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Day5:鯖街道に想いを馳せる――都(近畿)との結びつき

こんにちは。
前回(Day4)は、全国食べ歩きの末に出会った“福井のクロワッサン”が、いかに衝撃的な美味しさだったかをお伝えしました。
今回は、福井と近畿(奈良など)を結ぶ歴史的存在である「鯖街道」にスポットライトを当ててみたいと思います。


海から都へ、鯖街道のロマン

鯖街道と聞くと、「魚を運ぶ道?」とシンプルに思われるかもしれません。
確かに、海沿いの福井(若狭湾)で捕れた鯖などの海産物を、山越えを経て京都や奈良へ届けるルートとして知られています。
昔は冷蔵技術がなかったため、鮮度を維持しながら都へ運ぶには相当な苦労があったそうです。

  • 険しい山道を超える

  • 数日かけて歩き、すぐ売り切る

  • 都の人々にとっては貴重な魚や塩の供給源

こうして、福井と近畿の間に深い経済的・文化的な交流が生まれました。
現在は観光資源として“鯖街道マラソン”が開催されるなど、歴史を感じさせるエピソードがいっぱいです。


鯖からクロワッサンへ? 新たな“食”の橋渡し

昔は鯖が都の食文化を支えたように、
今度は福井のクロワッサンが、奈良の古民家で特別な価値を生み出す――
そんなロマンを感じませんか?

  • 鯖のように、鮮度が命の海産物ではないけれど、パンは“焼き立て”をいかに再現するかが勝負。

  • 焼き直しができるクロワッサンなら、遠方でも最高状態を取り戻せる可能性が高い。

  • 鯖が都の人々に喜ばれたように、福井のパン職人の味が現代の“都”で受け入れられるなら、
    それは歴史のバトンをつなぐような物語になるかもしれません。


都(近畿)との結びつきが生む相乗効果

奈良の築100年古民家で、福井のパン屋が焼くクロワッサンを味わう企画は、
一見「なぜそんな遠回りなことを?」と思われるかもしれません。
しかし、鯖街道をはじめとする歴史的交流のロマンを考えると、
“福井から食文化を届ける”という流れは案外自然なことに思えてきます。

  • 海産物だった鯖と、海を越えてやってきた欧州のパン(クロワッサン)

  • 福井から近畿へ、食文化を運ぶルート

  • 古民家という“和の空間”と“洋のパン”が混ざるギャップ

この組み合わせが実現すれば、ただ「おいしいパンを食べる」というだけでなく、
地域や歴史を丸ごと体験するような“特別な食体験”を提供できると確信しています。


インスタ&クラファンで、一緒に歴史ロマンを繋ぎませんか?

もしこの記事を読んで、「福井と近畿の繋がりって面白い」「鯖街道にそんな背景があったのか」と興味を持っていただけたら、
ぜひインスタグラムでプロジェクトの進捗をご覧ください。

さらに、クラウドファンディングも準備中です。

  • 小さなパン屋を応援するための設備投資や、古民家でのイベント、限定クロワッサンセットのリターンなどを考えています。

  • 開始時にはこのブログやインスタで告知しますので、ご興味のある方はチェックをお忘れなく。


次回予告:奈良の築100年古民家は“日本の古都”の象徴?

次回(Day6)では、いよいよ奈良の築100年古民家に焦点を当てます。
なぜそこまで“古民家”にこだわり、どんな魅力があるのか――
古都・奈良が醸し出す和の風情と、福井のクロワッサンがどのように融合するのかをじっくり語ります。
お楽しみに!


これで鯖街道の歴史福井と近畿を結ぶ意義が少し伝われば嬉しいです。
“鯖からクロワッサンへ”という意外な食文化のバトンリレーに、あなたも参加してみませんか?
応援、どうぞよろしくお願いします。

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