自閉症の療法、ABA以外の選択肢もある
こんにちは。私はアメリカの特別支援学校で働いています。
その学校では脳神経に発達遅延のある子どもたちに対応していて、自閉症を持つ生徒たちが多く通っています。
日本と同様に、アメリカでは自閉症の療法というとABAが一般的です。しかし行動を変えることに焦点を当てたそれまでの療法を疑問に持つ人たちを中心に、リレーションシップ(関係性)にフォーカスを当てたDIRフロアタイムという療法への注目が年々高まってきています。
私の学校でもそのフロアタイムのアプローチを100%取り入れており、そこで働く大きなきっかけともなった点です。
そんなこんなで実践しながら学びを重ねている日々ですが、知れば知るほど「理にかなったアプローチだな」と心底思うこの療法。アメリカではじわじわ市民権が広がっているのを体感しています。
日本で知名度が上がるのも時間の問題だとは思うのですが、今はほとんど知られていないのが現状です。なぜか。このフロアタイムはアメリカが発祥の地なのですが、日本語での情報がほとんど入っていないのです!
というわけで、この素晴らしい自閉症児へのアプローチの存在を日本で必要としている人に伝えるべく、アメリカのフロアタイム学校の現場での気づきや、障害児子育てに役立つ話を(私も当事者親です)あれこれと書いていこうと思います。それがこれからの私のゴールです。
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