殿二自治会 日誌13
#地方自治を現場から見つめる自治会長の日記の13回目です。
令和5年6月19日 月曜日 ☁️曇り 気温28.3° 風向・東北東2.2m/s 気圧1002hPa
早朝、月曜日は可燃物ゴミ回収日なので、各ゴミ集積所の巡見から一週間が始まる。地元の住民の方の弁では、ゴミネットを出す時間のAM06:00〜人通りがある07:00あたりに被害が集中するという。
AM06:00~辺りで見回っていると、心細いし人通りはないし本当にこんな活動で役に立っているのか?と、疑心暗鬼に陥る日も少なくない。
・8組→10組→11組→4組→5組に異変なし。今年は🐦⬛の被害がないので、手にしている竹箒も使ったことがないのはありがたい。
急傾斜地の現況も視認 異変なし。
・10組→見晴橋→11組を順番に。
そもそも論として、「急傾斜地」とはどのような定義づけなのか?
①傾斜度θ(30°以上)
②斜面の高さが5.0m以上
③斜面下端に5軒以上の民家もしくは学校・病院の公共施設があることが要件となっている。
下の写真は平成31年3月26日に土砂崩落事故のあった駒越沢B、下流には農業用水である「細谷池」もあり、池が決壊すれば大惨事になったところだった。
これは県土木事務所が駒越地区・船越地区合同の土砂崩壊のために開催した説明会で券が要した航空写真。写真の細谷池から右手に伸びる斜面が駒越地区の急傾斜地特別警戒区域。
この表をご覧いただいてお判りになるように、生い茂る草木への苦情が70%、空家の破損などによる近隣住民への被害や不安は25%と、この2点だけで全体の95%を占める相談が寄せられている。
静岡市は「静岡市緑化造園協会」のビラを準備した。
静岡市緑化造園協会はNPO法人のだが、空家所有者は静岡市の空家物件なら、草木の伐採など年に2回、無料相談に応じている。
有料点検と無料点検がある。空家所有者には朗報だと言える。
空家放置対策も巡見ルートに加えた。なぜなら、6月に参議院本会議で成立したので空家対策特措法の改正案は「空家対策特措法・改正」となった。自治会でも空家対策も現況を確認していく必要がある。
6組→10組→9組→8組→2組→5組のそれぞれの空家8棟を視認し異変なし。
市から送られてきた掲示板用ポスターを貼り替える。今回は、74回港かっぽれ祭りとさくらももこ展、登呂遺跡のSDGsのポスターの3点に絞った。
令和5年6月20日 火曜日 ☁️曇り 気温26.8° 風向・北東2.2m/s 気圧1009hPa
お取引先の電気工事会社から今年の3月に静岡市で配れたという地震の際に役立つ「感震ブレーカー」のビラを戴いたので、カラーコピーし組長会配布資料に加える。小職の記憶では、清水区では配布されていないと感じたからだ。
感震ブレーカーの設置には静岡市から補助金が交付される助成制度がある。詳細は
担当部署:静岡市 危機管理総室 ☎︎ 054-221-1241
Amazonで🏷️ラベルプリンターSR-2500Pを購入した。自治会資料をファイルに保管することから、仕方がないので、自費で購入して、単3🔋電池6本1080円も自費で購入。
帰宅前に自治会レターケースを覗く。
・「夏休み子どもプラモデル教室」
・「子ども将棋」
の開催ビラを持ち帰って、🏠自宅からTwitter、Instagram、Facebookに投稿配信。
殿沢二丁目自治会が駒越連合地区のイベント班なので、駒越生涯学習交流館のイベントを町内だけでなく、広く知られる機会を設けたいと考え、始めた。下のInstagramのスクショがその一例。
組長会の承認を得て申し込みしていた静岡市主催の「地域デザインカレッジ」事務局から、殿沢二丁目自治会の課題についての問い合わせがあった。
急傾斜地での取り組み内容に至る過程を知りたかったようで、静岡市への単なる要請や陳情ではなく、自治会の取り組んで来た姿勢を知りたかったようだ。
この場は陳情合戦ではなく、自治会活動がどのようになされて、活性化に繋がるのか?
「地域デザインカレッジ」と言う取り組みは市の財政負担が重く、毎年毎年9〜10地区に限られているらしいので、殿沢二丁目自治会の姿勢を再査したかったようだ。
全国でも珍しい行政が自治会活動のサポート支援と活性化への取り組み事例として注目されている。
令和5年6月21日 水曜日 ⛅️晴れのち曇り 気温24.0 ° 風向・北2.0m/s 湿度62% 気圧1011.8hPa
今日は二十四節気の「夏至」で太陽黄経90°。この日はPM07:09分から金星と火星、月が天球上に集合する天体ショーが楽しめる日だ。
2023年組長会配布資料ファイルに、6月分の資料を綴じる。
令和5年6月22日 木曜日 ☔️雨 気温22.0° 風向・北北東3.0m/s 湿度71% 気圧1008.5hPa
毎週木曜日は可燃物ゴミ回収事業の日。
・8組→10組→11組→4組→5組のゴミ集積所に🐦⬛の被害なし。
一緒に急傾斜地の現況の視認もしていく。
・10組→見晴橋→11組も観た目には変化なし。
空家放置対策も兼務して巡見していく。
・6組→9組→8組→2組→5組の空家に異変なし。
駒越地区選出の堀 努市議会議員が地区連合自治会常任委員会で報告してくださった通り、駒越地区の隣・不二見地区で一軒、三保地区でも一軒が空家が14条9項により行政代執行により取り壊し作業を市が行っているという。
代執行に要する取り壊し費用は誰が負担するのか?不二見地区のケースは参考にするため今後とも関心を持っていきたい。
最近、この10組ゴミ集積所に殿沢2丁目の住民でない人がゴミをここに捨てているというお申し出を承った。ゴミ当番の方が尋ねてみると、ゴミはどこに出してもいいと市役所の職員から聞いたという。
本当なのだろうか?
