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脳科学の手法「回想法」で ー09年🇨🇭スイス旅行を思い出してみる🖋
1960年代に精神科医・ロバート・バトラー氏によって開発された手法が「回想法」です。懐かしいものや映像・写真を観て、思い出を語ったり文字に起こしてみたりするこの手法は認知症予防に有効であることが立証されています。
この手法で脳が活性化し、刺激を受けて自発性や集中力も一定程度、高まることが報告されています。
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そのため、noteを活用し回想法の実践をしていきたいと思います。
では、さっそく試してみていきましょう。
ー2009年お客様と同道させていただいたスイス旅行記です。
2007年に同道させていただき顧客であった社長ご夫妻に再び、お誘いを受け🇨🇭スイスに同道させていただきました。
前回の🇩🇪ドイツ旅行の同道の際も、渋る小職に対して旅費を半分出してやるとのお申し出を鵜呑みにし、参加を決断したのですが、今回も有耶無耶のまま参加してしまいました😅
まっ、アテにはしていませんが出来ないことは軽々しくお申し出をしないことです🧐
また、社長ご夫妻のご親戚が勤めておられる近畿日本ツーリストのツアー旅行です。今回は🛫中部セントレア空港から出発です。
13:00搭乗のため、2009年8月5日午前11時、2時間前に中部セントレア23番ゲートに集合です。
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※13:00 エーデルワイス航空 WK1453便 チューリッヒ行きの搭乗手続きが始まるところです。
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※スイス・チューリッヒに本拠地がある民間航空会社で、使用機はエアバスA320系です。
搭乗手続きが始まると、アドレナリン出まくりです。これからおよそ13時間の空の旅です。
映画を観るために、卓上📀DVDプレーヤーを持参しました。13時間にも及ぶ長旅は二度目ということもあり、機内でのスリッパを100円均一で購入したものを持参と、空の旅も慣れて来ました。
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※日本時間8月6日03:25分となっていますので、日本とスイスの時差は約8時間ですので、現地時間22:25分に宿泊先に到着しました。
中部セントレア空港を飛び立ってから14時間が経過していました。午後8時とは言え、🇨🇭は緯度が高いため未だこんなに明るいのです。
8月の🇨🇭スイスの平均気温は、20.0℃、平均降水量は140mm前後で、真夏とはいえ過ごし易い場所です。日本より緯度が高く、北海道の稚内より高いのですから、東京などに比べれば凌ぎ易い観光地です。
さすがにこの日は到着後、ホテルで爆睡でした😴
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※チューリッヒも🇩🇪ドイツ・フランクフルトのように低床式の🚊路面電車が網の目のように循環していました。
低床式なので、
日本のように線路内への転落事故はありません。
初日はルツェルン観光です。
ルツェルンはフィアヴァルトシュテッテ湖にロイス川が流れ込む所に広がり、1332年に🇨🇭4番目の州として発展を遂げた町です。
1332年、日本では鎌倉幕府が滅亡する前年です。
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スイス・ルツェルン州の州都で標高436m、人口は8万1500人ほど、毎年8月にルツェルン音楽祭が催される観光都市です。
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※🚌の駐車場からルツェルンの
🦁ライオン記念碑にむかいます。
🇨🇭スイスは永世中立国ではありますが、武器を持たないで非同盟による中立を保っているわけではなく、自国の自国で守り抜くという武装中立国です。
そのため、🇨🇭スイス国民は男性も女性にも兵役義務があります。そのきっかけとなった🦁ライオン記念碑を先ず観に行くというのです。
パックツアーでなければ、寄ることがない場所だったかもしれませんが、これが🇨🇭の歴史です。
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※添乗員さんの説明によれば昔、当時のスイスは貧しく外貨を稼ぐため他国の傭兵として
出稼ぎに兵士が出張っていました。
その名残りがバチカン市国を警固するスイス兵です。
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※屈強で他国への傭兵経験が永いスイス兵が現在でもバチカン市国を警固しています。
そのため、他国のために戦い、1792年8月10日のフランス革命ではスイス人の兵がフランスの宮殿を守り多くの犠牲者を出しました。
そのことに憂いた当時の🇨🇭兵カール・フォン・アルティスホーフェンの呼びかけでホーフ教会裏側の岸壁に安らかに眠るライオンを彫り、英霊たちの慰霊碑を作りました。
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※🪨岩に刻まれているラテン語の意味を添乗員さんにご教示いただきました。
壁にはラテン語で
「スイス人の忠誠心と勇気のために」と、
刻まれているそうです。
🇨🇭は戦争をするためではなく、戦争を避けるために自国は自国で守り、他国を干渉しないと固く誓った場所なのです。
添乗員さんから、教わり改めて平和の尊さと大変さが判りました。
🦁ライオン記念碑を後にして、👣徒歩にてカペル橋に向かいます。この橋は、ルツェルンを敵の攻撃から守るために、1333年に建設されました。
1333年といえば、日本は鎌倉幕府が滅んで後醍醐天皇と足利尊氏によって、建武の新政が京都で産声を挙げた年です。
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※🦢白鳥が優雅に泳ぐルツェルン湖に注ぐ川が
ロイス川です。
借景にもなっている山容は、
ピラトゥス山脈です。ピラトゥス山を登る🚡にも
乗ってみたいところです。
ヨーロッパ最古の木造の屋根付き橋で、中の回廊を散歩出来るようになっています。
