#06 センター試験英語26点だった僕が海外で医学を学ぶためにやった事
高校3年生の冬の話。
26点、、、さすがに嘘やろ?と答案用紙を見てつぶやいた。
中高大一貫校で、大学受験する予定のなかった僕たちに対して英語の先生がいきなり「お前ら自分たちがどのレベルか試しに受けてみ」と。男子校で学生の大半が部活に没頭しているゴリラ軍団に対して先生が言った一言だ。
もちろん僕たちは「そんなアホな」という反応をしながらもしぶしぶ解き始めた。解けなくても大学に行けるということから、ノンプレッシャーではあったが、少年B(私)は密かに真剣に受けていた。勉強はしていなかったが、いつか将来海外で働きたいと思っていたからだ。
試験を受けた翌日、答案が僕のところに返却された。
「そんなわけない、、嘘やろ」僕が最初に発した言葉だった。
なぜなら200点中26点という点は、記号問題を適当にしても逆の意味で取ることが難しい点数だからだ、、笑
自分が英語が得意でないことは分かっていたが、受験生が170、180点取っている中で流石に恥ずかしかったのを覚えている。
その後も大学社会人と英語を軽く勉強する程度で、社会人時点での僕のTOEICは600点前後。ハンガリーの医学部に来ると決意した時も英語力は入試合格には程遠いレベル。
時間がない中で、本気で英語に向き合った。もちろん有名なシャドーイングやディクテーションも行ったが、今日は自分で考えた独自の英語勉強方法について紹介していく。今でも英語が決して完璧なわけではないが、成長スピードは確実に伸びると思うので、これから英語を学ぶ人には一度実践してもらいたい。
日常の思考を英語に置き換える
試験まで時間がなかった僕が初めにやったことは、頭の中を英語に変えること。日常の基本的なことから考え事まで全て英語でやることを実践した(もちろん忘れることも多かったが、、)
例えば、「今日の夜何食べようかな」と考えるのではなく「what shoud I eat tonight?」「well, how about chiken breast? because of healthy」のように自分の中で英語で会話をしたり。
そうすると、自然に分からない単語に出会うことができる。自分が言いたいことが英語で出でこないたびに調べてアウトプットの練習をするのだ。この練習を繰り返す事で会話力は伸びやすくなるし、試験のスピーキング部門でも大きく役に立つ。外国人が良く使う表現をメモして実践する
利用している人も多いと思うが、英会話でネイティブと話す事はとても役に立つ。僕も社会人として働きながらオンラインレッスンを受けていたが、彼らのよく使う熟語や決まり文句は便利である。そして、メモした彼らの表現を実践してみるのだ。繰り返し使ううちに自分のものにする事ができるしそれは自分のスピーキングスキルの一部となるのだ。
今日は、自分がやった独自の英語勉強法について紹介してきた。今でも完璧には遠いが英語の成長は日々感じている。ハンガリーに来て1年半が経つが、感じることは言語を学ぶことに終わりはないということ。だからこそ、今後も自分の英語力に満足することなく貪欲に成長することにこだわっていきたい。そして、これから英語を学ぼうとしている人に伝えたいのは、挫折しても絶対に諦めないでほしいということ。海外の人と会話して彼らが考えていることを理解すること、これは僕たちの人生に新しい価値観を与え、人生を豊かにしてくるものだからだ。