なんで麻痺が起こるの?
麻痺って聞くと、手足が動かしにくくなったり、話しにくなったり、触られてるのがわからなくなったりといろんな麻痺があります。
今回は運動麻痺について説明します
脳卒中で麻痺が起こるのは錐体路障害
運動を支配する場所から運動ニューロンがでて、筋肉に至るまでの道があります。それの通り道があるのが錐体路(運動神経)です。
いい表現かわかりませんが、道路みたいですね。
交通量が多ければ事故は多いですし、年月が経てば風化していきます。
道路の途中が遮断されたら進めないですからね。
道路は完全に修復ができるところは大きな違いですけどね笑
運動神経は視床や大脳基底核の近くにある
大脳基底核?
大脳基底核とは線条体・淡蒼球・黒質・視床下核の4つの神経核の集まりです。
ここの近くを錐体路(運動神経)の通り道である内包があります。
ここが圧迫されたり、虚血状態になると運動麻痺が起こります。
足だけ、手だけなど、局所的に麻痺が残ることがありどういうこと?という疑問が出た方もいると思います。
それはまた今後、お話ししたいと思います。
私たちはCTやMRI、血管造影画像をみて症状を予想します。障害部位以外の症状が出ている場合は違う原因もあるのではないか?という仮説がたち、早急に医師と相談し発見、治療に努めています。
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