ロイス川は全長158km、スイスでは4番目に長い川だそうです。
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※2009年に訪ねた際には再建されに通れるようになっていました。
それ以前1993年に係留していた小舟から出火し🔥延焼により一部が焼失し、天井の絵画が破損してしまいました😱
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※一泊36693円の超高級ホテルです😱
添乗員さんの後を着いていく🦆マガモの親子のようですが、恥ずかしさなんて言ってられません。
初めての知らない土地ですし、公用語はドイツ語か地元のロマンシュ語ですので、会話は成り立ちません。ただ自由行動時間も英語が通じるショップを覗くだけです🤣
でもレジメンタルの👔ネクタイを一本、購入しました。
🚌に戻り、昼食会場のある首都ベルンに移動です。中学生の頃は、各国の首都を覚えたものです。
よく間違えるのが、🇨🇭の首都で、ジュネーブが余りに有名な国際都市ですので、ジュネーブと言いたいところてが、首都はベルンです。
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※1191年に創建された町で、人口14万500人ほど。
「1192に造ろう鎌倉幕府」と覚えた世代ですので、源頼朝が鎌倉で征夷大将軍に補任される前年です。
🗣添乗員さん曰く、
町の領主殿が最初に採れた獲物を町のシンボルとしようと決めた際に、最初に捕獲されたのが🧸熊さんのようで、以来、町の名をドイツ語で🐻を表すベルンと名づけ🐻熊公園も作り、町の紋章にも🧸さんをあしらったのだとか。
ということは鎌倉時代には、🧸さんがベルンの町並みに定住していたのでしょうね。
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※2009年に訪ねた際は、🧸さんが亡くなっていたので、一匹もいませんでしたが、2011年に再訪した際には、雄&雌の二匹ずつがのんびりと寝転がっていました🥰
首都・ベルンの旧市街と新市街を分つアーレ川沿いに熊公園があります。アーレ川はU字型に流れ、🌹バラ公園からのベルン市街の眺望は素晴らしい眺めです。
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※ミュンスター大聖堂の🔔鐘が美しい音色を奏でます。
🌹バラ公園の坂には、奈良県が贈った桜も植えられていました。
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※世界のバラがありました。JFKの白いバラ、プリンセス・ミチコまでありました。
ベルン旧市街が素晴らしいなぁと実感したのは、☔️雨や⛄️雪の日でも町の商売に影響が出難いように、「ラウベン」《Lauben》と呼ばれるアーケードで町が全部繋がっており、総延長6kmもあることです。
このアーケードは幅もあり、実測して来なかったので正確ではありませんが、大人二人が悠々と行き違い出来たので、4mぐらいはあったはずです。
商店街の振興を口にする政治家は多いですが、日本では何をやってくれているのでしょう⁉️
実行性が問われています。
せっかく欧州視察に出かけるのなら、単なる物見遊山ではなく、実りある視察をし、日本の振興に役立てていただきたいです。
そのための納税なら、厭いません。
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※ゲレヒティッヒカイト通りから時計塔を観ます。
レールはここでも低床式LRTが走っています。
欧州では⛲️噴水は富の象徴だそうで、ベルン旧市街にはアンナ・ザイラーの噴水・バグパイプ吹きの噴水・射撃手の噴水・リフリの噴水・子供喰いの噴水・サムスンの噴水・正義の女神の噴水・伝令の噴水・ツェーリンゲンの噴水・旗手の噴水・モーゼの噴水がありました。
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※アンナ・ザイラー女史は自分の財産の全てを病院に寄付したことを讃えて「抑制」の象徴だそうです。
昼食会場は、パックツアーならではの有名レストラン「デッラ・カーサ」《Della Casaです。スイス料理が堪能出来る創業1892年の家庭的な雰囲気が漂うお店でした。
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※焼いたフランクフルト・ソーセージにミックスベジタブル、蒸したポテトを焼いてパイ風に。
ソーセージにはデミグラスソースがかかってます😋
🍺は地元スイスビール、初めてスイスビールをいただきました。スイスのビールやワインは自国で生産し自国でほぼ消費し切ってしまうため、輸入には回らず、スイスでしか飲めないそうです。
ビールは日本人にも馴染み易く飲みやすい、ヴァイツェンビールに近い、スッキリとした味わいでした。
デザートは🍎アップルパイで、凄く甘かったです。食べ終わった方から、ベルン市内で2時間ほど自由時間が設けられていましたので、最初のお目当ては、ココ⬇️
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※このアパートの2階、
2DKの住まいに住んでいました。
天才物理学者・アインシュタインの博物館「アインシュタイン・ハウス」《Einstein Haus》です❣️
リーフレットはドイツ語表記なので、正確には解りませんが、1902年〜09年までベルンに住んでいた間、新婚時代の1903年10月から2年弱を住んでいたようです。
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※2DKとはいえ結構、広かったです。
アインシュタイン博士と言えば、ノーベル賞受賞に繋がった相対性理論。
彼が26歳の時にこの場所で生まれたものです。
相対性理論:E=mc²
時間や空間と慣性力に基づいた考えから、時空間の観測や重力を論じた物理学界での歴史的大発見です。ボッーと生きている私には考えが及びませんがアインシュタイン博士はここで暮らしながら、ヒントを得たのです。
私も部屋に足を入れてみましたが、何も思いつきませんでした😆
気を取り直して、アーケード内をぶら〜り。
やはり気になるのは、鉄道模型や絵葉書です。何か無いかなぁと思ってキョロキョロ歩いていると、有ました❗️
