SIerからITコンサルタントへの転職を振り替えって
今回は平均年齢40歳のブレインズコンサルティングでぐんぐん成長中の29歳、大手通信SIerから転職してコンサルタントとして働く本多さんにお話しを伺いました!
-よろしくお願いします!
まずは現在やっている仕事を教えてください
主に業務要件定義やシステム運用に関する標準運用の策定等の支援をしています。また、課題や進捗の管理、いわゆる一般的なプロジェクト管理も行ってますね。
ほかにもシステムに対するお問い合わせで「これってどういう仕様ですか」とか「ここをもうちょっと改善できませんか」とか、そういったお客様の質問や要望に日々対応しています。
-本多さんが直接クライアント対応も実施しているのですか?
直接、クライアント対応もやっています。
会議に出席して、システム仕様の説明を求められた場合は過去の経緯も交えて現状の仕様を説明したりしますし、対応案をクライアントと検討しながらプロジェクトを進めていきます。
このシステムは過去にこういう要件を決めたのでこの仕様にしています、とか解説したり、改善案を話しあったりとか、業務においては常にお客さん対応している状況ですね。
-BCIに転職前はどんな仕事をしていましたか
新卒で入社した大手SIerでは金融系システムの設計からリリースまでの開発業務を担当していました。
ただ大手だとどうしても会社都合での配属が多く、なかなか希望するプロジェクトで経験を積むことが難しかったんです。もっと上流フェーズの仕事をしたい希望があり、案件のコンロトールを高めるためにフリーランスを選びました。
フリーランスでは、大手通信会社でエンジニアとして携帯を契約するための店頭受付業務システムの要件定義などを経験しました。
-BCIで携わっている仕事との違いはありますか?
関わるフェーズが上流になってかなり変わりましたね。
やっぱり上流から下流に行くにつれて、確定情報が増えていくじゃないですか。
以前はSEとして、確定した要件定義書をもとに黙々と後続のSE業務を行うことがメインで、要は誰かが決めた確定情報をもとに作業をするイメージです。
現在は上流のフェーズで業務要件を決める側になったので、不確定情報を確定情報に変えていくような業務を行うことが多いです。
クライアントの情報や要望を仮説を持って整理していくような仕事で、そこがSIerにいた頃の仕事と大きく違う印象ですね。
-転職理由として、やっぱり上流工程からシステムを決める仕事をしたかったのがメインの理由ですか?
はい、元々SIerに入社したんですけど、仕事をしていくうちにより上流工程から関わりたいと思うようになりました。
決められた枠組みの中でシステムを黙々と作っていくのは、私の性に合いませんでした。(笑)
何のためにやってるんだろうっていう疑問が湧いてしまって…。
特に大規模なシステムの場合だと、関わる人数も多く、上流で決まった要件の背景や目的が見えづらくなり、単なる作業者になってしまうこともあるんですよね。
わたしも一時期そんな経験をして、「何のためにこのシステムを作っているんだろう?何のために仕事をしているんだ?」と考えさせられたことがあり、もっと上流のフェーズに関わって、決める側の立ち位置の仕事をしていきたいと思いました。
それで徐々に携わるフェーズを下流から上流に変えてきました。
-BCIの仕事の進め方や雰囲気についてはどう思いますか
仕事の自由度はかなり高いと思っています。率先して手をあげれば基本的になんでもチャレンジさせてもらえるみたいな。
やることをやっていれば、新しい手法を試したり、自分の興味本位でどんどん勉強してみたりもできるし、勤務時間や場所についてもかなり自由にさせてもらっています。
上司も、これまでの自分の経験や体験を型通りに当てはめようとするのではなく、「とりあえずやって、アウトプット出してみて」というスタンスでいてくれます。
その上で率直なレビューをくれるので、とても恵まれていると思います。
-BCIにフィットする人についてはどう思いますか?
個人的には、自分で考えて主体的に動きたい人にはフィットする会社だと思います。
逆に、指示を出さないとやりませんみたいな、決まったものを決まった時間内にやるような仕事が好きな人には合わないかなと思います。
-BCIに入社して成長したと感じる部分はありますか?
やっぱり資料作成、ドキュメンテーションですね。
ITコンサルタントは資料を作成する機会がとにかく多いです。
今後の進め方とか業務要件定義に使う資料とか…、最近は上司からも修正するところがなくなってきてると言ってもらえています。
他にも自分がメインでお客様の前で重要な説明をするなど、責任ある仕事を任される機会も多くなってきました。提案フェーズにおける「説明して、納得いただいて、次のステップにいく」といった動きができるようになって、多少プロジェクトに貢献できるようになってきたと思います。
またコンサルタントとして、どこまでは自分たちで決めてどこからはお客さんと相談しながら臨機応変に対応していくかの勘所もなんとなくも掴めてきた気がします。(笑)
-今後頑張っていきたいこと、将来叶えたいことなどはありますか?
まだ目の前の仕事で手一杯ですが、まずは自分の関わっているプロジェクトでより多くの貢献をしていきたいですね。
そのためにはまずは社内貢献からだと思い、どんな仕事でも積極的に引き受けるようにしてます。「これやってもいいですか」みたいな感じで。
-えらいですね!!
その姿勢は先輩の姿を見て学んだところです。
社内貢献が巡り巡って、最終的にプロジェクトへの貢献に還元されると思っています。
手すきの時はもちろん、仕事があるときでも、重要な仕事やできそうな仕事はできるだけ取りに行くようにしています。
それが自分の経験になるので、そういうところはちょっと無理してでも狙って行く方がいい。
コンサルとしての働き方ってそういうことなんだなっていうのが最近わかってきた気がします。結局お客さんに還元できた成果が評価に繋がりますし。
そうして自分のこれまでの経験が活かせるようなプロジェクトで、一人で自走できるようになるのが目標です。
-頑張ってください、応援しています!
お忙しいなか、インタビューへご協力ありがとうございました!
今後のご活躍にも期待しています!!