にとって最適ではなくて将来世代を含めたステークホルダー全体にとって最適な行動をとった方が望ましいと僕は考える。

今日も皆様にとって良い一日になりますように。
月曜日からジェットコースターのような変なテンションだがよろしく。

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竹内康司
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