品のいい老婆が営んでおられる鉄道模型専門店です。
観るだけでもいいわよ、気さくに声をかけて下さったので、お言葉に甘えさせていただきました。
当時は1スイスフランとの為替レートは円安で現在は2023年1月23日、1スイスフラン=141.59円ですが2009年当時は1スイスフラン=170円前後でしたので、残念ながら鉄道模型の購入は控えました。
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※ベルンの模型店で購入した古い雑誌、スイス鉄道150周年の特集記事が
掲載されていることだけは辛うじて判りました。
でもせっかくなので、お土産や記念になるかもと思い、鉄道模型の専門雑誌だけは入館料のつもりで購入して退出しました。でも、ドイツ語がわからないので、写真を眺めているだけです😅
が、帰国してみると現地でしか売っていなかったメルクリンの限定モデルやメルクリンのZゲージの模型の欲しかった模型は日本では手に入らず、買っておけばよかったと後悔しています😢
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※ベルンの🧸市章もスイス国旗と共に至る所に掲げられています。
時計塔は、ベルンでも最古の建築物で、当初は町の西門としての役割だったそうですが1530年にカスパー・ブルンナーの手によって時計が作られました。時報の4分前になると、からくり人形がうこきだし、鶏🐓が鳴き道化師の鐘の音と共に子熊の行進が見られます。
ベルンのシンブルといえば、町中に響き渡る鐘の音色のミュンスター大聖堂です。添乗員さんが歩いていらっしゃたので、ご案内していただきました。
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※広角レンズを持っていかなかったため、収まりきれませんでした😅
🗣添乗員さんのご説明によれば、
1421年に建設が始まるも工事が難航し完成したのが500年後の1893年で、スイスで一番高い尖塔だそうです。
高さ100m、正面入口の彫刻は、エルハルト・がキュングによる「最後の審判」を表しているとのことです。左が天国、右が地獄を表現し神に選ばれし人と地獄に堕ちる人を表してているそうです。
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※ため息が出そうなほど素晴らしい作品でした。
ステンドグラスは、1441年から1450年の歳月をかけて製作され、新約聖書をテーマにしているようです。
ベルンでの自由時間を過ごした後は、夕食会場と宿泊先があるインターラーケンに移動します。
インターラーケンは、西湖と東湖の間にある町ですので、インターラーケンと呼ばれています。
名門ホテルや社交場として賑わったカジノもあり、夕食会場は、カジノ・クアザールでした。
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※町の中心にあり、正面にはユングフラウの山谷を眺めることができます。
夕食会場のカジノ・クアザールの庭園で、ツアー参加者の皆様たちと一枚、添乗員さんに撮っていただきました。
私が来ている⚽️サッカーユニホームは、🇨🇭スイス代表チームのレプリカです。
入館の際にボーイさんから👍🏻のサインをいただき、添乗員さんや参加者の皆様に始めて着ている意味をご理解いただけました。
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夕食後は、アルプスホルンの演奏とスイス民族衣装に身を包んだ歌劇団によるスイス民謡が披露されました。
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※この日はハムの盛り合わせとチーズ🧀にサラダ🥗
この地域のことをベルナーオーバーラント《Berner Oberland》と言い、4000m級の山々が周囲を囲みます。
そんな山々を登山電車や🚠ロープウェイで気軽に楽しめる観光地です。
翌朝、インターラーケンから🚌に乗りリチュチューネ川沿いを東に向かい、ラウターブルンネン駅でユングフラウ鉄道🚃に乗車します。
ラウターブルンネンとは、ドイツ語で〝大きな滝〟を意味していて、駅🚉を発車すると坂を登り始まる車窓から右手に見えて来ます。
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※出発は08:33分です。
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《Lauterbrunnen》
※インターラーケンから鉄道🚃で来る方法もあります。
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※観光用列車で、席が段差になっています。レールの間にラック⚙が噛み合うラックレールが見えています。
総延長19km、登山鉄道としては世界一の路線です。略称はWAB、レール幅は800mmと日本の狭軌幅より狭いので、横には、二人席と通路を挟んで一人席の配列です。
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※30分間隔でクライネシャイデックに向かいます。
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※駅名の語源にもなった滝です。
《Staubbach Fälle》白リュッチーネの
谷から落差300m、欧州第二位を誇る滝です。
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《KLEINE SCHEIDEGG》
※ここで急勾配を登れる登山電車🚃に乗り換えて、トップ・オブ・ヨーロッパと言われる
ユングフラウヨッホに向かいます。
16年の長い歳月をかけて1912年に全面開通しました。所要時間は約50分、料金はインターラーケンから往復で176.60スイスフラン、為替レートもありますが現在なら1スイスフラン=141.59円で換算すると、日本円で2万5千円ほどです。
約50分ほどで🚉クライネシャイデック駅に着きます。少女ハイジさんヨーゼフや🐐山羊と戯れていそうな場所です。
クライネシャイデック駅の標高は2061m、ドイツやスイスは㍍表示なので、解り易いです。
