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ヴァリアント・スマッシャーズ/メメント
時は来たれり―――
忘却の彼方より冥府に集え!!
フッフッフ……最高にカッコいい口上を言えて満足ボウシスキーです。
はい、今回は8月26日(土)に発売されました
デッキビルドパック ヴァリアント・スマッシャーズで登場した
【メメント】を組んできました。
![](https://assets.st-note.com/img/1693402443033-Bxb9iZDXb0.png?width=1200)
か、カッコよすぎる……
モチーフ、イラストすべてがたまらないですね
特に看板モンスターの《冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ》はイラストのカッコよさやそのステータスが非常に魅力的ですね
![](https://assets.st-note.com/img/1693402636360-689jAJbmpd.jpg)
特殊召喚・効果モンスター
星11/地属性/幻竜族/攻5000/守5000
このカードは通常召喚できない。
このカード以外の自分の手札・墓地の「メメント」モンスター5種類を1体ずつ、
デッキ・EXデッキに戻した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
(1):自分フィールドに他のモンスターが存在しない場合、
このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
(2):1ターンに1度、相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した場合に発動できる。
自分の手札・墓地から「メメント」モンスター1体を特殊召喚する。
特殊召喚の条件も5種類も戻さないといけないなんて、なかなか重そうでロマンを感じられます。
ですが、召喚に成功し場に自分だけなら全体攻撃持ちと豪快な効果
一応、相手の効果の発動に反応してメメントモンスターを特殊召喚出来る効果もありますが、そんなものは関係ありません圧倒的な攻撃力5000の連続攻撃でワンショットを狙ってやるぜ!!!
~完~
おれは今このデッキで組んでみようと思ってちょっぴりだがテキストを調べた
い…いや…調べたというよりはまったく理解を超えていたのだが……
あ…ありのまま今調べた事を話すぜ!
おれは一枚初動で場に《冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ》を召喚していた…
な…何を言ってるのか わからねーと思うがおれもなにを回したのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
モンケッソクカゲキカゲムシャだとかサモサモキャットベルンベルンだとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねぇ…
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
![](https://assets.st-note.com/img/1693402975459-eOnwg3hoRw.jpg)
この【メメント】というテーマですが
爆速で《冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ》を特殊召喚しゴリ押しするデッキであると物語っています
今回触った感触だとそれ以外の情報を得られませんでした。私は無能な調査兵団です。
そんなメメントですが、私なりに考えで他テーマと組み合わせてみました。
いつもの通り、こういう使い方があるんだなぁと認識していただければ幸いです。
ではデッキ紹介に移りましょう
デッキレシピ
![](https://assets.st-note.com/img/1693403311115-DYHbdCwSEG.jpg?width=1200)
今回のデッキコンセプトは
【メメント】のムーブを通すためにそれらを補助できるテーマとの組み合わせになります。
組み合わせたのは《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》とそれを出すため、P召喚出来るように【DD】と
メメントの展開をするターンはEXデッキからの召喚もないので《天底の使徒》で《旧神ヌトス》 を落として、展開を通りやすくするほか
今回のコンセプト的に《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》相性の良い《導きの聖女クエム》を主に次のターンに備えます。
やはりエースは《冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ》ですね。
その持ち味ならぬ切れ味といいますか、それを研ぎ澄ますように軸を支える構築にしております。
それではテーマ別採用カードを見ていきましょう
①メメント
![](https://assets.st-note.com/img/1693404221599-YYkiA4YsyV.jpg?width=1200)
