小さな海/ボウシスキーデッキ紹介
俺のターン!!!!
《サブテラーマリス・グライオース》をリバースして効果発動!!
リバース時の効果で《ティアラメンツ・シェイレーン》を墓地に落として更に効果発動!!
《ティアラメンツ・カレイドハート》を融合召喚!!
サブテラーモンスターがリバースした場合、墓地の《サブテラーの戦士》も特殊召喚!!
《サブテラーの戦士》の効果で自身と《ティアラメンツ・カレイドハート》をリリースし、《サブテラーマリス・グライオース》を裏側で特殊召喚!更に《ティアラメンツ・カレイドハート》は効果で墓地に送られた場合、墓地から特殊召喚出来る!!
《サブテラーマリス・グライオース》をリバースしてデッキから色々落として《サブテラーの戦士》も自身の効果で特殊召喚!!
冒頭にメインギミックを見せることによって、ブラウザバックを防ぐブログハック。
三ヶ月ほどサボってました、ボウシスキーです。
5/5に開催されました、「第5回 バキューン決闘オフ」ありがとうございました。
今回紹介するデッキはそのオフ会でメインでしたものになります。
動画も挙がっておりますが、動画の後にオフ会にて使用したこともあり
動画での内容と大きく異なるところがありますので、別物として動画は楽しんでください
なんなら、このブログが挙がる頃にはニューロンともレシピが違うと思われるので、このデッキが気になったらニューロンのいいねとバキューンサンドと動画本編を要チェックだ!!!
前置きとレシピ
さて、肝心の内容ですが冒頭で説明した、【ティアラメンツ】と【サブテラー】と【勇者】を合わせたデッキになります。つよそ~
そもそも【ティアラメンツ】+【サブテラー】の動きについては約一年前のPOWER OF THE ELEMENTSの時点で案はあり
当時の新弾対決でも披露したのですが……
サムネの《ギガンティック・スプライト》かっこよすぎ…
ではなくて、当時回した感想としてサブテラーいらん!!ティアラメンツを複数枚積んだうえでランダムに肥やした方が強い!!
変に凝ったギミックよりデザイナーズの方が何倍も強い!!
最初は【烙印】と合わせた【烙印ティアラメンツ】がスプライトの次に強いデッキタイプでしたが、その数か月後には【イシズティアラメンツ】となって環境トップへ躍り出たものですから、一枚確実に落とすよりも試行回数の多いランダム要素の方が強いというのは火を見るよりも明らかだったんですね。
そんな現状を見ていることもあり、デッキ自体はお蔵入り。
それでも諦めきれずに何度か構築を見直すも納得がいかずにもうダメかと思われたが2023年4月施工リミットレギュレーションで復活を遂げることになりました。
そう、ティアラメンツの規制の数々!
1年も経たないうちにこれほどまでに規制を受けることも凄いですが
メインデッキにモンスター各1枚となったらもう、これはランダム落としは厳しいだろうと!(クシャトリラを除く)
確実に落とすことの出来る《サブテラーマリス・グライオース》の出番であろうと!!再び組むことにしました。
採用カード
ティアラメンツ
主軸その1
魔法・罠無しのモンスター各1種類の採用になります。
《ティアラメンツ・クシャトリラ》は相性が悪いため不採用。
《ティアラメンツ・カレイドハート》の自己蘇生のためにデッキに眠っていなければならないため、みんな入っています。
一人だけ欠けたりするのも寂しいもんな。
後述の《赫の聖女カルテシア》の存在も大きく、単体スペックはそこまで高いとは言えませんが、非常に強力なカード群です。まだ環境で残ってるのすげぇよ…
余談ですけど、持ってる武器どれもめちゃくちゃカッコいいんだよね
サブテラー
主軸その2
《サブテラーの戦士》のリリースは効果でリリースすること、《サブテラーマリス・グライオース》が水族であることが【ティアラメンツ】と混ぜ合わせるきっかけでした
サブテラーマリスを手札から特殊召喚することが難しく、デッキの根本的な動きを担う、《サブテラーの戦士》から展開していくため、デッキに眠っていなければならないのが難しいところ。
全て素引きしてしまったときは《サブテラーの妖魔》がなんとかしてくれます。
サブテラーといいますか、サイクルリバースというカテゴリー?コンセプト?非常に好きなんですよね。例にもれずサブテラーというテーマ大好きです。
サブテラーと言えば《サブテラーの導師》!みたいなところがあると思いますが、現時点では(重要)入っていないため、なかなか類を見ない新しいサブテラー採用だと思います。
導師が入ってないよ~といっても、《地中海シャンバラ》への依存度が高く想像以上に扱いが難しかったです。
このデッキでは《迷い花の森》を《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》の効果で破壊しシャンバラへアクセスするのですが
まさか相手が使うエンフェにシャンバラが破壊されるとは思わないじゃないですか
向かい風が強いですが、冒頭の盤面のように綺麗にサブテラーを維持できると非常にコントロール味の強い動きを見せれるため楽しさが凄まじいです。
採用についてですが主軸となる《サブテラーマリス・グライオース》と優秀な除去持ちの《サブテラーマリス・リグリアード》を採用し
ほぼほぼ保険として《サブテラーの妖魔》を採用しています。
勇者
主軸その3