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※ここで記念写真をツアー全員で撮りました。
🐶セントバーナード犬もしっかり収まっています。
撮影慣れしていました😅
ここからはラックレール付きの🚃登山電車で急勾配を登って行きます。標高3454mと言いますから、富士山9合目辺りまで登ります。
道中はほとんどがトンネルの中で途中、停車駅はありません。
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※ユングフラウ標高4158mとは、🇩🇪ドイツ語で「若い女性」という意味です。
ユングフラウヨッホ駅は既に標高3454mもあり、富士山頂と同様に酸素は地上の7割弱です。ユングフラウ岳も世界遺産に登録されています。
ユングフラウヨッホの展望台からからMt.メンヒ標高4099mを間近で観ることが出来ました。
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※メンヒとは、🇩🇪ドイツ語で「僧侶」という意味です。
ユングフラウヨッホ駅の展望台から間近に見えるので高さは余り感じませんがメンヒの標高も4000mを越えています。
ユングフラウヨッホのヨッホとは、ドイツ語で肩を意味し、日本でも標高第二位の北岳の鞍部に北岳の肩に当たる部分にある山小屋を北岳肩の小屋とよぶように、山容の鞍部を肩と呼ぶのですね。
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※高校の山岳部の夏山合宿で二度、北岳に行きましたが二度とも雨が降る中の山行で、私の写真の中には北岳関連の写真がないため、安易にググってポチッとしてしまいました。
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※氷河の長さは23.6km、年180m〜200mも進んでいるそうです。ここでも、🌏地球温暖化の影響で氷河が近年、大量に溶けているそうです😱
ユングフラウヨッホ駅の🛗エレベーターにのり、最上階から外に出ると、スフィンクス展望台の広場からの眺望が楽しめます。
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※平日にも関わらずこの賑わいです。2階以上は今でも観測に使われていますので、一般の方々は進入禁止です。
帰りは階段で降りてくると、記念撮影場所があります。
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《JUNGFRAUJOCH》
※人が絶えませんので、
一番少ない状況時に、撮影しました。
ユングフラウヨッホ駅から下界を見下ろすと、グリーンデルワルド周辺も見え、こんな感じです。
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※氷河が削った岸壁が荒々しく露出していました。
ベルナーオーバーラント地方が一望出来ます。
ユングフラウヨッホ駅は、日本の郵便局と提携しているそうで、日本では見慣れた赤い📮ポストがありました。
添乗員さんの話しですと、このポストちゃんと機能していて、投函すると日本に届くそうです。
日本人にしか解りませんでしょうけど、意外な発見です。
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※🏠自宅の母宛てに観光絵葉書を送ってみたところ、私が帰国してから自宅に届きました。
家族に尋ねたら、あの絵葉書は捨てられていました😢
ユングフラウヨッホ駅を後にして下山、クライネシャイデックで昼食です。
スイス料理の定番アルペンマカロニとフライドポテト🍟でした😋ソースは🍏リンゴを甘く煮込み刻んだオニオンを後揚げたオニオンスライスが添えてありました。
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※🍺はスイスの自国内生産ビール、すっきりとした味わいでした😋
クライネシャイデックで昼食を済ませた後、グリーンデルワルドに下山する電車に乗車して、グリーンデルワルドに向かいます。
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右手には、アイガー北壁が聳え立っていました。
🎞主演クリント・イーストウッドの代表作の一つ『アイガー・サンクション』でも度々登場しました。
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※世界三大北壁の一つMt.アイガー。
ヒトラーは国威発揚とアーリア人の優秀性をアピールするためベルリン五輪の前年に、ドイツ遠征隊を組織し、アイガー北壁の登頂を目指すも遠征隊は遭難し大規模な山岳事故に発展してしまっため、事故を隠蔽しました。
この顛末を2008年、ドイツは映画化しました。
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※この映画は観ていて切なくなりました😮💨人の虚栄心もほとんどしないと、他人を巻き込む大惨事になってしまいます。
アイガー北壁がクライネシャイデックからですと、間近に観れます。左端の山は、タイトルバックにも選んだ、ヴェッターホルンという山です。標高3701m、この山は、グリーンデルワルドからもよく観えます。
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※笠雲は天候が崩れる前触れと、言い伝えられていますね。
日本では富士山の頂きに笠雲が掛かると天候が下り坂と言われていますが、スイス、とりわけこの地方の方々は、このヴェッターホルンに☁️雲が掛かると、天候が崩れると言われていて、観天望気の対象の山として、有名です。
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※ヴェッターホルンはお天気を占う山として、地元の方に親しまれています。
先発で出発していた🚃列車がカーブの先に見えています。下界に広がるのがグリーンデルワルドの町です。
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※繁忙期ともなると定時運行んの他に臨時列車の増発もあり、30分間隔が狭まるために先発車両と間隔が縮まり、時には電車でも渋滞が起こります。先に見えている列車が動かないので止まるしかなく、車内は慣れた様子で怒り出す観光客はおりません。
