ライフプランニング相談:365日後に育休復帰する父(108日目)
学資保険に入ろうかと思いお願いした、無料のライフプランニング相談。
これまで2度のオンライン相談を行い、今日は妻も交えて初めての対面での相談です。
○これまでの相談
これまで2回のオンライン相談では、家計診断を主にやってもらっていました。現在の収入や支出、今後の働き方をヒアリングしてもらい、それを基に100歳までのお金の流れをグラフにしてもらいます。
診断と言っても「食費多いので減らした方が良いですよ」とかの直接のアドバイスはありませんでした。こちらが聞けば、収入の割にその出費が高い方か低い方かは教えてもらえました。これはまあ、FPさんのやり方によりけりだと思います。
我が家は子どもにかけるお金がどうやらお高い模様。確かによその家ではベビーカーやベビーベッドなどをレンタルしたなんて話も聞きますし、ミルクはほほえみ、おむつもメリーズとお高めの物を使っているのでこれは仕方なし。
ただ妻は、他の物を買いに来たのについで買いで娘の洋服を買ったり、便利グッズを買いはしたけどほとんど使わなかったりということがあるので、その辺り本当に必要かを見直してほしいところ。「必要な物」に出費は惜しみませんが、「あるといい物」を全て買ってるとキリがありません。
また、最大の悩みのタネは家のローン。ローンを組んだ際は、「今の世帯収入なら払えるかな」と思い35年ローンにしましたが、娘が生まれた後に「育休明けたら今の職場辞めてパートにする」との申告が。うーむ、ローンを組む前に先に言って欲しかった。ただ、子どもを生んだら考えが変わるのは仕方なしですね。
今のダブルで育休手当をもらえる今年度よりも、自分が復帰&妻が扶養内でのパートの来年度だと、世帯収入は下がる見込みです。その現実をグラフで見てもらい、妻と一緒に今後の生活を考えていこうと思い、今回の対面での相談をお願いしました。
○急にたくましくなる商魂
午後に来たFPさんは、まずは妻にどのような働き方を考えているかを聞き取り。自分はてっきり扶養の範囲でかと思っていたのですが、結構な時間働く想定の様でした。これはありがたい。
その後自分が気になっていた、「どこまでお金を手元に置いておき、どこからを引き出せない積立に回すか」という相談。
貯金をすると言っても、自由に引き出せる口座にあったらつい使ってしまうもの。無理やりにでも引いてもらって、子どもが大学進学するまで触れないようにした方が確実に貯められます。
ただ、お金を天引きし過ぎてしまって生活が苦しくなるのは本末転倒。我が家の収入を考えると、どの程度のお金を天引いても大丈夫なのかを相談した後に、学資保険なりの積立を始めようと思い相談しました。
どうやら月に1万円くらいは天引きしてもなんとかなりそうな感じ。それなら学資保険入るか〜と思ったところ、時間も間際というタイミングでFPさんから年金型の保険の売り込みが。
この商品、積み立てた資金を保険会社が勝手に運用してくれプラスになる見込みも結構あるみたいですが、元本保証はない模様。15年のスパンで考えるとほとんどマイナスはないとの説明は受けましたが、そんなややこしい保険は求めていません。
自分は健康で働く前提での貯蓄の話をしていたはずなのに、いつの間にかFPさんは「どちらかが働けなくなった時にどうやって生活水準を維持するか」という話にもっていこうとしてきます。
こちらが求めているものとは違ったので、「とりあえず検討してみます」とお伝えしてお開きとなりました。
無料相談に甘えてここまで色々とおはなしをきいてもらいましたが、さすがは商売人、ここぞという時の売り込みがすごいですね。まあその商売魂のせいで自分は夫婦は引いてしまったのですが…。
○思ってたのと違うけど結果オーライ
入ろうかなと考えていた学資保険も、FPさんがおすすめできないと言っていたのもあり結局入れずじまい。しかし、振り出しに戻ったかと言うとそうではありません。
良かったことの1つに、妻の今後の働き方がうかがえたということ。扶養ギリギリかと思いきや、1日6〜8時間✕5日のほぼフルで働いてくれるそうなので、そこは明るい材料です。
2つ目は、iDeCoに入らずに済んだこと。父から「iDeCoはいいぞ」と言われていたので育休から復帰したら入ろうかと思ったのですが、「公務員は退職金がしっかり出るから、老後に金を回すより今の分を確保した方が良い」という話はためになりました。
3つ目は、節制の覚悟が決まったこと。自分が親にしてもらえたくらいの多少の贅沢は、自分の子どもにもさせてあげたいと思っていましたが少し厳しそうです。身の丈に合った生活を送っていこうという覚悟が決まりました。
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