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汝疑うことなかれ

『インターステラー』の備忘録。
画面酔いのプロなので酔った。
音量の影響で座席が揺れていたこともあり、宇宙船に乗っている気分になれた(ポジティブにね)。

信じる者は救われる、疑うことなかれ、かなと思った。疑うことが人の常だけど、信じていなさい。

選ばれた2人の人間

マーフィーは勿論、アメリアも"彼ら"に選ばれた人間なのではないか。
地球人が2つのプランを考えたように、"彼ら"も2つのプランを考えて「2人の人間を選んだだろうな〜」とポップコーンを食べながら思った。

•導く父親(クーパー、ブランド)の存在
•愛を信じ、信念を貫くことができる
が主な共通点で、選考基準かな…
マーフィーとアメリアは共通点が多く、対比の関係として描かれてる。

未来人の2つの計画

A.マーフィーが実現する地球人がステーションで暮らす計画

B.アメリアが実現する別の星での新たなコロニー作成計画
アメリアを母体とすれば受精卵を使い、あの星で人口を増やすことができる。あとあの受精卵の中にアメリアとエドマンズのものもあるんじゃないか…?
アメリアはマン博士のように孤独に絶望することなく、彼女はクーパーやSTARの愛を感じながら待つのだろうな。
クーパーが迎えに来ても彼女はエドマンズが眠り、育んだ星に残りそう。

未知への旅

地上に足跡を印したあまたの生物のなかで、月を見る習慣を持ったのはヒトザルが最初だった。覚えてはいないが、小さなころ〈月を見るもの〉は、山々の背にのぼる青白い顔を見て手を上げ、それにさわろうとしたものである。

『2001年宇宙の旅』アーサー•C•クラーク著、伊藤典夫訳、ハヤカワ文庫

鑑賞しながら2001年宇宙の旅を思い出した。
マーフィーはあの世界で月面着陸を信じていた。
クーパーは最初と最後の2回宇宙へ旅立つ。
未知を目指す者、信じる者がいるから人類は生き残れたのだろうな。

汝疑うことなかれ。

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