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Day4:全国食べ歩いて見つけた!福井のクロワッサンが“一番おいしい”理由
こんにちは。
前回(Day3)では、欧州発のパン文化とクロワッサンが“パンの象徴”と言われる理由をお話ししました。
今回は、私が全国各地のパン屋を食べ歩いた末に、福井のクロワッサンが衝撃的においしかったと感じた理由を深堀りしてみたいと思います。
なぜ全国を食べ歩くほどパンにこだわるのか
私自身、パンに対する情熱がかなり強く、「日本中のベーカリーを巡ろう」と思い立ってから、
北海道から九州まで、数えきれないほどのパン屋さんを訪ね歩いてきました。
それぞれの地域で特徴的な食材や製法があり、どこも魅力的だったのですが、
やっぱり「これだ!」と“自分史上最高”のパンに出会いたい気持ちが常にあったんです。
水が美味しい地域なら生地がしっとり
こだわりのフランス産バターを使うお店は風味が抜群
最新マシンを導入しているベーカリーや老舗の伝統技法など、多種多様
そんなパン巡りをする中でも、福井のあるパン屋さんで出会ったクロワッサンに勝る衝撃はありませんでした。
福井のクロワッサンが与えた“衝撃”
そのクロワッサンを初めてかじった瞬間、
「外はまるでパリッと薄いフィルムのように繊細で、中は驚くほどふんわり。
噛むたびに香ばしいバターの層が崩れていく――なんだこの幸せは…!」と、言葉にならない感動を覚えたんです。
職人さんに聞くと、材料はいたってシンプル。
ただし、生地の折り込みやバターの扱いに絶対に妥協しない姿勢、
そして福井という土地がもつ「良質な水」や「冷涼な気候(バターが溶けにくい環境)」が
この“衝撃の美味しさ”を生み出しているのではないか、と仰っていました。
小さなパン屋を応援したい理由
しかし、これほど美味しいパンを作っていても、小さなパン屋さんほど利益が出にくいという現実があります。
こだわりの材料を使い、手間を惜しまず作るほど、原価が上がる。
それでも「パンは安いもの」という世間の認識があり、価格を大きく上げられない。
そんな状況を変えたい、職人さんが納得できる価格で評価される土壌を作りたい――
これが私の**“パン屋応援”**の大きな動機です。
小さな事業者ゆえに大規模宣伝が難しい
深夜や早朝から仕込みを続ける長時間労働
原材料の高騰や設備投資の重圧
こうした悩みを少しでも支えられるよう、福井×奈良の古民家コラボを企画し、
クロワッサンを通じて“特別な体験”と“適正な価格評価”を両立させようと考えています。
クロワッサンを“旅”させる意味
このプロジェクトでは、福井の小さなパン屋が作ったクロワッサンを、奈良の築100年古民家へ運ぶという構想があります。
遠方で作ったパンを最高の状態に戻せる“焼き直し”ができるのも、クロワッサンの強み。
さらに、歴史ある和の空間とのギャップが生む特別感も大きいと感じています。
もし成功すれば、福井のクロワッサンが“都”だった奈良で新たな価値を発揮し、
その“特別感”に見合った価格で提供できるかもしれない。将来的には他の地域や海外のパン屋とも連携が可能かも?
小さなパン屋だからこそできる、アットホームな交流や限定リターンの企画も考えられます。
インスタ&クラファンで“福井の衝撃クロワッサン”を一緒に広めよう
「福井のクロワッサンがそんなにおいしいの?」と興味を持った方や、
「小さなパン屋さんを応援したい」という気持ちが湧いた方は、ぜひ以下をチェックしてみてください!
Instagram:@fukui_nara
https://www.instagram.com/fukui_nara?igsh=dzJmbjYzOG00N2tw&utm_source=qr
パン屋の仕込み風景や古民家の様子、試食やイベントなど、写真やReelsでリアルタイムに配信予定。
クラウドファンディング(準備中)
設備投資や宣伝費、人件費などを支えるためのCFを近々スタート予定。
限定クロワッサンセットや古民家試食会への招待など、ユニークなリターンを検討中。
一人ひとりの応援が、パン職人のこだわりを守る大きな力になるはずです。
次回予告:鯖街道に想いを馳せる――都(近畿)との結びつき
明日(Day5)は、福井と近畿(奈良など)を繋ぐ“鯖街道”の歴史について。
かつて海産物で都を潤した道が、今度はクロワッサンを運ぶかもしれない――
そんなロマンを語りながら、プロジェクトの意義をさらに掘り下げます。
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
“全国食べ歩いて見つけた最高のクロワッサン”を、多くの人と共有し、
小さなパン屋が笑顔で続けられる社会を一緒に作っていければ嬉しいです。