シャニマスアニメ化が成功する理由は全てストライクウィッチーズが教えてくれた
シャニばんは。ベンプです。
今回、下記の記事の後編として書かせていただいています。
カウンターとして言及した元記事は下記。
なんですけども……………………
炭酸水くんが言いたいこと全部言ってくれたんですね。
後、さらに記事とカウンター記事に言及してくださったカウンターカウンター?記事も生まれました。
chrisPさんによって元記事と炭酸水くんの記事に横たわる"解像度"だとか"実在性"というワードの曖昧さについての考察、という形で読みやすく、両記事の問題点の指摘として非常にありがたい記事になってます。
むちゃくちゃ嬉しいね…………
いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…………………………
オイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここまでやったら俺のやることがなくなるだろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!
やることなくなったので本記事はこれで終了です。
いかがだったでしょうか?
シャニマスアニメ、楽しみですね。
ベンプでした。さようなら。
まぁ、書くけどね。
シャニマスアニメ化について懸念される事項については、元記事と炭酸水くんの記事で言及されております。
僕は切り口を変えて、じゃあどうすれば成功すると思う?に言及したいな、と思っております。
そもそもアニメの成功ってなんだ
見出しの通りですが"成功"って何?
円盤の販売数でしょうか?
認知度の向上?
関連グッズの売れ行き?
様々な観点から見ると「あらゆる側面から見て成功」と言えるアニメーションなんてないんじゃないか、と思います。
そこで、ここでは"成功"を原作を常日頃から楽しむプロデューサーたちが良かった!最高のアニメだ!ぜひ他の人にも勧めたい!と感じるかどうかとしたいと思っています。
これはシャニマスというゲームを日々やっている人間の満足もあれば、アイマスには初めて触れる、という方にも受け入れていただける、シャニマスかぁ〜ゲームやってみようかな?と思えるものになっているか。
じゃあそう思う要素を分解したいかな、と考えました。
視聴者の満足を構成する要素って?
僕はおおまかに二つかなと感じました。
・メインストーリーの面白さ
・各キャラのパーソナリティが理解できる
一つ目は言わずもがなですが、二つ目はこのゲームを楽しんでる方特有のポイントかと思います。
もちろん、通常の原作があるアニメーションにもキャラクターの描写は付きまとう問題ですが、ことシャニマス、いえアイマスシリーズにおいては重要視される要素かと思います。
現在アニメ放映されているU149でも各キャラクターにずっと応援してきた人たちがいますし、例えば特定のキャラのみが贔屓されると納得いかない方も多いでしょう。
メインストーリーの面白さはどう面白くするのか、構成や演出……など触れる部分が多いですが、ここに言及するのは自分がやること・やれることではないと考えています。
大層に語れるほどアニメを見ていないし。
プロのみなさんに任せたい。
なので、これ以降の内容では「各キャラのパーソナリティが理解できる」という要素について、シャニマスアニメではどうあるのが良いのかを考えていきたいです。
モデルケースから学ぶ
何事も一から組み立てていくのは苦労するものです。
なので、僕が知っている作品で、下記の二つの条件を満たす作品のケースを考えることにしました。
・複数人(二人や三人ではない)のメインキャラがおり、各キャラクターのパーソナリティにもれなく触れるエピソードがある
・アニメ的な成功と言える作品(曖昧に、イメージとして)
………………………………………………………………………………………………………………………………ある。
僕が心からめちゃくちゃ好きで、上記の条件を間違いなく満たしているアニメが。
そう、2008年7月にアニメ化されたアニメーション、「ストライクウィッチーズ」です。
お待たせしました。
アニメ化されてから15年経ちますが、こちらストライクウィッチーズシリーズはストライクウィッチーズ2、劇場版、ROAD to BERLIN、さらにスピンオフとしてブレイブウィッチーズ、ルミナスウィッチーズと『ワールドウィッチーズ』とシリーズ名を題し、脈々と続いているコンテンツとなります。
『成功しているアニメーション』としてこれほどわかりやすいものもないのではないでしょうか。
そして、上記で述べた僕が思う"成功"を構成する要素の一つ、『複数人(二人や三人ではない)のメインキャラがおり、各キャラクターのパーソナリティにもれなく触れるエピソードがある』が間違いなくこのアニメシリーズにはあります。
主人公、『宮藤芳佳』が所属する"第501統合戦闘航空団"には11名の魅力的なキャラクターが所属しており、さらにそれぞれに出身空軍の違い、階級の違いなどで関係性があります。
アニメ内では各キャラの性格やバックグラウンドをはじめ、キャラ間の関係性などが12話という短い時間の中で余す所なく触れられており、これこそがシャニマスが目指す形ではないでしょうか。
また、際どいズボンを穿きながら、少女たちが世界の平和を守るために異形の敵「ネウロイ」と戦う、という可愛いキャラデザとのギャップとしての戦争の厳しさ・哀しさも扱っているところが、アイドルとして活動することの厳しさ・辛さも描いているシャニマスとの親和性も感じる所であります。
じゃあストライクウィッチーズはどういう構成だったの
モデルケースから学んでいくには12話という短い時間でストライクウィッチーズが何を表現したのかを追いかける必要があります。
