きくりくデッキ紹介/獅世界の実
「Butterfly 今日は 今までの どんな部屋より 居心地良い」
木村カエラナイ
こんにちは、きくりくです。
バキューン決闘を見ましょう。
本デッキは「バオバブーン」+「ヴィサス・スタフロスト」のコンボを職場の会議中にひらめいた事に始まります。
以下僕の脳内比率
9割「マジかよ手札入れ替えした後にモンスターいっぱい並んでやがるぜ」
1割「下期の営業活動にはオンラインでのアプローチが不可欠でしょう」
これを思いついたのは「ヴィサス・スタフロスト」が発表されて間もない頃だったのですが
終着点を決め兼ねてズルズル~ズルズル~~と時は経ち、気付けばこのコンボ自体半分忘れてしまっていました。
ふと思い返しても特に発展のないままだったのですが
ある時とある有名人に刺激を受けることとなります。
そう、持ちネタで体温を奪い去る妖怪「小梅太夫」です。
Youtubeでチクショー1週間というどうしようもないネタを見ているときに
「そういえば小梅太夫に似たモンスターが最新弾にいたような・・・?」
「こッ・・・これは・・・ッ!!?!?(小梅太夫によってデッキが細分化され再構築される音)」
きくりくは驚嘆した。ある種嫉妬にも似たその感情。
優雅に道中を進む白塗りの男が、凝り固まったただの紙切れに「命」を与えたのだ。
悔しい、だが認めざるを得ない。この1枚がデッキの肝となったのだ。
かのシェイクスピアですら遊戯王を知らない。
恐れ入った。男は歩みを止めたかと思うと
形相を豹変させ、大きな声で確かにこう叫んだ。
「構築SHOW~~~~~!!!」
本編終了。
「獅世界の実」
メインCOMBU! ※後攻推奨
「バオバブーン」+「肆世界ライフォビア」or「ヴィサス・スタフロスト」
バオバブーンNS。手札交換の後にヴィサス・スタフロストで破壊。自己守備SS。
バオバブーン効果で2体守備SS。手札交換。ライフォビアで相手のカード破壊。
ここで可能ならバオバブーンで以下どちらかをトップに仕込みます。
ビブリスプ・ロンファ(実質ビブリスプ)
バオバブーン2体で「森羅の舞踏子ピオネ」をリンク召喚。
ピオネの効果でトップに仕込んだ「捕食植物ビブリスプ」をSS。
「ヴィサス・スタフロスト」+「捕食植物ビブリスプ」で「邪竜星ガイザー」をS召喚。
ビブリスプで「捕食植物ブフォリキュラ」をサーチ。
邪竜星ガイザーの効果で自爆。「タツノオトシオヤ」をピオネの先にSS。
オトシオヤの効果でピオネのリンク先含め3か所にトークンSS。
ピオネの②でオトシオヤとトークンのレベルをバオバブーンと同様の3に変更。
3+3で「氷結界の虎王ドゥローレン」をS召喚。
現在の盤面
EXゾーン:ピオネ
メインゾーン:ドゥローレン、オトシオヤトークン2体
分岐ルート①< 「Dフォース」を引いている場合>
Dフォース効果で「D-HERO Bloo-D」をサーチorサルベージ。
ドゥローレンの効果でライフォビア+Dフォースをバウンス。
Dフォースには名称制限がないので再度発動。「D-HERO Bloo-D」をサーチorサルベージ。
ブフォリキュラをPスケールにセット。手札の「D-HERO Bloo-D」2枚で融合。
ババ~~~~~ン
分岐ルート②<「Dフォース」を持っておらずそれ以上伸びない場合>
トークン2体で「ユニオン・キャリアー」をリンク召喚。
ドゥローレンorピオネを対象にして効果発動。
「捕食植物セラセニアント」or「氷結界の伝道師」を装備。
そやつらはドゥローレンで表側一式バウンス。
セラセニアントは相手ターンにSS後「プレデター・プランター」に繋ぎドゥロの対象を増やす役割。
氷結界の伝道師→ドゥロでバウンス後ブフォリキュラ経由で「ガーディアン・キマイラ」の素材にし
ドローを加速させ、ループの根幹となる「氷結界の晶壁」を狙いに行きます。
植物族の展開力を駆使し初動を完了させ、
中盤~後半はドゥローレンを軸として以下要素を繰り返すデッキです。
・ライフォビア→サーチ・除去
・Dフォース→サーチ(ターン1なし)
・ブフォリキュラ→融合召喚
・氷結界の晶壁→蘇生
・プレデター・プランター→蘇生
・端末世界→メイン2スキップ
コンボ以外のカードについて
・光の王マルデル
邪竜星ガイザーをコンボで使用する都合上<盆回し>を引かないと
先攻での展開は不可能です。なので基本後攻を選択するのですが
念のため先攻での盤面維持としてロンファからマルデル→バオバブーンと繋ぎ、
即死の危険性を減らします。
このデッキ罠カードが直接相手の盤面に触らないので余計に危険です。
・貪欲な壺
ロンファロンファバオバブバオバブバオバブで溜まって打ちやすい。
・ブレイク・ザ・デステニー
そもそも展開できる運命を破壊してしまえば負けないのでは?→採用。
端末世界+ブレイク・ザ・デステニーが決まると相手ターンは
ドロー→スタンバイ→バトル→エンド となります。
・キャッチ・コピー
基本後攻デッキなのでマルデル同様先攻にも強みを持たせました。
ピン採用で仕事を任せているカードが何枚かあり、(氷結界の晶壁、盆回し等)
先攻ピンポイントでなくとも運用ができるよう意識してはいます。
遅さは否めません。
以上です。
「獅世界の実」というデッキ名はドゥローレンの「獅子」と「肆世界」を組み合わせ、
コンボの先に様々な可能性が広がることを願う意味と、
バオバブーンがスターターという点から「実」という字を合わせました。
「肆」という字が「ほしいまま」という意味も持っており
「獅」であるドゥローレンが文字すらほしいままにする
超絶コントロールデッキ、と締めくくりましょう。ガオ。