卵巣嚢胞発見までの振り返り その②
36歳の冬に、今の夫であるしじみさんと結婚しました。
(目がしじみみたいに小さいからしじみさん)
結婚を機に、身体のチェックをしてみようと思い市の無料検診を受けることに。
何度か行ったことがある、家からも職場からも近い女医さんのクリニックへ予約。
その年無料でできるのは乳がん検診が対象だったけど、生理痛が重くなってることが少し気になっていたため、プラスでエコー検査もしてもらいました。
この女医さんは口数が少なくクールな雰囲気。
苦手意識がありましたが
「近いから仕事の中抜けで行ける!」というメリットが捨てがたく、他院を選ぶという選択肢はありませんでした。
* * * *
排卵日あたりに胸の張りや痛みがあって心配だったけど、それはホルモンの関係で問題ないとのこと。
(胸のマンモグラフィーは、想像以下ではあったけどめっちゃ痛かった!)
ただ、追加でしたエコーの方で問題が発覚。
■右の卵巣が腫れて大きくなってる
■生理痛の原因はおそらくそれ
設備が整っている大きい病院で診てもらう様にと隣の市の市民病院への紹介状を渡されました。
楽観的な性格+病気への知識皆無+クリニック側の対応がめっちゃ事務的だったこともあり、この時はあまり実感が湧かなかった。
卵巣って大きくなるんだー!とか、
紹介状って初めて見たー!とか、
紹介状に書かれた「御机下」って何て読むん?とか、
明日も仕事の調整せんといけんな、とか。
今まで概ね健康で個人病院以外行ったことがなかったため、正直若干遠足気分。
* * * *
今になって思い返すと、
わたしはこの時、後悔する選択を2つしています。
1つ目は、
相性が良くないなーと感じつつ、職場から近いという理由でクリニックを変えなかったこと。
2つ目は、
紹介してもらう病院を相手任せにしたこと。
何にせよ初めての経験だったので、右も左もわからず選択の余地はなかったかもしれない。
でも、この時もっと自分で考えて行動していたら遠回りしなくても良かったんだろうなと思います。
《その③へ続く》