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#07 ハンガリー医学部 地獄のテスト期間と自分なりの対策



久しぶりの投稿となります、ハンガリーの医学部に通うブライアンです🇭🇺
学期中が忙しかったというのは言い訳で、記事を投稿することをサボってしまいました、、
無事テストも全て終了し、少し早いですが夏休みに突入したので、Noteの方も再出発していきたいです😊

本日のNoteは、ハンガリー医学部のテスト期間について。

学生が1番嫌いなテスト期間、過去には自殺してしまう生徒もいたようで、いかにメンタルにくるかということが伝わってくる。そして自分も今回のテスト期間では憂鬱になるタイミングがあり、自分のメンタルの弱さに気付かされる経験をした、、

ハンガリーでのテストは主にOral exam(口頭試問)と Written exam(筆記試験)の2パターンに分かれる。
この中でも僕たちが苦しむのは“口頭試問“
なぜなら、点数ではなく先生の独断で合否が決まるからだ。また、英語が母国語でない僕たちにとってコミニュケーションが日本語より取りにくいし、もちろん先生のネイティブではないので、聞き取りにくいケースも。もちろん内容自体も全て英語なので理解に時間がかかる。これらがハンガリーの医学部の進学率が日本に比べて低いと言われる理由だと思う。
成績の段階は5段階で1が不合格、2〜5が通過となる。個人的には2〜5は同じものだと考えている(笑)。なぜなら2を取るのが大変な時もあるからだ。


口頭試問の様子のイメージ(教授によってはプレッシャーが半端ないです、、)


ここからは、僕(低学年であるが)なりに試験を上手く乗り越えるために意識している事について書いていく。

  1. 生徒として教授を尊敬して試験に接する
    日本人の“低姿勢“が功を奏することもある。なぜなら、周りの海外の学生は我がとても強く、先生に言い返したり反論することもあるからだ。それに比べて日本人は教授を尊敬しており、誠実に接するという癖がついているので日本人の印象は比較的良いのである。

  2. 口頭試問への答え方 抽象的→具体的の順で答える
    口頭試問は与えられた題に対してのプレゼン方式なのだが、説明の仕方がとても大事だと感じる。題に対して細かい点を最初に述べるのでなく、まずは最も大切な大きい部分の説明をしてそこから分類分け等を用いて説明していくのが良いと考える(これはハンガリーに限ってことではないが、特に重要視されているように感じる)

  3. 友達と一緒に勉強、お互いに口頭試問の練習をする
    前述したようにテスト期間はメンタルとの戦いでもあり、精神的に正常でいることがとても大切になってくる。だからこそ周りとのコミニュケーションが大切で、友人と話す時間がとてもリフレッシュになる。また、口頭試問の練習ができお互いのアドバイスをしあえるのでとても有意義な時間となる。

たまには綺麗な街を友達と散歩することも


今回は自分が感じたハンガリー医学部のテスト期間について書いてきた。
この記事が今後海外の医学部を目指す方、海外に興味のある方の参考になれば幸いである。


それでは、また次の記事でお会いしましょう!

Sziastok!(ハンガリー語のさようなら🇭🇺)

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