βoyon 3号機のアップグレード その1
介護ネタを書いたら気分が下がったので、趣味の話題を書こう。
スピーカーといえば βoyon
スピーカー作りに明け暮れていたころの写真を載せてみた。
左が2号機、右が3号機。のはず・・・。
なんと撮影日は 2015-5-10 です!
9年前です!そんなに経つんだ。
月日は百代の過客にして・・・
すごいな、自分でびっくり!
左側の2号機は人にあげました。右の3号機は今もおれの机の上にあります。
くっきりとした良い音がでましが、アップグレードしてみたくなりました。
スピーカーユニットといえば Fostex
今はFostex の FF85WK で組んでます。
Fostexはとても評判のよい日本の老舗メーカーです。
これをワンサイズアップしたい。
スピーカーは径が大きいほど低音がでます。
その逆もまたしかり。
8cmのスピーカーだとどうしても低音はモノ足りません。
10cmまでなら箱に収まりそうなのでアップグレードしてみよう。
注)大きくするからといって必ずしもアップグレードになるわけではないです。わかりやすいタイトルの都合によりこうなった。
穴を拡大はちょっと面倒
8cm クラスから 10cm クラスに交換するので、取付穴部分を拡大しないといけません。
既に組みあがってる状態から穴を開けるのは面倒なのです。
まず、自在キリが使えない。
ついでに、箱の厚みのせいでボール盤の台にも載らない。
糸ノコも無理。
となると、ジグソーで地味にカットですな。
キレイな正円にカットするのは無理です。
どうせ見えないところだから雑でもいいんですが、きれいな正円にしたい。
そうだ、ジグを作ろう!
これをポリカで印刷して、スピーカーに載せる。
ベアリング付きの習い加工ができるトリマービットでまるくけずる。
バッフル取り付け穴のサイズは 73 → 93 に拡大することになる。
ところで、バッフルって・・・なんでしょうね。
昔からスピーカー界隈でよく聞くんですがピンとこない。
調べてみたら、スピーカーユニットが固定されている板のことみたい。
知らなかったよ・・・
オレンジの部分は全部バッフルなんです。
作ってる側からすると、そこはスピーカーの筐体なんですけど~。
次から堂々とバッフルを連呼しよう。
スピーカーっても、もともと箱じゃなくて板についてたんです。
平面バッフルといいます。
車のほうがバッフルのイメージが伝わりやすいかもしれません。
青いところ全体がバッフルです。
なお、4か所ビス止めしてる黒い部分をインナーバッフルと呼ぶみたい。
ユニットを固定してるけど、バッフルではないです。
微妙に意味合いがずれるので注意してください。
いい気になって、バッフルが~とか言わないように。
バッフルとユニットのサイズの違いを吸収するためのスペーサーみたいなもんです。
音質の影響もあるにはあるみたいだけど、どちらかというとバッフル本体をチューニングしないと効果は薄いはず。
おれもかつて、ドアのデッドニングとかやってました。効いてるのかわからん。
そんなこんなでジグをポリカで印刷中。
あーぁ、また反ってるよ。
ベッドは 90℃ですよ!これでもダメなのかー。
でも、ぎりぎりでトリマー使えそうです。
しかし、現物合わせすると寸法足らずでした。ちょっと縮んでしまった。
両端のサイズは 図面では120mmですが、実測は 119.5mmです。
しかも、スピーカー本体は120.5mmでした。1mm合わない。
調整して印刷しなおします。
今日の作業はここまで。
その2 に続きます。
来週できるかな~。
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