グリーンデルワルドは日本でも長野県松本市・新潟県妙高市が姉妹都市提携をしていますので馴染みのある方も多いかと思います。
標高1034m、人口は4000人足らずの町ですが、かんこうかで賑わいます。
湿度が低いため温度が日本のように30°を越えていても凌ぎやすい町です。
グリーンデルワルドでは自由時間があったため買い物には興味がなかったので坂を上がり、グリーンデルワルド教会まで足を伸ばしました。
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※私たちが乗車して来た112号車です。このレトロ感、良いですね👍🏻
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※車やバスで訪れる方々も多い観光の町です。
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※この看板が通りをハウプト通りと、いいます。グリーンデルワルドのメインストリートです。看板のすぐ脇に日本語が通じる観光案内所がありました。
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※グリーンデルワルドの駅前から、約2.0km、30分くらいの散歩です。隣りが郷土博物館があり、1921年日本人として初登攀した槙有恒さんゆかりの品がありました。
1954年、日本が未だ戦後復興も儘ならないときに、マナスル初登頂の偉業が中学校の教科書に載っていました。慶應大学の山岳部が輩出した登山界のレジェンドです。
東海大学が福島・五色沼温泉に、緑樹山荘を営んでいますが、槙有恒さんから譲り受けた山荘を東海大学ワンダーフォーゲル部の手で維持管理しています。夏山合宿が終わると、すぐに緑樹山荘入りをして、腐らないように、宿泊者が少ない時に、外壁の木に、コールタールを塗るのですが、このタール入り一斗缶やプロパンボンベを麓の五色沼温泉から山荘まで歩荷で上げるのが大変でした😅
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※夏山合宿後に五色沼温泉に入山し、山荘の運営にWV部が携わります。
👊🏻✌️🖐🏻じゃんけんに負けてプロパンボンベを担いだプロパン歩荷が一番辛い思い出です🤣
槙有恒《まき ありつね》さんは、山屋からすれば、雲の上のようなお方です。ですから、山屋の中では槙有恒さんのことを敬意を込めて《まき ゆうこう》さんと、お呼びします。
夕食会場は洋菓子で超有名なレストランです😋ヘーエマツテ公園に隣接していて、室内からは公園の芝生が目にも鮮やかに映ります。
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正式には、グランド・レストラン&コンフィセリー・シューと、いいます。
自家製マンデルトルテの洋菓子店です。
※ここのチョコレートは抜群と聞いたので夕食後にお土産に買っていきました。
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※アーモンドをたくさん使ったドイツのそれはそれは甘い洋菓子です。
翌朝も少し早く起きて日課のウォーキングでヘーエマツテ公園周辺わ散策しめした。
そこで見つけたのは、友好の印として、🇬🇧英国公園の他に🇯🇵日本庭園もありました。
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【インターラーケンにある日本との友好の庭園】
およそ90分、ウォーキングを兼ねて早朝のインターラーケンを散策致しました👣
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公園の芝生が夏なのに、くたびれてはいません。
ヘーエマツテ公園を一周し、インターラーケン・ヴェスト駅《西駅》まで足を延ばしてみました。
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停車中のSBB Re460系】
※スイス国鉄の主役Re460電気機関車。
このスマートなデザインは、フェラーリのデザインを手掛けているピニンファーリナ社。
写真を撮っていると窓越しに手を振っているフレンドリーな私服の男性がいます。
よく見ると、運転士の方でした。スイス国鉄の運転士には制服はないそうです。
スイス国鉄の駅のホームは、とても低いため日本のような転落事故は起こりません。また、入場の出入りは自由のため日本のように、ホームに入るだけでも払う入場券はありません。
ちょっとした驚きでした。
なので乗車するまではタダです。乗ると必ず車掌さんがいますので検札があります。車掌さんはちゃんと制服を着ています。
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※左にあった時計店で🇨🇭土産としてモンデイーン《MONDAINE》の腕時計を買いました。
知る人ぞ知るスイス国鉄採用の正規ものです。
文字盤には、スイス国鉄のロゴと、
スイス国鉄を表す
SBB CFF FFSが印刷されています。
スイスの公用語は、統一されておらずドイツ語表記・フランス語表記・イタリア語表記に、母国語に近いロマンシュ語の4か国語表記が同時表記されているからです。
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※さすがはスイスの時計、一ヶ月での誤差は5秒以内で正確無比ですがこの精度で一本3万円前後の価格です。
秒針の先端が丸いのもちゃんと理由があり、鉄道員が時計を見て列車を発車させる際に、遠くからでも見やすいようにとの配慮からです。
モンデイーンの時計は、スイス国内などの駅にも掲げられています。鉄道は時間に正確に運行されなければなりません。それを陰で支えているのがモンデイーン社の時計です。
僅か3万円の時計が時を正確に刻むからこそ、スイス国鉄は正確な時刻表運行を可能にしています。
最近、JRで駅のホームから時計を撤去し始めています😡誰が考え出したかは判りませんが、効率化を優先する余り、大事なことを、疎かにしています。
JR西日本の福知山線脱線事故以降、JRは平気で遅れます。時刻表運行が無理なら最初から無理な運行計画をしなければいいのではないでしょうか?
