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SIerからの転職。お客様の”頼れる懐刀”として「それが欲しかった」を目指す

当社は、大手プライム企業に対するITコンサルティングサービスを提供しています。一般的な上流にフォーカスするITコンサルティングサービスと異なり、時に泥臭く、クライアントの目的達成に向けてスコープを広げプロジェクトの成功を目指すスタイルで支援を提供しています。キーワードは"お客様の懐刀"。
社員1人ひとりの仕事に向き合う姿勢が、この支援スタイルを形成しています。
 
そんなメンバーの活躍をご紹介すべく、社員インタビューコンテンツの公開をいたします!本日は、SIerから経営コンサルタントを経て当社に入社、現在シニアマネージャーとして活躍中の大城さんについてインタビューしてみました!

◆バックボーン:
SIer及びコンサルタントとしてユーザー支援PJに従事
◆転職動機:
システムを作るだけではなく、ユーザーが『本当に欲しかった』と思えるシステムを作るために、使い手と作り手の橋渡しをしたいという思いから転職を決意

大手企業を中心に、超上流工程からプライムで支援できる

ー現在のプロジェクトの内容を教えていただけますか?
現在、自動車部品関連を扱うクライアントのプロジェクトで、基幹システムの再構築に取り組んでいます。1年半前から進めていて、今後2年以上続くプロジェクトです。弊社は全体構想から下流の導入運用支援まで一気通貫での支援を行っていて、私はリーダーの下、2番の役回りで、業務領域の一つの全体統括の支援を2名のメンバーと共に行っています。今は構築の第1段階で、メインはまだ先に控えているものの、先行リリースをちょうど終えたところです。

ー現在のプロジェクトの内容を教えていただけますか?
もともとお客様のある部門のシステム導入支援をしていたところ、「基幹システムの再構築の方も手伝ってくれないか?」というお話をいただいた形です。
当時お客様側で紆余曲折した経緯があったとのことで、「どうすれば着地できるのか」と悩まれていた時に、他のプロジェクトで縁があった当社に声をかけていただきました。

ー今のプロジェクトの難易度の高い部分や課題点を教えていただけますか?
現在、基幹システムのパッケージ選定が最終段階にあり、これから2年後のシステム導入に合わせたシステム構築と業務の変革に着手するところです。私としては、いかに業務側の受け入れ態勢を整えていくかが重要だと考えています。
システム再構築には現状業務の変化がつきものです。いかに業務側の方に業務を変えることへの納得感をもっていただけるか、そこが一番チャレンジングですね。
私はただシステムを入れればいいとは考えておらず、システムを活用して利益を生み出してもらうという意識を大切にしています。その考え方を業務の方と共有しながら進めていきたいですね。
 
ですので、お客様の業務が円滑に切り替わるまでをお手伝いまでしていくことが大事です。今度、先行リリースしたシステムの利用状況を把握するため現場を見に行ってくるんですよ。

ー運用フェーズもご支援を?
まだ決まってはいませんが、基本的には運用フェーズはクライアント側で回せるようにと考えています。
無事システム導入が終わったものの、当社の支援がなくてもクライアント側で回せる体制を目指しています。
ある程度落ち着くまでのフォローは必要だとは考えていますが、我々がうまく抜けられるように、クライアントの人材育成などもプロジェクトを通じてフォローしていきたいと考えています。
 
その考えは今回のプロジェクトに限った話ではなく、他のプロジェクトも同様ですね。

ー今のプロジェクトメンバーを教えていただけますか?
当社側は5名で参画しています。
構成としては、役員がリーダーで、私、当社メンバー2名、社外のパートナー1名です。
お客様側は社長や役員の方も近くにいる環境で、その他、事業部長から現場リーダーに至るまで、コミュニケーションを取る相手は30名程度います。
 
当社メンバー2名については、基幹システム再構築が初めてのメンバーと、コンサルとして初めてのプロジェクトとなるメンバーなので、そのあたりのフォローをしつつうまく連携を取りながら進めています。
徐々に任せられるタスクが増えてきたりするなど、メンバーの成長を感じながら案件を進められています!
分からないながらに考えてもらって、私自身はできる限り自走を促しつつ、「自分だったらこういうアプローチをする」「こういう所を考えなければいけない」などサポートするようにしています。

ー外資系ファームのコンサルだと案件獲得のノルマがあると聞きますが、ブレインズコンサルでは案件獲得のノルマなどあるんでしょうか?
シニアマネージャーとして成果を出していく役割は担っていますが、ノルマ自体はないですね。役職に応じた貢献度評価として反映されます。

限りなく顧客サイドに寄った姿勢を追求することができる


ー御社では「懐刀」というキーワードを大切にしていますね
基本的にはITコンサルタントとしての仕事にはなりますが、特に意識するのは、「モノを作るではなく、モノを活かして利益を上げる」という視点です。
プロセス自体は見た目変わらないかもしれませんが、アプローチとして、クライアントの「システムを導入して何がしたいのか?」「業務課題は何か?」や、「何を優先することが会社の利益につながるのか?」を整理しながら進めることを大切にしています。
また、クライアントに対して「何とかしてください」という対面の立場ではなく、「何とか一緒にやっていきましょう」という伴走する意識を強く持ってやっていますね。

-ブレインズコンサルは他社と比べてどういう特徴がありますか?
お客様としっかり向き合っていくというスタンスを大切にしています。
頂いたお題をデリバリーすればいい、依頼されたモノを作ればいいという考えはないです。
同じような内容を掲げる会社は世の中に沢山あるかと思いますが、当社はとことんやっている。
 
正直なところ、PMやPMO案件はよくお話があって、会社として売上は確保できるが、クライアント側の体制が整っていないとクライアントの自立や目的達成まで無駄に遠回りしてしまうようなこともあります。そんなときも、「まず体制整えてからやりましょう」という提案をすることもあります。
 
変な話ですが、当社の支援がなくなっても回るようになることを念頭にすすめているんです。
「それだとうちに延々とお金払うことになっちゃいますよ」とクライアントへお話しすることもあります(笑)

ー今後どういう風に活躍していきたいですか?
テーマは変わらず、ITを活用してクライアントの利益を上げるお手伝いを続けたいですね。
ただ今であれば生成AIなど、進化していく技術に追随して、お客様が時代に乗り遅れない形で、システムを活用していく流れを実現してあげるイメージを持っています。
新しいものにもフォーカスしつつ、会社全体のITを考えるパートナーとして、クライアントと膝を突き合わせて考えていく役割を担っていきたいです。
 
ー未来の仲間、求職者の方に向けてメッセージをお願いします!
当社では、「本当に必要なシステムってこういうこと」ということを身を持って体験できます。
お客様の「懐刀」といっているくらいなので、”ベンダー”ではなく、”御用聞き”でも、”下請け”でもないです。
 
私のようなSIer出身やSE畑の方は、それまでの経験上、「これがほしい」の答えを間違いなくもらって、その答えを100%の正解として、正解を実現できるように動くという考えになりがちです。
ただコンサルは動きが違っていて、一緒に答えを作っていく。うまくいかなければ100%の答えを作ることができない。
たとえば極端な話、「今流行りの生成AIでなんでもかんでも解決したい」という依頼を真に受けてしまうと、結局現場で「これ全然使えない」「元々のほうが良かった」となってしまいます。
そういうリスクも背負いながら、本当に欲しかったものを一緒に作っていく経験ができます。
シンプルに、すごく楽しい会社です!

-大城さん、ありがとうございました。


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