新弾撮影依頼に触ったカテゴリーなのですが、度重なる改定の元、今なら上手く使えるんじゃないかと考え採用してみました。
案の定上手くいったことと改めて拡張性の広さを感じました。
《アラメシアの儀》から動きが始まるのは言わずもがなですが
そこからの制約が「自分は特殊召喚されたモンスター以外のフィールドのモンスターの効果を発動できない」といった内容なので
通常召喚した《サブテラーの戦士》《赫の聖女カルテシア》は相手ターンでも使えるので制約を抜け出すことが出来るのが小さなオシャレポイント。
使用者やデッキタイプによっていろんな形が見れるいいカテゴリーだと思います。
今回採用した勇者御一行は《聖殿の水遣い》と《外法の騎士》になります。
水遣いは言わずもがなの優秀なサーチ先及びフィールド魔法のサーチとして採用。
外法は優秀な返し札兼カルテシアとの融合素材候補に入れています。勇者御一行の中で唯一の闇属性なんですよね。
細かいところではティアラメンツとの融合で《沼地のドロゴン》になれば、デッキボトムに戻るため再利用出来る点も魅力的。
余談ですが《流離のグリフォンライダー》ってデッキビルドパック初の禁止カードらしいですね。残念でもないし当然。
その他
上記3種類に属さないカード群になります。
テーマの動きが無いため、個々の採用理由の説明になります。
まずは《赫の聖女カルテシア》と《融合派兵》ですね。
後述の初動でも同じ内容を書きますが、《アラメシアの儀》からスタートして《聖殿の水遣い》と7シンクロを組むために☆4チューナーが必要だったため採用しています。
動画ではサーチ手段が豊富という理由で《焔聖騎士-オリヴィエ》 を採用していましたが、初動以外に役割を持てなかったためカルテシアに変更しています。
《アラメシアの儀》から入れなくとも融合素材があれば戦線の維持が可能だったり、《融合派兵》からスタートした場合は《サブテラーの戦士》の2枚でサブテラーの動きにつながるので
必ずしも勇者から入らなければならないというのがこのカードの価値を高めています。あとおっぱいでけぇ
カルテシアに続いて2種類目のチューナーモンスターになりますが《ゾンビ・キャリア》には無い利点として、自・相手モンスターを裏側にする効果があります
サブテラーを採用しているためこの効果非常にかみ合いが良く、相手モンスターを無効化しつつ展開できる点は《ゾンビ・キャリア》にはない利点ですね。
この効果があるため返しの札として優秀な《ブレイクスルー・スキル》ではなく、このデッキに足りていない打点を補える《迷い風》を採用しています。
何度も蘇生出来て、場に余りがちな《サブテラーの戦士》と《ドロドロゴン》になれるため《ティアラメンツ・ルルカロス》も選択肢に入ってきます。攻めの起点として非常に優秀なカードです。
最後に紹介するのは《ヴァレルロード・R・ドラゴン》と《トレード・イン》のドローソースになります。
かつて別のデッキで使用していたギミックであり、《トレード・イン》がサーチできないものの
《ヴァレルロード・R・ドラゴン》を落とす手段はと破壊先が意外にも多く
勇者シリーズ装備、《ティアラメンツ・カレイドハート》を破壊して自身SSからのバウンス、手札のティアラメンツを破壊して融合召喚…etc
それらを都合良く破壊して、そのままドローに還元出来る点が非常にお気に入りです。
EXデッキ
要所要所の説明になります。
《赫の聖女カルテシア》を採用しているため外すことは難しい《赫焉竜グランギニョル》から出てくるのは《デスピアン・クエリティス》になります。
クエリティスの採用理由ですが、大きくは戦闘面での強さになります。
こちらのデッキではクエリティスの効果に引っかからないモンスターが主軸のため一方的に殴られる恐怖を教えることが出来ます。ざまぁないぜ
クエリティスで打点が変動したモンスターは《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》でドローに変換してもベネ。
《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》は《聖殿の水遣い》と《赫の聖女カルテシア》でのみシンクロ召喚が出来ます。絞りすぎだろ
水遣いでサーチした《迷い花の森》を《地中海シャンバラ》に変換しサーチした《サブテラーの戦士》を手札から特殊召喚します。
このデッキを組んだ時《レボリューション・シンクロン》が世に出る前だったのですが、今でも変わらずこの構築にしています。
サーチが豊富なので安定性上がりそうですが、2枚目以降に価値を持たせることが難しかったことと、デッキの枠都合、早い段階で《ティアラメンツ・カレイドハート》が場に出る場合、それに特化したデッキになってしまうことを恐れた結果です。
これは以前組んだ時に特化構築になってしまいそれが非常に味気無かったため、別の角度からでも戦えるデッキにしたかったので完全に私事です。
《氷結界の還零龍 トリシューラ》は勇者トークン+水遣い+カルテシアで出すことの出来る非常に強力なカードです。
《ティアラメンツ・カレイドハート》は非常に強力なデッキバウンス効果持ちですが、対象を取るため対象耐性持ちのモンスターへの有効打になりえます。
カルテシアがシルキィだと☆9トリシュのなるため、このセット違和感なく採用出来そうと感じたところもあります。
どんな風に戦うの?