今回の主役です。なんと《メメント・ダークソード》《メメント・エンウィッチ》《メメント・ボーンパーティ》のいずれかがあれば《冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ》まで辿り着きます。つ、つよすぎる…
![](https://assets.st-note.com/img/1693404561321-sFaBET4huV.jpg)
実質《メメント・エンウィッチ》に繋がる2枚とエンウィッチ自身なので
エンウィッチから全てが始まります。
1.《メメント・エンウィッチ》を召喚し、(1)の効果で《メメント・シーホース》をサーチ。
2.《メメント・シーホース》を(1)の効果で特殊召喚。
3.《メメント・シーホース》の(2)の効果で《メメント・シーホース》を破 壊し、デッキから《メメント・メイス》・《メメント・ゴブリン》を墓地へ送る。
4.《メメント・エンウィッチ》の(2)の効果で《メメント・エンウィッチ》を破壊し、《メメント・ゴブリン》を蘇生。
5.《メメント・ゴブリン》の(2)の効果で《メメント・ゴブリン》を破壊し、《冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ》と《メメント・ホーン・ドラゴン》を墓地へ送る。
6.墓地に《冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ》と5種類のメメントが揃うため、召喚条件で特殊召喚。
画像作るより、文字の方がもうわかりやすかったため遊戯王wiki様より引用しました。マジで感謝。
![](https://assets.st-note.com/img/1693405312325-ly31gfMQ8x.jpg?width=1200)
ルートが一直線のため、初めて遊戯王をする人でもわかりやすい反面、誘発への弱さが目立ちます。そう、エンウィッチですね
また、《冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ》を召喚するために必要なメメントモンスターの種類はなんと5種類
現在、メメントラル・テクトリカを除いた種類はなんと6種類
ほぼ全種メインデッキに入れる必要があるので、構築する際は思った以上に枠を取られます。
しかし、一度召喚してしまえば非常に強力
5000/5000の圧倒的ステータスで連続攻撃持ち、受動的ですが手札、墓地からメメントモンスターを場に出せるので、後続も残せます。
メメント魔法・罠もメメントラル・テクトリカが場にいることで追加効果を得る専用サポートも多く
素早くメメントラル・テクトリカを召喚し、それをサポートして戦う。非常にシンプルなデッキになります
![](https://assets.st-note.com/img/1693405403350-OJi5jtH4Pe.jpg?width=1200)
エース構築いいですよね。しかしそれゆえ他テーマとの兼ね合いが難しく
今回は非常に難儀しました。
エース構築好きだけど、後攻ワンショットはやりすぎだって!!
②DD
![](https://assets.st-note.com/img/1693405510462-yzb7awlhon.jpg?width=1200)
別テーマその1
《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》をほぼ毎ターン出したいけど、枠取れないし出来ればP召喚出来ればなぁと考えていて、安直なところに落ち着きました。もっと枠割いたり別カード入れた方がパワー高いです。反省
《導きの聖女クエム》を採用しているため、EXデッキからの召喚、P召喚を行わずとも《DD魔導賢者トーマス》で回収できるため、小さいシナジーが見込める点がDDならではの利点ではあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1693405822712-Or6H9yZjIk.jpg?width=1200)
《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》採用の理由をここで説明しましょうか
![](https://assets.st-note.com/img/1693406002635-GrMp7PhmiS.jpg)
融合・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2000
闇属性Pモンスター×2
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●自分フィールドの上記カードをリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、このカード以外の
自分か相手のフィールド・墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
このカードはエンドフェイズまで、そのモンスターの元々のカード名・効果と同じカード名・効果を得る。
このターン、自分のモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
コピー忍者の異名を持つ写輪眼のスターヴヴェノムですが
名前、効果のコピー以外にも自分のモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える