第1話「魔法少女」・第2話「私にできること」
いわゆるイントロダクション的な最初の二話です。
ここで、このアニメの共通認知である「ウィッチ」や「ネウロイ」、「ストライカーユニット」、そして「宮藤芳佳」というキャラクターの置かれた境遇、「坂本美緒」というキャラの立ち位置が描かれることとなります。
本アニメのウリである銃器を用いた空中戦も描写が入り、事前知識のない視聴者方も概ねどういうアニメなのか、どういう世界観なのかのイメージをつかむことができます。
シャニマスアニメがどういう形で最初入るのかはわからないですが、キービジュアルを見た限り真乃の「スカウト」から入るのではないか?と感じます。
なんとアニメ・ストライクウィッチーズでもすでにストライクウィッチーズに所属している少佐・坂本美緒が宮藤芳佳の治癒魔法を偶然目にし、その力に惚れ込んで軍へスカウトするところから始まります。
イントロダクションとしても素晴らしい詰め方ですし、宮藤芳佳の境遇や、坂本美緒の豪放磊落な性格の表現などやはり見るべき所が多く感じます。
第3話「一人じゃないから」
宮藤芳佳がストライクウィッチーズに正式加入し、各メンバーの紹介、元いたメンバーからの加入することに対しての反応など伺えます。
ここでは、新たな戦友にフランクに接してくるメンバーもいる中、バルクホルン中尉だけには新たに所属することを快く思わず、厳しい言葉を浴びせたりといった一幕もあります。
そしてこれより苦楽を共にする親友となる、リネット・ビショップ軍曹との馴れ初めが描かれます。
ストライクウィッチーズとして初めて戦場に行く描写も。
第4話「ありがとう」
前項で述べたバルクホルン中尉がなぜ宮藤芳佳の加入に否定的であったのか?それがバルクホルンの境遇や性格と共に描かれるいわば深掘り回です。
ここでは、ストライクウィッチーズをまとめ上げる存在で、かつバルクホルン中尉と出身空軍が同じミーナ中佐が激しくバルクホルンを慮るシーンや、想うが故に叱責するシーンもあり、この周辺の関係性も伺うこともできます。
第5話〜9話
大きく省略しますが、概ね5話から9話まで、3・4話を含めるとたった7話という短い時間で、各キャラクターとその周辺の関係性が深掘りされていきます。
これだけの短い時間でペリーヌと坂本少佐の関係性、シャーリーとルッキーニの間にある相棒関係、バルクホルンとハルトマンの間にある信頼感、ミーナ中佐の坂本少佐やストライクウィッチーズへの想い、サーニャとエイラの互いを思いやる気持ち、すべてにうまいこと触れ、うまく各エピソードを面白いものへと昇華します。
各個人のパーソナリティに触れることも忘れず、そう考えるとシャニマスがアニメになったとて、16人のキャラクターの想いや個人の性格を表現するのはそう難しくないのでは?と思わされます。
ストライクウィッチーズから学べるもの
上述した構成を考えれば、意外と各個人を表現することは十分に可能じゃないのか?と思わされます。
特にストライクウィッチーズは1話・2話をイントロダクションに、10~12話を最終章に使用していますし、そこを少し削ってしまえば殊更に問題ないような気がします。
また、アニメという特性を考えれば、例えばレッスンシーンや、事務所でのなんでもないシーンでも、メインとなっている会話の端で各キャラがどういうアイテムを持っているか、どういう過ごし方をしているか、などでシャニマスらしい細かい描写も可能ではないかと考えています。
それ以上深掘りをしていきたい!と感じた方はゲームに触れていただければ良いので、ゲーム内シナリオへのよい導線になると僕は感じています。
アニメにすべてを求めるべきじゃない
そもそも見出しの通り、初期4ユニットしか出ない、というところから成功を目指すためにも、ゲーム内シナリオで触れられるような重厚感あるモノをすべて表現するのは確実に不可能でしょう。
その前提に立ち、ストライクウィッチーズというモデルケースを考えればかなりアニメ化に期待が持てそうと筆者は締めくくろうと思います。
モデルケースを考えることで尺の問題でキャラの深掘りが難しいという懸念は払拭されるのではないか?と考えております。
何より……………動いているみんながみてえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おわりに
書きましたが…………………
お蔵入りにして〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!と思っています。
そもそも、シャニマス好きな方にとっては若干論点が違うものになっているのではないのか?と現在感じています。
今回記事内で触れた内容としては、「シャニマスというコンテンツに触れたことがない方がシャニマスアニメに触れた際に満足行く内容になるか?」にすり替わっていたような気がしてなりません。
でもそれ書くの難しすぎるから記事公開しちゃお。ワロタ!wと思ってます。
でも実際、「16人それぞれのパーソナリティと関係性を1クールという尺でしっかり描く」はそう難しくないと感じています。
楽しみですね。
いや〜〜〜〜、シャニマスアニメ化早く始まってくれねぇかな………いつから!?2024年春か…………
じゃあこの記事読んでくれた人はそれまで……………
ワールドウィッチーズシリーズを見て待とうか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あと、なんかこの企画はシャニマスファンが集うdiscordサーバー『SHINY CORD』より生まれました。
前編記事でだいたいのこと書かれてワロタ〜〜〜〜!!!!!って思ってましたけどどうにかなりました。
今後も変わらずnoteとかいろいろ書いていきます。
ベンプでした。さようなら。