スピードだけを追求したところで、飛行機には敵わないのですから、違った視点からアプローチすべきかと、愚考します🧐
最近、JRの遅れが目立ちます。
車内でのお詫び放送も頻繁にある所為か心がこもっておらず、5分15分遅れてもホームでのアナウンスが流れるだけで、遅れを取り戻そうとする気配は微塵もありません。
JR東日本とJR東海の覇権争いで、現に熱海駅では利用者がJRのご都合に合わせている状態で、改札口の通過の場所を強要しており、お客様第一主義など絵空事のようです。
JRの分割民営化は失敗だったという経済アナリストも出て来ました。
★効率化を優先する余り、大事なことを見落としていませんか?
インターラーケンで2泊した後、🚌バスでフルカ峠を越えて、氷河特急に乗車するため、アンデルマットに向かいます。
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※2007年までは開業していたレストラン。🚌が休憩したので、記念に☕️ぐらいは飲んでおくべきでした。
2009年に再び訪れた際には、閉店していました。
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※🎞『007 ゴールドフィンガーのロケ地にもなりました。
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※ボンドが休憩していると、遠くから狙撃されたと勘違いしてしまうシーンです😎
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※アルプスマーモットと呼ばれ、🐿リス科の哺乳類動物です😍
マーモットは、雷鳥と同様に上空が☁️雲に覆われたりすると、姿を現します。天敵の🦅鷹などが獲物を狙い難くなるからでしょうね。
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※🇨🇭の国花・エーデルワイスを抱えています😍
✋手を近づけると、マーモットの鳴き声を発します。
アンデルマットで昼食後に、いよいよ氷河特急に乗車です。さすがに1等車とはいかず、2等車ですが気分だけは充分、味わえます。
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※何を食べたか?失念してます😅
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※標高1447m、人口は1300人ほどの町ですが、東西南北に交わる交通の要衝で、古くから町は栄えました。
現地時間14:19分発ツェルマット行き氷河特急到着を知らせる電光掲示板がカタカタと音を立てて表示されると、気持ちが昂ります。
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※サンルームかと思わせるようなガラス窓が大きくなっている車両です。窓はハメ殺しで、完全空調となっています。
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※地元スイスの🍺地ビールをいただきました😋
スイス国産ビール最大手のフェルトシュレッスヘン、
創業は1876年、147年の伝統があります。
食堂車にあったビールは、ヴァイツェンビールでした。飲むと眠くたくなりますが寝るのが勿体無いので、記念写真を撮ったり、車窓を楽しんだりしました。
世界一遅いと言われている氷河特急ですが、誰も文句を口にする方はおりません。鉄道の旅を満喫しておられるのです。
鉄道のサービスとは何でしょうか?早く目的地に着くことなのでしょうか?鉄道にしか味わえない付加価値があるのではないでしょうか?
