2020年、観た映画

大晦日ですね。

今日も映画1本見ようと思ったけど、足が家から出なかったので、映画納め。

Twitterの方にあげていた映画の感想をまとめました。

もともと映画の感想、「(Twitterの制限である)140文字で感想をまとめる」という訓練から始めたんですが、もう3年くらいやって、それまで見向きもしなかった単館映画とかも足を運ぶ良い趣味になったかと思います。

自分でも振り返ろうと、Twitterのモーメント機能を使ってたんですがある時モバイルアプリ版からモーメントに追加できなくなってからやめてました。

なので、ここにまとめます。

DVDとかで観たのもあるので過去作とかも含んでます。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

観てる間はそんな感じしなかったですが、あとから他人のネガティブ感想見るとやっぱそちらに寄ってしまいますね。

↑でも書いてますが、やっぱ改めると冒頭変だなとか、カタルシスもっとほしかったなとか。「戦う司書」シリーズってノベルが好きなんですが、そのラストぐらいのやつがほしかったな。

ジョジョ・ラビット

年甲斐もなく「愛」という言葉がよぎった記憶。「ミッドナイトスワン」でも感じること多かったんですが。

傑作。本当に傑作。

パラサイト 半地下の家族

2021年正月、テレビでやりますね。

そんな万人受けする映画ではないともおもっていますが、面白いし、いいか。

コメディではないですよ。

世間的になんとなーくそう捉えられてませんか?「カメラを止めるな」とは全然違いますよ。

あと金持ち家族の娘の子が可愛かったのでインスタフォローしている。

1917 命をかけた伝令

映像を「カット」することに無意識に休憩というか安堵を感じているんだなと思いました。戦争映画とワンカットは相性いいなとも。

ミッドサマー

上の感想のとおりです。色々たまらなかったですね。最高。

レ・ミゼラブル

「これがBadEndと思うなら、お前は今どういう行動ができるんだ?」

と背中をドロップキックで押してくれました。遠い遠い地ですが、今コロナ下でどうなってるんですかね?この問いかけもコロナの影に蔑ろになってないかな?

his

今年は男性同士の恋愛映画、ドラマがやたら多かったなーと。需要があるからなんでしょう。

おっさんずラブで「需要がある!」ってことで企画が通りやすくなったのか。

偏見はない(つもり)ですが、正直過度なカラみはあんまり受け付けられないです。hisの表現が許容MAXかな。今はまだね。

「じゃあ見るなよ」というのもわかります。

こういうジェンダーな作品が、世の中で変な目で見られず出てくるのは良いと思うんですが、あんまり「男性カップルものですよ!!ほれ!!!ほれどうだ!!!」って狙われすぎるのもやだな。

劇場版 SHIROBAKO

4月からテレワークだったので、だいぶ仕事感というものもこの頃から変わりましたね。

あの頃と違う感想としては、個人的にこのあと心を病んでしまうので、今回のSHIROBAKOの「過度なハードワークでいい作品を作るぞ!」っていうのは当時は良かったですが今思うと「時代と合ってないな」とも思います。

(別にハードワークで病んだわけではないですが)

映画の感想自体は変わっていないですが、いつかこういう根性論に感動できない時が来るのかな?

CURED キュアード

すごい良くできたメイク、作りだったなという思い出。善悪もあって。

題材も面白かったので見に行きましたが、想像を別角度で超えて面白かった映画でした。

デッド・ドント・ダイ

超面白くなかったです。

外国映画で「間」を使ったセンスで殴られると最悪だなとおもいました。

もみの家

前述の通り心を病んでしまっている真っ只中で観た映画でしたので、最後の会話のシーンは本当に今でも心にとどまり、救ってくれている気さえします。

ソニック・ザ・ムービー

アクション映画って、感想難しいんですよね。。。

結構海外ではウケてるし、期待して見に行っていました。超えてきました。

すごい良かったです。

ランボー ラスト・ブラッド

ランボーシリーズを始めてみたんですが、単身戦場に飛び込んで・・ではなくゲリラ戦が得意なんだ!と知っていたから今回の映画はしっくり来ましたが、知らなくてドンパチやるんだなと思った人の感想は苦いんだろうなと思いました。

イップマン 完結

まさかドニー・イェンのイップマンがまた見れるなんて思っていなかったので、観れただけでも感動なのに、内容的にも面白かったので大満足でした。

はちどり

うっすら「生きづらい」と誰しも思っていると思うので、この映画は誰にでもなにか感情の波が起こるよなとおもっています。もっともっともっと色んな人が観てくれればいいのに。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実

映画とは関係ないんですが、これ観ていたとき前の前の前の席くらいのおっさん4人くらいから、たまにモクモク・・・と白い煙が上がっていたんですよね。

タバコすってんのかな?

でもそんな匂いではないな、電子タバコか?無臭なわけないしな。。

ドリンクの湯気か?でもこんな映画終盤まで湯気が上がるか。。?