ここでもう一回レシピを見ましょう
基本的にキーカード+1枚のデッキになります。動画でも事故っていた時に盛大に愚痴を言っていましたが構築力の低さが露呈した瞬間でし。
初動の組み合わせ
①《アラメシアの儀》もしくは《聖殿の水遣い》+チューナー
一番の動きになり、自ターンもしくは相手の行動次第では《ティアラメンツ・カレイドハート》まで繋がります。
《飢鰐竜アーケティス》で止まってしまいますが勇者トークン+水遣い+シルキィのため、2ドローと美味しい。除去もあるので牽制にもなります。
もし勇者のみでも《外法の騎士》で妨害を構えられますので、何とか場繫ぎは出来そうなのが勇者の強みになります。
画像作った後に《運命の旅路》を置くことを忘れていましたが許してください。
②《赫の聖女カルテシア》と《融合派兵》+モンスター
ティアラメンツモンスターとカルテシアの組み合わせだと《捕食植物ドラゴスタペリア》まで繋がるため先行での1妨害が光ります。
グランギニョルデッキに帰っちゃうけどね…
グランギニョル単体でも手札にトレードインがあればライオットを落としてドローに変換できます。
融合素材が無くても、派兵から入ればサブテラー展開も見られるので
カルテシアを採用した強みが出ています。
このように引いたキーパーツ+1枚で動くことになりますのでデュエルするたびに「おっ、今回はこのルートか」と一人でふむふむ理解しながら回すたびに発見があったり、飽きもこないところなど初動のバラけがあるデッキは非常に好みです。
デッキのコンセプトでもあり、目指すべく盤面は《ティアラメンツ・カレイドハート》と《サブテラーの戦士》を並ばせることではあるのですが
このデッキはコンボデッキではないため、必ずしも毎デュエルそうなるとは限らず、コンセプトに頼り切らずとも戦える柔軟性を重視した構築にしております。
最後に
採用カードでカードを結構紹介してしまったため、初動書いてホイとデッキの紹介が終わってしまったことについてお詫びしなければなりません。
デュエル中の盤面とか手札と相手次第で変わってくるので書くのが非常に難しい…実際に書くことを断念しました。
私のデッキへの理解度の低さが垣間見えました。猛省。
さて、今回はマスターデュエルでは絶賛嫌われ中の【ティアラメンツ】ですが、それを使ってデッキを組みました。
まぁ、OCGでも今は色んなカードを吸収して生き残っているため令和の【征竜】なんて言われたりしておりますが……
ティアラメンツを組もう!ティアラメンツが組みたい!となってもメインデッキに入る枚数がどうしても少なくなるため、それ以外に採用するカードの試行錯誤が難しくもあり、楽しくもありました。
環境で遊戯王する人間ではないので、こうやって規制されて使用者が減ったテーマを使うの非常に好きなんですよね。
それこそ前置きで語りました通り、長年温めていたデッキということもあったのでより愛着が湧いています。
今後も使用し続けて、より良いデッキへとブラッシュアップしていきたいと思いますので今この時に出来る状態としてこの記事を書き終えようと思います。
お相手はボウシスキーでした、来月の記事もお楽しみください。
5/31追記
デッキ名について触れてなかったので追記します。
私の好きな劇作家に「寺山修司」という方がいらっしゃるのですが
「涙は人が作るいちばん小さい海です」という言葉を残しており
人魚がモチーフであり、制限改定で人数の減ってしまったティアラメンツが零した涙が『小さな海』を作っていくことをイメージしてこの名前をつけました。
グライオースの効果で一人一人デッキから飛び込む姿なんて人魚みたいでしょ。
某バンドアニメに同名の楽曲が存在するのですが、無関係です!
ていうか同じ名前あるんだと記事を挙げた後に知ったぐらいでした。
一応聞いたのですが、めっちゃええ曲やん…今更だけどアニメ見ようかな…
追記分終わり
ブログを書き始めて1週間ほど経つのですが
そのあとレシピが変わってしまいました。
時の流れは移り行けれど、変わらぬその身の美しさ。常にニューロンをチェックだ!