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自分を豊かにする “新しい出逢い”の作り方・育て方 – 地域旅行のススメ -

昨日は鴨頭さんのボイシーに先日書いた記事をご紹介いただいて、出勤時に車の中で驚いた川本です。いつも引き上げていただいているため、自分自身ももっと成長して、色々な方に影響を与えていける存在になりたいなと強く思いました!!

僕は、普段、地域のお仕事をする中で様々な場所に行く機会があります。ある意味、旅をすることが仕事であるといっても過言でないくらい、色々な現場に足を運ぶ機会があります。その中で、よく課題として触れるのが「空き家」の問題です。

この空き家対策の中で、よく耳にするコトバ「アルベルゴ・ディフーゾ」について、そしてそこから考える未来について、書いていきます。

そもそも、アルベルゴ・ディフーゾって何?

アルベルゴ・ディフーゾとは分散型ホテルのことを指します。このコトバの発祥の地はイタリアで、日本に次ぐ 少子高齢化・人口減少が問題視されており、日本と同様に空き家問題があります。空き家問題を観光産業で解決するために、集落内の空き家をホテルとして再生し、レストランなど滞在できる仕組みを作ることで、地域をまるごとホテルにするような取組です。実は、様々なエリアでこの取組を参考に、プロジェクトが進んでいたりします。

例えば、広島県江田島市にはKIRIKUSHI COASTAL VILLAGEという施設があります。空き家をリノベーションしたスペースで、魚屋・カフェ・ネイルサロンなどの事業者も入っており、複数の機能を持った場所です。現在、宿も運営していて、観光客も増やしていく取組をしています。地域の方を巻き込み、様々なイベントを実施していて、非常に活気がある印象があります。

(参考)ひろしま里山グッドアワード 紹介文

こういったプロジェクトは、地域ならではの 歴史・文化、そこで暮らす人たちのライフスタイルなどを発信するすごくいい取組です。アルベルゴ・ディフーゾは、その土地が持つ歴史や文化を物語る装置です。時代にマッチした取組がうまれることは、新しい観光のあり方だと感じています。

引用 KIRIKUSHI COASTAL VILLAGE

地域のことを知ること・伝えることの大切さ

今、日本には海外からものすごく沢山きています。しかし観光大国になってくると、人は多い反面、観光地の均一化が起きてきます。例えば、宿・お土産など、どこに行っても似たものになってくる傾向があります。最近では、オーバーツーリズムが問題視されており、イマイチなおもてなし、質の悪いお土産、嘘くさい宿なども増えているようです。コロナが明けた今、従来の観光の概念を問いただす時期にきていると感じています。

現在日本の観光地に人が溢れていますが、これからの観光は徐々に本物が求められてきます。アルベルゴ・デフーゾの本場イタリアでも、それが起きています。

地域をまわるからこそ思いますが、観光地以外にも素晴らしいものが沢山あることを地元の方々も含め、その価値に気づいていない傾向があります。ただ、過疎が進むエリアはどこも人がいなくなり、仕事自体が減ってきています。放置していると、その土地はなくなる可能性さえあります。

それでも可能性を感じ、田舎に若者が移り住むことを決意して、新しい経済活動を育て、地域の文化を守っていこうとする人がいます。一緒に、日本の地域を守っていくためにも、地域の価値をしっかりと伝えていくことで、海外の方だけでなく日本の方にもファンになっていただきたいです。

きっと、観光や空き家問題だけではなく、自然環境の保全・子育て支援など様々なプロジェクトでも言えることではないでしょうか?

みんなで伝えることをすることが、みんなの地元を守ることにもつながります。だからこそ、関心を少しでも持っていただきたいなと!

人生を豊かにするための“新しい出逢い”をつくる旅を計画中!

仕事の関係で、様々な場所に行き、たくさんの出逢いによって、新しい価値観を得ることができています。旅にはそんな可能性があります。僕は現在、そんな“新しい旅”・“新しい学び”を提供できるサービスの立ち上げを計画しています。

地域の方々は、もっと多くの人にプロジェクトを知ってもらい、来てもらうキッカケを求めています。僕らは、地域の中で研修・コンサルティングなど仕事をする中で、現場に一緒に行きたいという声は多数聞きます。

地域プロジェクトを観光資源ととらえて、色々な出逢いを生み出す旅のプロデュースをしていきたいと考えています。僕らのプロジェクトで、地域の全てを変えることはできませんが、小さな経済循環を起こす渦になれたらいいなと思っています!

あなた自身も“自分を変えたい”と思っていたら、知らない場所へ旅をしてみてはいかがでしょうか?自分の道しるべをつくるだけでなく、そこで消費をすることが、地域文化を残すキッカケにもなります♪

まとめ

今日のブログは、以下の書籍を参考に書きました!イタリアの現場の話、哲学的な内容が多く書かれている書籍でした。

ある意味、読書も知らない自分に出逢う旅みたいなものですよね。最近、色々な知見を増やして、面白い発信をしていけたらなと♪いつも読んでいただき、ありがとうござます!

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