嫌いな人からは学ばない
今日も生徒たちが帰った後でフロアタイムのトレーニングがありました。フロアタイムは何かというと、遊びがベースの自閉症児へのアプローチです(詳しくは記事下のリンクからどうぞ)。
とある生徒のスタッフ、セラピスト、保護者までもが参加してのプレゼンで、なかなか濃かったです。私もいつかプレゼン側に回らないといけないやつなのですが、みんなよく話せるな… 羨望の眼差し。
直接は内容に関係ない話ですが、セラピストの一人が「私はまだ〇〇ちゃんに付いて日が浅いので(半年は経っている)、まだ関係性を築きながらセッションをしています」と。
すごいよくわかるわ。私も新しいクラスに入ってまだ半年ですが、生徒によってはまだ関係性を築いている感覚です。長い。そしてフロアタイムの場合はこの関係性が非常に重要で、ここが頼りないとコミュニケーションの輪を作るところまで辿り着けない。ぶっちゃけ関係性が築けていないと何もできないというか、まずはここからという感じ。
以前フロアタイムとは何かという記事を書いたとき、ベテラン教師リタ・ピアーソンさんのTED TALKの動画を紹介しました。その彼女の大好きな一言がこれです。
私の場合はいわゆる難しい勉強は教えてはいませんが、外の世界(自分以外の世界)も楽しいんだよということを教えていようとしています。
やはりポジティブな関係性がないと難しい。
先日、ゲームのやり過ぎを叱った親が、子どもとの関係性が非常に悪くなり距離をおく必要が出てきたという遠い知らない人の話を友人から聞きました。
これも真っ先に思ったのは関係性です。
子どもと親のポジティブな関係性が築けていない状態で、どれだけ態度を注意しても話は聞き入れられない。これもまたリタさん語録の
が、ジーンと染み渡ります。ここに書くまでもないですが、私自身にも言い聞かせています。ティーンのお父さんお母さん、一緒に頑張りませう。
フロアタイムについての記事はこちらから↓↓↓