しばらくは様子を注視していこうと思う。
「殿沢二丁目 自治会報」25号で、急傾斜地の定義と6月2日の台風2号接近時の急傾斜地の警報レベルの概図を登載し、警戒を呼びかけた。
自治会報に否定的な発言を繰り返す組長も存在するが、めげずに発行していく。
よく見ると、「殿2」のマークがいつの間にかズレて印刷していた。一人で執筆、印刷、投稿、配信をしているので手が回らなかった。
手伝おうと声をかける自治会役員がいないことも残念だ。
自治会レターケースに、「ちびっ子 英語教室」のビラがあったため開催告知を昨日と同様にInstagram、Twitter、Facebookに投稿配信。
「殿二自治会報」25号も同様にInstagram、Twitter、Facebookに投稿配信し、自治会報は組長会で配布するために、📃紙でも用意する。
令和5年6月23日 金曜日 ☁️曇り 気温22.5° 風向・東2.0m/s 湿度77% 気圧1008.9hPa
自宅に「しずおか気分」7月号と掲示板に貼るポスターが届く。殿沢二丁目は166世帯分でもかなりのボリュームだ。隣の殿沢1丁目や港南町など優に200世帯を超える。西町などは300世帯・30組近い組織では配布するための仕分けだけでも1日仕事である。
殿沢二丁目でも仕分けから各組組長宅に置いてくるだけでも半日作業で、静岡市はその業務ボリュームを理解されているのだろうか?
いや、理解しているからこそアウトソーシングするかのように、自治会へこの平凡で退屈な作業を押し付けてくるであろう。
何しろ膨大な📃紙の量である。
ペーパーレスなどはどこ吹く風である。組長宅に配れば、例の組長は80歳の高齢組長に配らせるなんて、文句や不平をタラタラと聞かされる。
自治会長だって、大変なんだよ、爺さん組長。たかだか13世帯の配布で文句を言えるなら、166世帯分の仕分け、各組組長宅11軒、副会長・会計・民生委員の4軒に毎月配布するんですよ。
人に文句を言う前に、自治会長の立場を一度でも考えたことがあるのだろうか?
よくそんなわがままで、自治会長になりたかったなどと言えたものだ。
配布準備をする度に、あの組長のご尊顔が頭に浮かんで憂鬱だ。
帰宅して夕食を食し、仕分けを始め終えたのが21時を回っていた。
NHKの人気番組『チコちゃんに叱れる』を見逃してしまった。土曜日朝の再放送を観ることにする。
令和5年6月24日 土曜日 🌤️晴れ 風向・東北東1.8m/s 気圧1023.7hPa 湿度72%
昨日、見逃した『チコちゃんに叱られる』を観てから朝のスタートだ。
Amazonで注文していたマチのあるファイル袋が届けられ、組長配布資料を仕分けして梱包する。
マチのあるこのファイル袋にも入り切れない資料が本当に必要なのだろうか?
静岡市も真剣にペーパーレス化に取り組んだ方がいいと愚考する。町の印刷所業界の下支えにはなるが、これらの資料を送りつけられる自治会長は各組に仕分けし、組長は各世帯に配布するこの旧態依然としたアナクロチックな体制は、替える時期にさしかかかいるのではないか?
先週に参加した折戸生涯学習交流館で開催された清水海岸浸食災害防止対策促進期成同盟会の議事録と資料をFacebookと、このnoteに投稿配信。
令和5年6月25日 日曜日 ☁️曇り 気温24.5° 風向・東北東1.0m/s 湿度75% 気圧1014.0hPa
駒越学習交流館で清水ゆかた踊り 練習がPM01:30より行われる。みなと祭りへの準備が始まっている。 駒越地区は清水21自治会の中で唯一、みなと祭りの「地踊り」と「総踊り」の両方に参加している自治会なだけに、練習にも熱が入る。
会計から駒越連合地区に上納する殿沢二丁目自治会負担分の港祭り協賛金36,200円が準備出来たとの連携があり、いただきにあがる旨、返電する。
週末に届いた掲示板用ポスターもあり、掲示板が汚れていたため、近くの、ホームセンターで洗浄用の機材を自費で購入し、自治会内の蕎麦屋「山定分店」で蕎麦を食べ、店長と会計に菓子折りを購入しておいたので、両人に渡す。
山定分店には、避難所開設の際には、食当をご好意で引き受けて下さっている。
会計から協賛金を預かると掲示板清掃に取り組みポスターを刷新した。
殿二自治会日誌13は、終わり14へ。