という非常に優秀な効果が付与されます。貫通ってなんだよ
主なコピー先は以下の通り
①《冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ》
②《メメント・ダークソード》
③《導きの聖女クエム》
①は言わずもがな、《冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ》になれば、メメントサポートを受けられて
2800打点とコンパクトですが、全体攻撃かつ貫通持ちとミディアムサイズのメメントラル・テクトリカの出来上がりです。
2800打点全体攻撃貫通持ちがコンパクト……?感覚が麻痺しているよぉ
②で挙げてます《メメント・ダークソード》だと、ここから再度《冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ》の召喚まで繋がります。
《メメント・エンウィッチ》に繋がるルートですね。
やっぱりお前はメメントモンスターだよ
③で挙げてます《導きの聖女クエム》だと先述しておりますが、スターヴ召喚のために使用したDDモンスターを《DD魔導賢者トーマス》で回収することによりクエムになったスターヴの効果を誘発できます。
《アルバスの落胤》を釣り上げて融合するもよし《赫の聖女カルテシア》を蘇生して《赫聖の妖騎士》に繋げてよしと
意外にも小回りが利いていい動きになります。
実は元を辿りますと、「コピー先を選ばずとも全モンスターに貫通効果持たせられるのメメントとめっちゃ相性いいじゃん!!」と
ウキウキしていたのも束の間、《メメント・ボーン・パーティー》というスーパー自己完結カードの存在に気づいて
組んでいる当初は非常にガッカリしましたが、別アプローチを見つけ出し無事採用に漕ぎ着けました。
![](https://assets.st-note.com/img/1693406717181-DlyRliq96y.jpg)
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・フィールド(表側表示)の「メメント」モンスター1体を破壊し、
そのモンスターとはカード名が異なる「メメント」モンスター1体をデッキから選び、
手札に加えるか守備表示で特殊召喚する。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、
自分フィールドの「メメント」モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》久々に使うとコピー先のプールが非常に増えており
使用して楽しいカードでした。今一度見直しても良いカードだと思います。
③ドラグマ
![](https://assets.st-note.com/img/1693406892288-aOZoMW4sYS.jpg?width=1200)
別テーマその2になります。
述の通り、メメントの展開をするターンはEXデッキからの召喚もないので《天底の使徒》で《旧神ヌトス》 を落とせば
除去でメメントの展開を通しやすくなるというところが非常に大きいですね。
あとは《導きの聖女クエム》による場のコントロールが出来ればと思って採用しています。
メメントは召喚権を使わない展開もありDDのスケールもあるのである程度召喚権の被りは抑えられるだろうと
思っていたのですが、あくまで机上の話でした。撮影中活かすことが出来ず無念。
④その他
![](https://assets.st-note.com/img/1693406989452-QFeZKHdaJa.jpg?width=1200)
す、少ない……
補給部隊は言わずもがな、デッキビルドパックに収録されているので相性はばつ牛ンですね。
破壊輪廻は自ターンにほぼ効果破壊が発生しますので
なんなく発動条件を満たせると思い採用しております。
メメント自体も盤面に触るカードはありますが、基本打ち切りですので永続罠というのも、差別化出来ている点だと思います。
話変わりますが、補給部隊を採用するデッキを過去何度も組んでいるのですが一度も引いたことないので使用感が一生わかりません。本当に強いのだろうかこのカード。
⑤EX
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メメントが『現状』一切EXを使わないテーマなので全自由枠です。
クエムで☆4チューナーを恒久的に準備できるため、メメントの☆がばらけているところに着目し
シンクロ枠をいくつかと《アルバスの落胤》用に融合枠、残りはリンクに割いています。
相変わらず語ることねぇなぁ!!(メメントラル・テクトリカがすべて粉砕するため)
あとがき
いかがでしたでしょうか。
前回の罪宝に引き続きメメント、正直手に負えなかったです。
お前なんでもかんでも一人で解決しようとしてるんじゃねぇよ……
コンセプト、イラスト共に非常に良いのですが…さすがに振り切っていましたね
【センチュリオン】【ヴァルモニカ】に比べて安価で組めるため、本当に初心者向けかもしれないですね
是非他の人のメメント見てみたいですね。採用枚数とか
今回自分が採用していないフィールド魔法とかあるのですが、そこら辺が採用されているかどうか気になります。
今回の記事がメメント構築の助力になれば幸いです。
それでは、今回はここまで
お相手はボウシスキーでした
9月、オフ会で会いましょう。