そして、いよいよMt.マッターホルンの麓・ツェルマットに到着です。
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※終点ですので、ツェルマット駅が行き止まりです。
ツェルマット、標高1631mにあります。人口は5700人程ですが一年を通して、世界中から観光客が訪れる村です。
スイス・ヴァレー州に属します。
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※私の右隣が雪山社長、この旅行で初めて知り合い意気投合し終始、ご一緒させていただきました🙇🏻♂️
左隣りは近ツリの添乗員さん。
とってもご親切な方で、楽しい旅となりました👍🏻
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※ツェルマットは自然環境の保護から特別に許可された車以外は皆、電気自動車が走り回り、究極のSDGsな町です。
到着した日は☔️雨でした。
☁️雲も立ち込めて、とてもマッターホルンの山容を眺められず、旅行気分も台無しです🥹
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ツェルマット標高1620mにある教会で、一際目立ちます。
宿泊先ホテルへ向かう途中、ホテル・モンテローザを見つけました。
団体行動中なので、入館は致しませんでしたが、ウインパーの足跡はないかと思っていたら、添乗員さんがレリーフが外壁にあることをご教示下さいました。
エドワード・ウインパー。
マッターホルンに初登頂した登山家です。
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※エドワード・ウィンパーのレリーフ。
マッターホルンに初登頂したウィンパーは
ホテル・モンテローザに宿泊後、
ここからマッターホルン登頂に向かいました。
冬山を為さる方々なら一度はお世話になったことのあるウィンパーテントは彼のアイデアと経験から改良された冬山用テントです。彼は元々、登山家ではなく挿絵技師でした。
当時は写真など挿入が技術的に無理だったので、登山隊の様子を挿絵技師が描いて📚本の出版する際に、挿絵として掲載していました。
エドワード・ウィンパーが宿泊した部屋は彼に関する蔵書や装備品が展示してあるそうです。ウィンパーは苦闘6年、1865年7月14日 午後1時40分、8度目の挑戦でようやく初登頂に成功するのですが、その下山途中で同道した登山隊のハドウとクローの両名を滑落事故で失います。
そのため、ウインパーは下山後にスイス政府の査問法廷に出席して取り調べを受けます。
その論争は現在まで続いています。
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ウインパーの緻密な挿絵も多く盛り込まれた登山記録は、度重なる失敗を乗り越えて成功し、直後の滑落事故と法廷審議まで描かれている苦闘の歩みです。
ただ、ウインパーの登山記録は『アルプス登攀記』として出版され、山岳文学の古典として、数多くの国から翻訳され出回っています。
宿に着き、日が変わるまではシトシトと弱い雨が降り続き、明日の日程が残念だなぁと思いながら、床に入ります。
朝、起きて日課のウォーキングも☔️なら止めようかと思い、カーテンを開けてみると、
何と❗️
昨日の雨が嘘のように、晴れ渡っています😱
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※朝起きるまで心配で中々寝つけませんでしたが☁️一つない快晴、雨男としては運を使い果たしてしまいました😆
気分は一気に上がり、悩んでいたウォーキングも開始で、散策を始めました。
冬場はスキー⛷リゾート地になりますが、夏場はトレッキングされる方も多い気がします。
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※寝静まったツェルマット
マッターホルン、標高4478m。
前出したアイガー北壁と並んで世界三大北壁の一つに数えられています。
マッターホルンの頂きの反対側は🇮🇹イタリア領で、国境が尾根伝いに伸びています。
マッターホルンの語源は、マッターは牧草をホルンは山頂とか頂きを意味すると、これまた添乗員さんの受け売りです🗣
マッターホルンは英語表記ですが、マッターホルンのことをイタリアでは、Mt.《モンテ》チェルビーノ《Cervino》と、呼んでいます。
イタリア語のチェルビーノは🦌鹿の角と意味だそうで、🇫🇷フランス※ではマッターホルンのことをセルバン《Cervin》と、表記します。
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この周囲を山々に囲まれた山岳リゾート地です。
山間の村で南北に細長く広がっています。
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※山の朝は早いです。モルゲンロードに染まるマッターホルンに見惚れました。
流れる川はマッターフィスパ川。
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※氷河から溶けた水が途切れることなく、川となり麓のツェルマットに流れ込みます。
🇨🇭の朝食は至ってシンプルです。
🥐にヨーグルト、果実のジュースと牛乳🥛、🥗野菜サラダはかなりの高価なので、朝のテーブルに載ることは稀です。野菜はユーロ圏の🇫🇷フランス・シャモニーでは朝から野菜🥗サラダがバイキング形式で供されるのとは対象的です。
🧀チーズとハムは豊富にありました。
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ツェルマットの始発駅からゴルナグラード鉄道に乗車して、終点のゴルナグラードに向かいます。
鉄道で登れる展望台としては欧州で最も高い標高3089mまで、乗車時間45分で到着します。
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※ツェルマット駅を出発してすぐに、ポスターになるような絶景に胸が膨らみます。
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ツェルマット→リッヘェルアルプ→リッヘェルベルグ→ローテンボーデン→終点・ゴルナグラードです。
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※折り返し運行のツェルマット行きは09:31発です。
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※プラネタリウムがありました。
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駅には、🐶セントバーナード犬がいました。
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※救助犬の首輪にぶら下げている樽には、昔から凍えた救難者を温めるように、ブランデーが入っています。
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※左がモンテローザが標高4634m、右がリスカムで標高4527m。ゴルナー氷河が覆います。
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※ゴルナグラード展望台からは360°の視界でヨーロッパアルプスを見渡せます。
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※ゴルナグラード鉄道もラックレール式鉄道です。
