ロービジョンカフェ実証実験第2回レポート~Braillies*ノムカフェ~
1.はじめに
こんにちは、Brailliesです!
8月26日にロービジョンカフェ実証実験第2回を行なってきましたのでレポートしていきたいと思います。今回のコラボ先も前回の投稿と同様新宿ダイヤログの「ノムカフェ」さんでした!第1回に比べて多くのお客様にご来店いただき、とても充実した1日となりました!
2.ロービジョンカフェ実証実験の様子
今回は2回目ということもあり、少し気持ちに余裕をもって臨むことができました。SNSなどで知っていただいていた方やたまたまカフェにお茶しに来たという方も皆ロービジョンキットに興味津々な様子!
今回は前回と同様視野狭窄(視野が狭く中心部分しか見えていない見え方)と白濁(目の前が白く霧が買ったような見え方)の2種類のキットを体験していただきました。キットを装着しながらサンドイッチを食べたりコーヒーを飲んだりアットホームな空間の中で非日常を味わう中でロービジョンという存在を少しずつ知っていただけたように感じました。
お客様の中には外国の方もおり、「このプロジェクトは社会にとっても価値のあるものだと思います。頑張ってください!」と声をかけて下さりとっても嬉しかったです!カフェというアットホームで開かれた空間だったからこそ壁を感じることなく視覚障害のロービジョンについて触れたり考えたりできたのではないかと思います。
自分の身近に視覚に障害がある人がいないとなかなか接点をもてなかったり、知ろうと思ってもハードルを感じてしまったりとラインを引いてしまうこともあるかと思います。ただ、視覚に障害がある人も障害がない人と同じくカフェを楽しんだりショッピングに行ったり勉強したり仕事をしたりと何一つ変わりありませんし特別な存在でもありません。
今回のロービジョンカフェを通してロービジョンという様々な見え方があることを知っていただけたと同時に視覚に障害がある人のことを少しでも身近に感じていただけたのではないかと思っています。障害への捉え方が変わるだけでも今後街中で出会った時にも抵抗なく繋がっていけると感じているため、またロービジョンカフェを開催していきたいと思います!
3.ワークショップの様子
今回は飲み物や食べ物も持ち込み可にしてわいわいしながらロービジョン体験をしつつ、白杖や介助歩行、点字についてのワークショップを行いました!
高校生や大学生、視覚に障害があるお子さんをお持ちの方、視覚障害に関する仕事をされている方、視覚に障害がある方など幅広い方々が参加して下さりました!複数の白杖を見て、使い比べたりして自分にしっくりくる白杖を探してみたり、点字で自分の名前を打ってみたり初めての体験や発見を楽しんでいる様子が伝わってきました。中にはワークショップの最後に一生懸命点字で打ったメッセージをプレゼントしてくれた方もいらっしゃいました。慣れないながらに気持ちを込めて打ってくださった点字のメッセージはとても嬉しく心があたたまりました!他にもワークショップ後に視覚障害のことで相談しに来てくださった方がいらっしゃいました。
啓発活動を行うだけではなく、Brailliesが同じ立場にある方と繋がり、寄り添い、力になれるような存在へと成長しているような気がしてとても嬉しさを感じた出来事でした。視覚障害の有無に関わらず誰もが自分の意志で自由に選択し、自らの足で一歩を踏み出せる社会に近づけるためにもBrailliesも前進していきます!
4.クラウドファンディングのご案内
現在Brailliesはロービジョンカフェを行なうためのロービジョンキットの開発や活動の幅を広げていくためにクラウドファンディングに挑戦しております!なんと、多くの方々のご協力のおかげでファーストゴールの35万円を達成することができました!!いつもBrailliesへのあたたかな応援をありがとうございます。現在はセカンドゴールの50万円も達成し、支援者数100人を目指しています!
クラウドファンディング終了まで早くも残るところ4日!リターンには点字のお手紙(活字訳と点字表付き)や点字用紙のアップサイクル品(しおりやポチ袋など)、Brailliesとのお話会、企業様向けの講演会(内容は要相談)、学校向けの講演会やワークショップ(内容は要相談。教員の方向けの講座でも大丈夫です。)などを用意しております。企業様向けは3団体様限定、学校向けは2団体様限定のリターンとなっておりますので是非お早めにご検討ください!
残り僅かなところまできております!是非、最後の一押し、ご支援ご協力の程よろしくお願いいたします!
今回も最後まで読んで下さりありがとうございました!皆様にクラウドファンディングの良いご報告ができるようラストスパートも頑張ってまいります!
Braillies ゆいな