#1 10年メモとnote
2018年の4月から10年メモを書き始めて4年が経った。
10年メモをはじめたのは、今回noteをはじめてみようと思ったきっかけと同じようなもので、自分の毎日の出会いや出来事を書きとめておきたいと思ったからだ。
ある日InstagramかTwitterのタイムラインに10年メモの紹介が流れてきて、その存在を知った。オンライン販売もされていたけれど、できれば現物を手に取って購入したいと思い、代官山の蔦屋書店にわくわくしながら向かったのを覚えている。
購入の機会にネットで調べてみると10年日記、と呼ばれるものは世の中にいくつかあるようだった。私が購入したのはnuさんが販売している「10年メモ」。表紙は布張りの装丁で、無駄なものが一切ないシンプルなデザインをしている。
nuさんの10年メモは、見開きで左側のページには10年分の1日が並び、右側は完全にフリーになっている。日記だから書き方のルールなんてないんだけど、私は左側のページにその日に行ったことや起きたことなど事実を淡々と書いて、右側のページに思ったこと、感じたことを書くようにしている。
10年メモの1年目はただ普通の日記で、楽しいのは2年目になってからだった。
去年の自分がどこで誰と何をしていて、何を感じていたのかを振り返りながら今年の日記を書くことができる。
私は今年で5年目に入ったけど、日記を見ていると驚くことも多い。
例えば5/2を振り返ってみる。
自分の生活の変化をすごく感じる。一方で、右側のページに書いてることは結構変わらないことも多い。こういうことが嬉しかった、こういうことが悲しかった、の部分は同じような言葉が並んでいて、人の感性とかはそう簡単に変わらないのかなという気がする。
10年メモは今後も楽しんで書いていく予定だ。もともと何かをコツコツと積み上げていくのが好きな自分に10年メモはすごくあっていたと思う。字を書くのも好きな自分は、忙しい一日であっても10年メモを書く時はできるだけゆっくり綺麗な字を意識している。その時間はすごく落ち着く。毎日寝る前にその日あった出来事を振り返りながら10年メモに書き足すのは自分の日課になっている。
とはいえ1日あたり数行しかかけないのは事実(自分の文字サイズで文字数を数えてみたら1日あたり平均150文字ぐらいだった)。日々暮らしているとびっくりするぐらい印象的なことが、1日にたくさん起こることもある。その時のことをよりリアルに、より丁寧に書き起こしたいと思うときもあった。
今後はそういう経験をnoteに書いていきたいと思い、思い切ってキーボードをたたいている。正直今回記事(とよんでいいのか)を書くにあたりかなり抵抗感があった。
かっこいい記事を書かないととか、たくさんの人に読んでもらえる記事を書かないと、とか。FacebookやInstragramのようにクローズドな友人に対して簡単な投稿をシェアすることはあっても、自分の素の文章をここまでオープンな場に記載した経験がないからだ。
(追記)事実5月2日に一度記事を書き上げたにもかかわらず投稿はそれから約半年後の本日11月29日になった。それぐらい勇気のいることである。
noteは、あまり気取らず、かっこつけず、書きたいと思った時に書ける場として使いたい。これからの出会いやこれから起きる出来事を書くのはもちろん、過去の出来事で、10年日記にはほんの数十文字でしか書かれていない内容を当時のことを思い出しながらこのnoteに書いていくのも面白そうだと思う。
最後に、、、この記事を書くのに1時間ぐらいかかった。もう少し気楽にかけるようにしたい。あらためて10年メモの気軽さも実感。