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※ゴルナグラード駅から次の駅・ローテンボーデンまで30分ほどの散歩です。
散策はリッヘェル湖を目指します。
添乗員さんの話しでは、運が良ければ湖面に映る逆さマッターホルンが拝めるかも……。
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晴れていましたが風は強かったです。
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※マーガレットに似たフランスギクにも見えますが間違っていたら、ごめんなさい🙇🏻♂️
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コメントなだらかな下り坂で大変な場所はありませんでした。左の岩場では、ロッククライミング🧗♀️をなさっている方もいました。
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※風が出て来て湖面が波立ち、綺麗には撮影出来ませんでした。
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ツアーはここで二手に分かれ、足腰に自信のない方はローテンボーデン駅から再び、鉄道に乗ってツェルマットに下山します。
私は、エセ鉄男ですので乗車して下山してもよかったのですが、同道なさって下さっておられる雪山社長が、
「せっかくだから、ツェルマットまで降りてみないか?」とお誘いいただきましたので、ツェルマットまで歩いて降りることになりました。
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※ユースホステルの愛犬が人懐っこく、迎えに来てくれました。
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※私と雪山社長だけかと思いきや案外、ウォーキング方々歩いてツェルマットまで下山される方も多く、心細いことはありませんでした。
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※ゴルナグラード鉄道の旧型車は中々、愛嬌のあるツラ構えです😍
添乗員さんの説明では、ローテンボーデンからツェルマットまで歩いて約100分足らずとのことで、雪山社長と歓談しながら下山出来ました。
道幅も広く景色もいいし、天候も幸いしました。
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難しいがれ場や岩場もなく、苦もなく降りて来れました。
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※ツェルマット駅の車庫には氷河特急が控えております
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※ちょうどこの避はツェルマットのお祭りでした。
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※この通りがツェルマットのメインストリートです。
行き交うのは、馬車か電気自動車だけです。
午後は夕食までは自由行動でしたので、かけがえのない時間を過ごせました。
翌朝は雲が多く、晴れていてもマッターホルンの山頂は眺められません。昨日は本当に、ツイていました。
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ツェルマットから一駅電車に乗り、🚌大型観光バスは次の駅で合流して、🇫🇷フランス・シャモニーに向かうます。
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モンブランの麓、シャモニー。
標高1036m、人口は9080人ほどの町でスキー・登山・トレッキングの山岳リゾート地として、またモンブラン初登頂以来、シャモニーは登山の発祥の地として、世界的に有名な場所です。
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※駅前にある広い駐車場からチラッと見えているのがモンブランです。
モンブラン。
標高はフランス国土地理院が2002年に計測した4810mとなっています。ただし、モンブランは毎年平均13cmも低くなっているそうで、2021年にフランス国土地理院が再計測したところ、標高は4807.71mになっていたと発表して物議を醸し出しました😱
🖋万年筆のモンブランのペン先はモンブランの標高4810mにちなんで「4810」と、刻まれているのに、どうしたものでしょう🤔
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※ペン先にはモンブランの標高を表す4810が刻まれています
モンブランとは、フランス語で「白い山」と言う意味です。反対側の🇮🇹イタリア領ではイタリア語表記でモンテ・ビアンコといい、やはりイタリア語でも白い山を表しています。
モンブランの標高もシャモニーは欧州最高峰モンブランの麓の町です。
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※1イタリア領クールマイヨール側から観たモンテビアンコ。
※2モンブランも🇫🇷フランスと🇮🇹イタリアの国境に跨っています。ただ、この国境線は暫定で、未だに両国間で静かな論戦が繰り広げられています。
モンブラン・モンテビアンコの国境論争は1792年のナポレオンがイタリア国の前身・サルディーニャ王国に圧力をかけ、フランス領に割譲したことがきっかけだったと言うから驚きです。
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※先ずはエギーユ・ディ・ミディを目指します。
エギーユ・ディ・ミディとは、正午の時計の針と言う意味だそうで、添乗員さんの受け売りです😅
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※《AIGUILLE DU MIDI》標高3842m
シャモニーから🚠約20分ほどでモンブランの展望台とも言えるエギーユ・ディ・ミディに到着しましたが、あいにくの濃い霧に包まれてモンブランの山容は眺められませんでした😥
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※🚠の車窓から下界を見下ろすとシャモニーの町並みが判ります。
ツェルマットで運を使い果たしてしまったので、仕方ありません。次の機会を楽しみにします。
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シャモニーで連泊して、翌日は🍷葡萄の産地、ラボォー地区の観光に出かけました。ラボォー地区も世界遺産に登録されています。
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※何となく絵になる町でした。
ラボォー地区の観光を終え、宿泊先であるジュネーブに向かいます。旅も終焉、最後の観光です。
ジュネーブのレマン湖畔を散策して、花時計を観て、ホテル・ストラスブルクは入館し、夕食もホテル内のレストランでいただきました。
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ジュネーブでも早朝のウォーキングでジュネーブ駅構内まで見学ついでに行って来ました。
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ジュネーブから✈️チューリッヒ国際空港へ行って、出国手続きの後、スイス旅行は終わりました。
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(終わり)