とか色々考えてしまっていました。

後々、映画の内容も内容なので、そういう思想の方たちが邪魔しに来たのかな?とか考える始末。

真相は闇。

おばけ煙をやってたんだな。うん、そうに違いない。

海辺の映画館 キネマの玉手箱

長い映画で、シャンテのローバックの席はしんどいなと。後述の「異端の鳥」の時も思いましたが。

この映画、冷静に思うと文脈を解釈しづらい部分とかあったのは事実なんですが、久々にパンフレットを買って、劇中の映画館のポスターとか内容に直結してるとか仕掛けが面白かったという印象を改めて。

山崎紘菜さん好きなので、セクシャルかつバイオレンスなシーンにドキドキと煮え切らない怒りがありました。

8日で死んだ怪獣の12日の物語 劇場版

朝一で渋谷で見た記憶。そのあと裏渋谷で入った蕎麦屋美味しかったなあ。

多分今しか撮れない、撮らない映画なのかな。と思いました。でもウルトラQ的な、「怪獣とは未知のものであり、人間はその前には基本、無力である」という前提があるのは凄い好きです。

三年目のデビュー

日向坂46、オードリーと共演してなければ興味もわかなかったけど、すっかりおひさま(日向坂ファンの呼称)なのは不思議です。昔では秋元アイドルを好きになるなんて考えられなかったなと。年を取るのも悪くない。

あと、彼女たちの番組を見れる時は見るようになってから、凄いテレビを見るようになった。個人的には良いことだと思ってます。テレビメディアとの距離感も大人になって少しわかる気もしてるし。あと全録用のHDD買ったのがかなり大きいです。気になる番組、ちょっとSNSで話題になっている番組は見れるので。

すっかり「日向坂で会いましょう」も日曜夜のお楽しみです。

以前野球企画で、デッドボールからの乱闘になりそうになる。ってくだりがあったんですが、そこで生ダラ世代にはたまらない「スタンハンセンのテーマ」が流れた時はまだテレビバラエティで笑えていけるんだなと嬉しかったです。

ドラえもん のび太の新恐竜

鼻でスパゲティー、ご時世的にダメですか?大好きなんだけどなぁ。

しかも漫画版とかではミートソーススパゲティーだった記憶があったよ。麺を啜る技術と挽肉を啜る技術を要したんだよ?

きっと、またあえる

お話は感動したし今でも感想は上のままです。子供が見て面白いお話ではない。大人が見てグッとくるお話ではあるけど、でもでもよくよく考えると、登場人物全員クソエリートなんですよね。うん・・

アングスト/不安

犬可愛かったなぁ。

宣伝の風呂敷がやはりデカすぎなのかな。かなり起伏もない間延び映画なので、家で見てたら寝てたかもです。

事故物件 怖い間取り

今年の興行収入の上位に入ってましたね。よかったね。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー

これ日本版として置き換えたらどんな感じかな?とか考えてみたけど、まず卒業パーティの概念がないな・・と帰りの喫茶店で頓挫した記憶があります。

Netflixで配信開始したので、また見てみたいな。

僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46

タイトルがタイトルなので、「あの時、どうだったんですか??」が観れるのを期待した人と、単にファンとして見に行ったとで、感想分かれる映画だよなぁと思います。

10代って貴重な時間だと思うんですよね。2度と来ないし、貴重だと本人は絶対わからないし。

その10代を全て費やしてアイドルやるということ。

俺は無理だな。考えるだけでゲボ吐きそう。(性別も違いますけど)

周りの大人がしっかりして、支えてあげて欲しいなと。この映画観たあとも思ったし、今も思ってます。本当頼みますよ。

東京ドームのライブの映像は、なんというか、呼吸を平手さんと合わせてないとおいていかれてしまう感じといいますか。

でも呼吸合わせると負荷がすごい。すごかったな。燃やしているというよりは「削っている」感じでした。

荒野のコトブキ飛行隊 完全版


水島努監督作品なので何も心配はなかったです。面白かった。4DXでもやってたらしく、より楽しめたんだろうな。観たかった。

TENET

私もいまだに理解できない部分はあるし、お話を理解できなかった=つまらない。っていう感情のムーブもわかるんですが、やっぱりエゴ前回で言えば、「もったいない」とも思います。

もちろん私の監督ファン補正もあります。てか贔屓。

映画の内容の解説上映とかあったら嬉しかった。

ウルトラHD盤を予約済みなので、年始楽しみ。

アダムスファミリー

実写版の頃は子供だったし、ティムバートンとかもそうなんですがなんかああいうビジュアルを実写でやられるのが苦手なので、今回のアニメ化は嬉しかったし、面白かったですよ。

