読書録「海を眺めていた」
飛行機で移動するときは軽く読める短編小説やエッセイ集の文庫を機内に持ち込む。
今回、手元にある本はnoteで知り合った三鶴さんの「海を眺めていた」。
noteの記事では、さぁーと読み流していた。…すみません。
本を手に取って改めて精読すると表題作をはじめ繊細な文体に心が震えた。
中でも「ひたむきな、余りにひたむきな〜息子〜」を読んだ時の感動は言い尽くせない。いつも僕のnoteを読んで頂いている三鶴さんに、お礼と「海を眺めていた」の感想をどうしても伝えたいと思い、投稿した。
先日の記事でも触れたように僕は人格に問題があり社会不適合な一面もある。自分でも痛い位理解しているし、人に合わせる努力もしているつもりだが非常に疲れる。
だから結婚することや子どもを持つことは、ハードルが高いなと思っていた。
でも三鶴さんの本を読んで父親になることの素晴らしさを教えて頂き誰かと一緒に暮らすのも悪くないなと考えた。
一部を引用する。
これから先、私たちと一緒に嬉しいことも辛いこともたくさん経験していくだろう。でも、君の未来が明るく平和なものであるように、私は父親として全力を尽くしていくことを約束する。
そしてこの後に、さらに素晴らしい文章が待っているが紹介するのは野暮なので是非とも三鶴さんの本を購入して確認して頂きたい。
今日も皆様にとって、良い一日でありますように。
「幸せの象徴」を探して。
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