※あくまで私が調べた限りこうであろうというものであり、確実にそうであると明言できるものではありません。盲信せずに調べてみてください。
私のプロンプトにはいつもBREAKが入っています。ので、よく「BREAKって、なんのためにいれてるの?」ってきかれます。
なぜかというと、私の名前はBDと書いてブレイクドロイドと呼ぶからだよ。
…はい、ごめんなさい。まじめにやります。
プロンプトの語順について
では、まずプロンプトの基礎知識というか仕組みについてですが、プロンプトは前のワードは後ろのワードに影響を及ぼすとか及ぼさないとか。ということで、ワードの順番は非常に大事です。
ためしに簡単な画像でワードを並び替えてみましょう。
absurdresを末尾に持っていってみると。
あ、「,」が行頭に。これも消しましょう。
あ、最初のプロンプトについてた最後の「,」つけてないですね。
衝撃ですね。「,」のちょっとした位置、有無だけでこれだけ変わります。
ちょっと気を取り直して、例を変えましょう
末尾でグリーンな目と指定しました。
影響範囲は全体的に若干、緑が入った程度ですね。
では、このgreen eyesを頭に持っていきましょう。
どうです?全体の緑の影響がさらに出てエメラルドグリーンに。目もずっと緑になりました。
はい。まぁ、とりあえず、こうして順序が影響を受けると言うのは理解していただけたと思います。さらにややこしい話として、プロンプト入力欄の右上にトークンという数字が出ています。75ずつのブロックみたいなイメージで、処理が走るものだと思ってください。75を超えた分は、処理がまたぐので(どこの処理なのかよく知りませんが)他のブロックには影響が出にくくなり、76トークンからはまた先頭と同様にそれ以降のトークンに対して影響を与えます。
ちなみにトークンはワード数ではありません。要注意。
前の方にワードを追加して、末尾がこれを意識せずにまたぐと、出来栄えがいきなり変わったりします。
BREAKでは、そのブロックを無理やり終わらせます。なので、ちょっとしか書いてなくてもBREAKを入れるとトークン数は75に増えます。
では、ここまで理解してもらえたものとして、つぎに、さっきの設定で末尾にBREAKを挟んで緑の目を置いてみましょう。どうなるかたのしみですね!
はい。greenの影響がほかにはあまり出ずに目だけにバッチリ出ました!
こういう感覚で使ってますので、影響を与えあいたくない要素だとか、とりあえず一回切っとくかという感覚でBREAKを使ってます。
後から前半を編集したときとかに突然グチャるのを防ぐことが出来ますよ。
ということで、今回の要素を全部BREAKで切ったプロンプトで出してみましょう。
これで、「実験写真」、「切り絵」、「アイスアート」+緑の目がいい感じに合成できたと思います。(特に切り絵感は前のプロンプトではかなり薄くなってました。)
もちろん、あえてBREAK入れなくてもいいですし、色々と調整して、自分の納得の行くものを探してもらえればと思いますし、その一つの選択肢として覚えておいてもらえると嬉しいなという気持ちです。
ということで、以上、なんでBREAK使うの?でした!