メイキング・オブ・モータウン

業界ハウツー映画として最高でした。

有楽町のカドカワの映画館初めて行ったけど、良かったです。

ミッドナイトスワン

今年1番をあげるなら、これです。

涙を堪えようとしても止まらなかったです。ジョジョ・ラビットもそうでしたが、「愛」とはなんでしょうか?すごい思いました。

主人公が預かった子供を育てることが、女というアイデンティティであるならば、その「愛」は「愛」と呼べるのか?とか。とか。色々です。

本当あの海のシーン、素敵だった。本当に綺麗だったんだよな。まだ公開が続いてるらしいので観れる人は見て欲しいです。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編

公開初日に観ましたがそこからの世間の動きが痛快でした。熱を持ってる作品のその熱が、万人に受けていることが。

鬼滅、描写にグロテスクなところがあるので、子供に見せるのは?って論争が出ること自体がヒット作であるが所以だと思います。

個人的には、例えば「刀で首を切れば、首が切れる」って当たり前のことは学べるのでは?とか捉え方しだいだとは思いますけどね。

星の子

宗教の見方って、その人によって違うよなとこの映画見ると思いました。もしかしたら作り手的には意図した捉え方ではないかもしれない。でもどうとでも捉えられる映画でもあるかと思いました。

見方変われば。で言えば、わかんないですが仏教だって最初来た頃には信仰宗教だと思うひとだっていただろうし。

(政治に使われていたって過去があるので仏教を比較に出すの違うかもですが)

法事ごとに寺に金渡して、坊主が外車乗ってるのほんとに意味がわからないなと今も思います。そんな我が家は(お墓が)浄土宗。

異端の鳥

えらい目にあってたなぁ主人公。形式的なハッピーエンドではあったが、俯瞰で見れば何も終わっていないしハッピーではないし。

でも観れて心からよかった。繰り返しますがシャンテのローバックの席で3時間の映画はキツい。

ドラゴンクエスト・ユアストーリー

駄作!と酷評されてますが、ハードル下がりきっていたかそんなでもなくない?と思います。

ネタバレサイトとかで観て酷評するなら、一度見ても良いなと思います。

居眠り磐音

洗練された時代劇が世にあるので、それと比べるとやっぱり変な差別化された映画でした。暴れん坊将軍並みの大チャンバラでいいから欲しかった。

とんかつDJ アゲ太郎

本当災難続きの作品になってしまったけど。

オリジナルストーリーはよかった派です。原作大好きですが。

「とんかつ食いてえ」これが感じるだけで十分な気もするし、それ以上のものをもらいました。

ライブでデカイ失敗するシーン、失敗したことの影響の描写がリアルで心が痛かったです。自分がもしそうだったら・・って置き換えてしまった。

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来

すげえカメラワークだったなぁ。なんというかもう年配をバッサリと切り捨ててる感じ。

このアクションシーンがスタンダードになるなら、正直嫌ですが、こういう工夫を凝らしてくれたアクションは好きです。

師匠可愛い。

さくら

この後に見る「佐々木〜」と同じくらい、感想をしたためるのが難しい感情のムーブがありました。

原作沿ってると思いますが、山場の車のシーンの感情描写が抽象的でやっぱり理解できなかったのが大きいかなー。あそこで僕が映画に置いてかれていたかも。

さくらが喋らなくて本当に良かった。

佐々木、イン、マイマイン

この映画に20代で出会いたかった。30代で出会った感想は自分自身で噛みきれないほど咀嚼したので。

ワンダーウーマン 1984

もう作品とは関係ないんですが、冬休み期間だったので、隣の男性がマスクを上映中外してたのが気になってしまって、途中あまり映画の内容が入ってこなかった。

おもえばコロナも相まって「他人の映画館のマナー」がより気になってしまうことが多かったなぁ。

でも見る人によっては俺もそう観られてるんだろうから、あんまり大きいことも言えない。

天外者

↑のツイート、すごくいいねを貰って恐縮なんです。

三浦さんのファンの人がこの映画を盛り上げてるんだろうな。と思うとすごいなと思います。

正直いうと、こういうムーブがあることは見る前から知っていまして。

ただその行動と、作品の内容がそぐわなかったら嫌だなとも思ってたんですが、そんなことはない。作中の演説のシーンとか正直泣いていましたし。

細かいこと言うと上海のシーンとかも観たかったなとかはありますが。


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以上です。書いたのは41作か。

他にも映画館で「風の谷のナウシカ」観たりしました。何回も観たことあるけど映画館でみるナウシカ、過去イチで面白かったです。

あとネットフリックス等で色々観たりしてますがそこは割愛。トータル50本くらいですかね。数ではないですが。

来年も特にスタンスも変えず映画は観ていこうと思います。

もう今はないとおもいますが、コロナによって映画館の席をひと席間隔を空けるあの感じ、好きでした。

映画館的にはたまったもんじゃないだろうけどそれだけ映画館で映画を見るのって「他人からのノイズ」がいかに排除できるか?なんだなと思った。

思ってしまった。

うーん、都会で映画を見るのに向いてないなぁ。

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