【小説】愛しい愛しいと言う心《作者こぼれ話》
ありがとうございました。
愛しい愛しいと言う心を お読み頂き、ありがとうございました。
この話は、【小説】女子工生 の続編みたいな位置付けになります。
【小説】女子工生 に登場した清文が、当初考えていたより とてもいい男に育ってしまいまして、何とか幸せにしてやらねば! と言う光川の母性本能がメラメラと沸き上がり、
『よし!格好良く書いてやるぞー。』
と思っていたのに、どんどん勝手にヘタレのレッテルを張られに動いてしまいました。
まあ、光川の勝手な思い込みですが、本当に強い男は 優しい!と考えているので、光川の中では最上級にいい男なんです。
愛しい~は、全部で3、4ヶ月の話しです。
出会った 1日目が長かった。
1日がなかなか終わらず、書きながらちょっと焦りました。
2人とも いい年なのに付き合い初めて、初Hまで、結構かかったな。
清文、よくクリスマスまで我慢したな。
と、思います。
ごめんよ。清文。
清文と小紅
清文は、庇護欲の強い人だろうなと、不器用だけど、一生懸命な子が好きだろうな。
真白さんがそのタイプだったし。
小紅さんは、人の好き嫌いは 一応あるが、大嫌い、顔も見たくない!みたいな気持ちが少ない様です。
巻き込まれないように、一歩引いて 静かにフェードアウトしていくタイプですね。
人と喧嘩したり、憎んだり、人に怒りをぶつけたりできない人です。
怒ったりする前に、何でなんだろう と、考えたり 悲しくなってしまう様ですね。
清文の、初恋話や 元カノ話をきいて、興味深々で「それから?」ってなるのは、小紅さんならではですね。
清文を信用してる証しでもありますが。
小紅の友人の事
小紅の学生時代の友人の、朝シャンで凍った髪を、教室でドライヤーを使って乾かしながら温める件は、私の友人の実話です。
共学でしたが。
スカートで扇ぐのも 平気でやってましたね。
中に、短パン穿いて(昔はスパッツと言っていたけど、今は違うのかな?)いたので、全然へっちゃらでパタパタやってました。
女子工生メンバー
女子工生のメンバーは、どんな大人になってるかと、途中で絶対出そう と思ってました。
聡君が国際結婚になろうとは、ビックリです。
聡の彼女は、どんな?と頭のなかで動かしていたら、聡、日本にいないじゃん。
え、周り金髪美女いるし。
あれ、白衣着た金髪ロングの子が聡を見てる。
え、名前はサラちゃん?
みたいな感じで、ぽんぽんと、浮かんできたのです。
皆に優しい聡に、ゆっくりじっくり好きを伝えて、長期戦覚悟で、頑張った模様です。
徹と真白夫妻の車の中のシーンは、書こうかどうか、かなり悩みました。
女子工生を読んでない方には、徹と真白のシーンが、何でこんなに長く書いてあるのか わからないだろうしなー。
んー、どうしよう。
でも、読んで下さった方に、こんな夫婦になりましたよ。ってお知らせしたいしなー。
えい!書いてしまえ!
で、あの、場面ができました。
ベットシーン
悩んだと言えば、清文と小紅のベッドシーンもです。
清文が小紅に《戀》の字を教えるのに、ベットの中か、お風呂の中か、と考えていて、清文の事だから、事後は凄く気を使うだろうし、そうすると、小紅さんの状態もある程度描写が必要だし、となると、その過程も必要か。
となり、出来るだけグロくならない様に、リアル過ぎない様に、でも、状況が伝わる様に、結構書き直しました。
難しかったです。
ももさん
清文の妹の ももさん。
強烈な感じでしたが、あの子 本当は前作の
女子工生に登場させたかったんです。
でも、お話しの進行上 『お母さんとタッグを組むと清文は敵わない』と言う情報しか出せなかったので、今回いい感じで登場できたのではないかと、思ってます。
気も強いし、お兄ちゃんにも強いけど お兄ちゃんが優しいのをちゃんと知っていて、お兄ちゃんが大好きだから、安心してあの様な態度に出られるんですね。
清文も、妹を大事に思っているから、本気で怒る訳ではない感じです。
仲がいい兄妹です。
心残り
この先の清文と小紅の事も、少し頭の中では 動いたものもあるのですが、何やっても、どこ行っても、ほんわか、フワフワ、イチャイチャしてるところしか思い浮かばなかったので、
2人が、将来をしっかり考え出したところで おしまいにしました。
ただ、ひとつ心残りが、小紅さんの語学力を活かす場面が、最初の所だけで、後は全く活かせなかった事です。
完全に光川の力量不足です。
すみません。
きっと、海外旅行や新婚旅行、聡君の彼女のお友達として 力を発揮するでしょう。
会社も、外資系との取引が始まったので、小紅さんが活躍するかもしれません。
ありがとう 感謝します
最後に、愛しい愛しいと言う心 のイメージにぴったりのイラストを使わせて頂きました。
にしはら あやこ様、ありがとうございました。
にしはら様の優しい絵が、清文と小紅のお話しに彩りを加えて下さいました。
感謝します。
拙い文章、拙い作品を読んで下さった皆様、
ありがとうございました。
皆様が読んで下さる事が 力となり、励みとなり、最後まで書き上げる事ができました。
心より感謝します。
コメントやスキを下さった皆様、同じ言葉が重なりますが、ありがとうございました。
心より感謝します。
この後は、少し充電期間にしたいと思っています。
エッセイや つぶやきは時々 上げたいと思いますので、よろしくお願い致します。
皆様の上に たくさんの幸せがあります様に
光川 てる