バーバパパ(kakeru)「ウ"ィ"エ"」
今日の曲は、バーバパパ(kakeru)の「ウ"ィ"エ"」。
バーバパパは主に3DCGで制作した、独特かつどこか不安を掻き立てるような作品を投稿しているYouTuber。「Kakeru」(かける)という別名義でも活動。
YouTube上での楽曲管理者名やストリーミング再生におけるアーティスト名は「Kakeru」となっており、本人もYouTube上で楽曲登録した際に自動で作成される動画のコメント欄に「YouTubeでの配信にあたって管理者名を登録する必要があり、チャンネル名を使うのはだめかと思ったので『Kakeru』として登録した」というような内容のコメントを投稿していたのが確認されている。
なお、クラブミュージックレーベルのMOTTO MUSICを主催する音楽プロデューサーの「Kakeru」とは別人であり、本人も「『バーバパパさん』という人は僕ではありません」と関係を否定している。
「ウ”ィ”エ”」とは、EDM系の動画を投稿しているバーバパパが2020年7月22日にYouTubeに投稿したダンスビデオ。
まあ見ればわかるのだが、ハッキリ言って不気味で狂気的な映像。
音楽に合わせてどこぞの最高指導者っぽい髪型に能面のような顔をした人が、教室と思しき場所でコサックダンスや江南スタイル風のダンスを踊るというもの。
表情が音楽に合わせて変化するが、特に印象的に用いられるのが「目と口が縦に曲がる」という恐ろしい顔である。
こんなアングラ代表のような動画だが、1度消されたにも関わらず、その再生回数は3700万回以上になる。
楽曲ジャンルとしてはテクノの一種である「Hardbass(Russian Hardbass)」にあたる。
「гопник(ゴプニク)」という旧ソ連構成国のいわゆるヤンキー・チンピラが、ハードベースに合わせてダンスを披露する動画がインターネット上で多数拡散されており、本動画におけるダンスもこれを意識したものと推測される。
とにかく中毒性が高い。
否定できない楽曲の良さと奇妙な動画の初見のインパクトの強さが脳に刻まれて、気づいたらまた再生している。
この時代に生まれ、音楽が好きなのなら1度は見てほしい映像である。
今日の写真は、飼育員さんにカンカンなパンダ。
動画の中にかわいいダックスフンドが出てくるシーンがある。
動物の癒しは飴だ。間休は維持するために必要不可欠。
構成がしっかりしてる。
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