
【 映像クリエイター : キノモト キリン 】 映像制作の作業を自動化できるデバイスとは? ~ エクスプレッション編 ~
【 キノモト キリン | Kirin Kinomoto 】
映像エディター。
大阪成蹊大学芸術学部を卒業し、映像について学ぶ。
新卒でポストプロダクションに入社し2年務め、 現在は 制作会社のハウスエディタとして WEB CM・VP等を中心に毎日Adobe After Effectsを触れている。
※VP:ビデオパッケージの略。映像とプラスアルファの情報を載せ、より多くの情報の伝達が可能。
【 普段のお仕事と作業環境 】
ー 普段、どんなクリエイティブ作業をしていますか?
WEB CMなどのオンライン作業(合成やモーションなどのブラッシュアップ)やオフライン作業(映像をつなぐ作業)などを中心に映像編集の仕事をしています。
ー 普段、作業環境を教えてください。
作業環境については、まずPCを2台併用していて、
自宅作業用にeX.computer G-GEAR(OS:Windows 10、CPU:Intel 7820x、GPU:NVIDIA GeForce GTX GP U1070、メモリ:32GB)、 現場編集や外部編集室などでMacBook Pro(16インチ、2019)を使用しています。
また周辺機器には、LGのW2261VG-PFというモニターとロジクールのG600というマウス、あとはワコムのIntuos4というペンタブレットを使用しています。
【 映像クリエイターとして 】
ー 映像クリエイターになる上で心がけていることを教えてください。
私自身、まだまだ勉強の身ですが、組み合わせる力を磨くことを日々心がけています。
ちょっとしたエフェクトの組み合わせやちょっとしたモーション、自分が過去に作ったモノの少しでも良かったところを制作物に混ぜ込みブラッシュアップしています。
例えば、ビデオSALON2020年1月号 にて、掲載された作品のグリッチノイズの表現は、別作品のスポーツ系PVなどでノウハウを活かせました。
また、日々のモーショングラフィックス制作の際も、混ぜ込むことで作業効率が上がりそうです。
ー 今回導入していただいた「Orbital2」を使ってみてどうでしたか?
初めて使用したとき、ジョイスティックを倒した際のフィードバックと画面のシンクロ感が楽しかったです。
慣れていくと更に直感的な操作が可能になりました!
私はAdobe After Effectsにて「Orbital2」を使用したのですが、たくさんの素材などを管理する際、どうしても反復作業が発生します。その際に「Orbital2」のマクロ機能を使うことで、素材の差し替えなどの効率化を図ることが可能なりました!
あとは例えば、スライドショーなどを作成する際コンポジションをたくさん複製するのですが、これを自動化することもできるので、手数を減らすことができます!
▼ インタビューの全文はこちら
Orbital2とは?
クリエイターを科学する、ミライの左手デバイス
「Orbital2(オービタルツー)」
Orbital2(オービタルツー)は、クリエイターのキーボードのキー(ショートカットキー)操作を無くすことを目的に開発されたハイエンド入力デバイスです。
CLIP STUDIOやSAIなどの様々なクリエイティブソフトウェアに対応し、「マウスやショートカットキーを用いる以上の作業時間の短縮」と「疲労の緩和」を実現します。