けもの「第六感コンピューター」
今日の曲は、けものの「第六感コンピューター」。
作詞・作曲は青羊(あめ)。
けものは青羊のソロプロジェクト。
青羊は岩手県釜石市生まれ。中学から短大までは吹奏楽部でホルンを吹くが、ホルンをやめた後、ジャズヴォーカルのレッスンを受ける。2004年、ジャズヴォーカリストとして都内でライブを行うようになるが、2006年に活動を休止。2008年、活動を再開、オリジナル曲の作詞作曲をするようになる。
2010年5月、音楽家としてのソロユニットでありアート・アクティビティでもある <けもの>を始動。活動目的は「本能をカタチにすること」。2010年10月、東芝EMI 主催のオーディション「EMI REVOLUTION ROCK」に<けもの>としてエントリー。3000組の中から最終選考 5組に残り、鈴木慶一、宇川直宏等に高評を受ける。
2011年5月25日、初のミニアルバム「けもののうた」(エンガワレコード)を発売。013年9月18日、菊地成孔のプロデュースで1st フルアルバム『LE KEMONO INTOXIQUE( ル・ケモノ・アントクシーク)』をAIRPLANE RABELから発売。
菊地成孔はスタジオ・ミュージシャンとして、多くのミュージシャンとジャムセッションをして来ている。菊池は1980年代、90年代は無名のジャズ・ミュージシャンだったが、1999年に大友良英ニュー・ジャズ・クインテットに参加したころから、徐々に音楽界で知られるようになった。さらに著書『東京大学のアルバート・アイラー』(2006)やTBSラジオ「菊地成孔の粋な夜電波」(2011)などで、知名度が高くなった。2011年にはアジア圏のジャズミュージシャンとしては初、ジャズの名門レーベル「インパルス!レコード」と契約。2013年、個人事務所「ビュロー菊地」が法人格を取得し、菊地が代表取締役に就任。ソニー・ミュージックアーティスツに自身のレーベル「Taboo」を設立した。
けものの音楽性はジャズベースでありながら斬新な世界観を持つ青羊の、生々しい歌声と佇まい、本邦ジャズ界でも屈指の若手実力派によるドープでグルーヴィーな演奏が醸し出す圧倒的な魅力と存在感によって一部のファンから「日本のニーナ・シモン」等と称され、熱狂的な指示を受けて来た。
今回の曲「第六感コンピューター」は、菊地成孔のプロデュースでTabooからリリースされた2作目のアルバム『めたもるシティ』に収録されている。
この曲に関して、菊地成孔は男性ボーカル部分でもレコーディングで参加している。
ジャパニーズAORやシティポップのレトロサウンドのグルーブを感じるジャジーなポップス。現代日本にこんな曲もあるんだと音楽の幅を広げられた一曲。音楽が好きな人にはいつもこの曲を薦めて、自分と趣味が合うかの基準にしている。
曲名からいかついよね。
今日の写真は、『りぼん』で連載された池野恋の『ときめきトゥナイト』。
『めたもるシティ』のジャケットは池野恋のイラストである。
昭和から平成にかけて長く、幅広い世代に支持されている名作少女漫画らしいので今度読んでみたい。
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