保育園見学:365日後に育休復帰する父(172〜173日目)
ついに始まりました、保活。我が自治体は、10月末〜11月頭が来年度4月入所の保育園の申請期間となっています。
今月頭に保育園の申請書類をもらってきており、私も妻も就労証明者などは準備バッチリ。あとはどこの園にするか…、といったところ。
保育業界に身を置く妻は独自のコネクションで情報を得ているようで、彼女の中ではどこの幼稚園が良いかはほぼ決まっているようですが、やはり実際の姿を見るというのは大事な事。あと第1希望に落ちたら、第2希望の園になるかもしれませんしね。
気になっている2園に電話すると、たまたま園見学が2日続けての日程となったので、その様子をまとめてお伝えします。
○1日目:A保育園
ここが妻の第1希望、A保育園。未満児は1クラスずつ、年少以上は2クラスずつといった規模です。
まずは多目的ホールで説明会。この園は周りの保育園に比べて、朝の預かりが7:30〜と少し遅めなのですが、その分18:30までは延長なしで預かってもらえるという事で、その点はありがたいなと。
教育活動については、10分間活動でフラッシュカードなどを使って漢字に慣れさせる活動があるのが特徴。昨年自分は2年生を担任している中で、ひらがなもおぼつかない児童がいたのを見ていたので、付いていけるかなあ…と若干不安に。
また、年少以上は週1回地域のプール教室に出向いての水泳には自動的に参加になる模様。月謝も取られはしますが、水泳はやらせておいて損はないと思うのでこの出費は必要経費でしょう。
その他にも希望制で色々な活動をさせてもらえるようで、サッカー教室や英語教室などを園内で開いてくれるそうです。この辺りは子どもがやりたいと思ったらでいいかなあ…。
説明会後は、園舎の案内。お昼寝をしている未満児クラスの様子や、運動会に向けて練習をしている年少以上の様子を見学できました。
保育園の雰囲気は良さそうで、先生方も子どもも笑顔で運動会の練習に勤しむ様子が。ダンスの練習をしている教室を覗きましたが、みんなきちんと先生の方を向いて一生懸命踊っていました。
その後の自由時間も、力いっぱい園庭で遊ぶ子どもたちに、暑いので熱中症対策として水を撒いたりこまめに水分補給を呼びかけたりしている先生方。安全面への配慮も申し分なさそうです。
○2日目:B保育園
第2希望ということで園見学の予約をしたB保育園。教員と保育士夫婦だから点数高いし、第1希望は通るでしょうと思っていたので、とりあえず見とくかくらいの気持ちでした。
園に到着しまず目に入ったのは、木造の趣ある園舎。住宅地の中にありながら、「山間の村にある分校かな?」ってくらい雰囲気の良い木造建築です。
園舎の中に入り受付。最初に通されたのは、子育て支援センターも兼ねている部屋で、最初に登録しておけば事前予約無しでふらっと来ても良いそうです。これは今度行かなければ。
昨日の保育園は「見学会」だったため、12,3組の親子が説明会を聞いた後ゾロゾロと見学しましたが、今日は個別に見学させてもらえました。なので案内してくれる先生も、園舎を回りながら各クラスの説明や園の沿革などを話してくれました。
園の規模は、各学年1クラスずつで、クラスの人数は15人ほど。昨日見学した園に比べると、小規模な感じがしました。
案内を聞いてていて魅力的だったのは、各クラスのお部屋。机と椅子が置かれている木張りのスペースと、畳が敷かれたスペースがどの部屋にも確保されており、人数に対してかなり広々してるなと感じました。
また柱や梁が剥き出した内装も、大変趣があります。暴れたり調子乗ったりしてるとぶつけて怪我はしそうですが、まあそれも室内での過ごし方を学ぶいい機会になるのではないでしょうか。
保育内容も子ども中心を謳っており、壁に貼ってある卒園制作などは、年によってやっていることがまちまち。担任の先生と子どもが話し合ってやることを決めているそうで、子どもファーストな雰囲気も好印象でした。
園の周りには公園がたくさんあり、年長さんになると結構遠い総合公園まで歩いていくこともあるそう。汗をかいてもシャワー室でシャワーを浴びられるようになっており、汗疹がよく出る娘にとってら嬉しいポイントでした。
そんなこんなで見学を終える頃には、「この保育園楽しそう!」という気持ちに。A保育園を強く推していた妻はどうか恐る恐る顔を窺っていると、「B保育園、よくね?」とのお言葉。B保育園を第1希望で申請しようと思います。
○終わりに
妻の様子を見るにA保育園で出すんだろうなと思っていたので、まさかの番狂わせでした。やはり実際に目で見て確かめるのは大事ですね。
B保育園については、慣らし保育の事などを聞き忘れてしまったので、来週にでも併設されている子育て支援センターに足を運ぼうと思います。